Category: コラム

【コラム】撮影プロと競技プロ

 

多くの一般の方に勘違いされやすいスノーボードのプロ。
撮影プロと競技プロというテーマをきっかけに改めてスノーボードのプロフェッショナルなことを考えてみました。
と同時にこんなことをしてみたらいいんじゃないか?ということを提案してみました。
みなさんのご意見もいただければ、幸いです。

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文:飯田房貴
e-mail: fusaki@dmksnowboard.com

 

スノーボードのプロは、大きく分けると2つ。
1つは、撮影し編集された映像作品を見せるプロ。
もう1つは、競技プロ。

両方できることに越したことはないが、現代のスノーボードの世界ではなかなか難しい。
競技で活躍できても、なかなか優れた映像作品を残すことができないのが現状だ。

例えば、ここに1つの実例を示したい。

以下の動画は、今年デンバーで開催されたRiders’ Poll 17の模様だ。
さながら、スノーボード界のグラミー賞(音楽)、アカデミー賞(映画)と言っていいだろう。世界のスノーボード・メディアを牽引するTransWorld SNOWboardingが主催する賞でもある。

その中でノミネートされた映像プロダクションが以下。

そして、さらに映像パートでノミネートされたライダーが以下になる。

いずれのライダーたちも、メインストリームの大会には出ていない。当然、オリンピックには出場しないようなプロだ。でも、スノーボード界でとてもリスペクトされているプロで、きっとスポンサーなどから良い報酬も得ているプロフェッショナル・ライダーだ。
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【コラム】TOMBOYがプロデュース!白馬47初心者パーク

文: 青山 奈央世

最近のスキー場には”パーク”と呼ばれる、
ジャンプしたり、鉄の上を滑ったり、
気持ちよくターンしやすい場所を
わざわざ作っている遊び場があります。

てな感じで、文章にするとうまい人しかいない場所みたいですが、
まさにうまい人ばかりのところもあります。

長野県白馬村にあるHakuba47は
そのパークがとても充実している代表するスキー場。
HYWODがプロデュースするメインパークでは
日本トップのプロスノーボーダーの姿を毎日のように見かけます。
そして、簡単そうにいろいろしてくれます。

そんなメインパークの隣のコースに、実は初心者用のパークがしれっとあります。
R6ってところ。

実はですね、そこをTOMBOYっていう私の所属してる
ガールズプロスノーボーダーのチームでプロデュースしてます。

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【コラム】それぞれの地域のローカルショップの存在理由

 

文:坂林聡樹(トリックスター)

スノーボードをしていていつもうれしく思う事。
それは、滑る仲間がいる。ということではないだろうか?

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ショップを続けて思う事。
もちろんみんながショップでギアを買ってくれる事はとても感謝して、嬉しい事です。でも、そこで集う仲間が増えて行く。知らなかった人同士がショップを通じて仲間になって行く事を僕はずっと見てきました。中には仲間になった人同士で結婚する人も。

ショップには販売以外に、「時の流れ」があります。

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【コラム】RedbullTVで見えたもう一つのBurton Rail Daysの姿

文:ミスターP

Burton Rail Daysは、ジャム・セッション。
改めてジャム・セッションを説明すると、ライダーが滑りたいだけ滑れるというコンペティションだ。つまり、ハイクアップをガンガンして疲れ知らずのライダーはより結果を残せる可能性が高まるというわけだ。

そんな中、興味深く便利だと思ったのが、RedbullTV電光掲示板。

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これを見ると、各ライダーの滑ったランの数がわかる。
クリックすれば選択したライダーのランに飛べるシステムで、同時にライダーのリザルトのようなものとしても受け取ることできるのだ。

イーサン・デイスのハイクアップがちょっと少ない。まさか、みんなが頑張ってランしている時に、ちょっと休んでいた!?
もしかしたら、しゃかりきになって結果を求めていたのではなく、ゆったり気分でコンテストを楽しんでいたかもしれないね。

ちょっと意外なのが、角野友基もヒートの中では少なくて、集中して一発一発に賭けていた印象。
逆に他の海外のライダーは数多くのランをこなし、ストイックさが浮き出た印象を受けた。

ちなみに稲妻のようなマークは、クラッシュだ。

ともかく、こうして見ると、また違った印象のBurton Rail Daysの大会が見えて来る。

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集中して挑んでいたが、残念ながら勝利の女神は微笑まず。普段のスロープ会場よりも狭いところで3発のジブ・トリックを入れる難しに苦戦したかな。

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ちなみに、今、世界が注目しているライダーの一人、ハーフパイプなどクリエイティブにライディングするベン・ファーガソンもインタビューアーとして来日!ベンは、Dew TourやUS Openなどでもコメンテーターとしても活躍して、多才な人物だね!

 

【コラム】スケボー、サーフィン五輪種目への違和感はどこから?

 

Story: Fusaki IIDA
fusaki@dmksnowboard.com

スケートボードとサーフィンが、五輪種目候補に残り、嬉しさ半面、何か違和感があるな。
なんだろう、この違和感・・・。

スケートとサーフィンまで、五輪種目か!というこの自分の思いはどこから来るのか。
また、わけのわからにオジサンたちに、仕切られるのかあ、という切ない思いもあったり。

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プラス要因で考えれば、日本に横乗りスポーツの文化が広がること。
横乗り人口が増えるのは間違いないでしょう。これは良いこと。

ただ、五輪によって競技露出が特出し過ぎると、イコールその競技自体がそのスポーツであるという見方が広がるような。

嗚呼そうか!そこにオレの違和感はあったんだ。

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【コラム】地域育成とナショナルチームとの関係強化を!

 

Text: Fusaki IIDA

先日、『キングスレイーズ押部氏がSAJに怒り爆発!』という記事を上げたところ、フェイスブックからのリーチが2万を超えました。この記事の注目度を伺わすハイ・アクセス数です。

一方、「いいね!」をした方は、200人ほどに留まり、押部氏の意見に賛同しているのかどうか、この数字から読み取れませんが、注目は高いことは確かだし、SAJに対して否定的な方も少ないように感じました。
実際、DMKのフェイスブックの書き込みには、「SAJの資金を選手達に、分配するべきです。」というご意見が寄せられました。

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(地域育成現場から、将来のヒーローが飛び立つ!だからこそ、もっとコミュニケーションが大切だ。)

ただ、僕が長年聞いたSAJの予算というのは、常にキツキツの中でやっているという印象があります。
ナショナルチームというコーチの方の報酬もあまり良いイメージはなく、まさにコーチをしたい!という情熱でやっている方が多かったように思います。

また、こんな話も聞いたことがあります。あるSAJの役員さんは、スノーボード大会の普及のため、自腹のような形で大会を開いていると。
もし、それが本当なら、これも苦労された話です。協会からはスノーボード普及となる大会費用などなかなか出ない。でも、ナショナルチームは作らないといけないので、大会を開かなければならない。そこで、お偉いさんが自腹を切ってやったということだから。

以上の噂のような話から察するに、SAJというのは苦労しながら活動しているのが現状だと思います。

考えてみれば、今や国民の大人気のなでしこジャパンでさえ、選手は前回ワールドカップでエコノミークラスで向かったということだから、ウィンターのような協会になかなか資金が回るハズがないのかもかもしれません。

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【コラム】若い時の経験が役に立つ

 

Story: Fusaki IIDA

Burtonの広告でマーク・ソラーズの写真を使われる度に、あの時の経験が役に立っているな、ということを思い出します。

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この長髪の男の人。Butonの広告ではお馴染みでしょ!
自分が今、最も好きなプロ・ライダーの一人、マーク・ソラーズ。
地球上で五本指に入るお気に入りライダーかな。

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【コラム】今季さらなるスロープスタイル進化はあるのか!前人未到の角野友基の神ランを振り返る

 

Story: Fusaki IIDA

ニュージーランドではワールドカップが開幕し、オーストラリアでは世界のトップ・ライダーたちが集結したザ・マイル・ファイルが開催された。南半球では、一足早くスノーボード大会の戦線火蓋は切って落とされた。

現在のスノーボードのコンペティション・シーンにおいて、スロープスタイルほど熱い種目はないかもしれない。
同じフリースタイル競技であるハーフパイプも魅力的だし、トリック進化は見られるが、スロープスタイルの進化の方が激しく感じるのだ。
まして、スロープスタイルはビデオスターたちの宝庫で、映像で活躍するトップライダーがそのまま競技という面でも活躍するところが嬉しい。

例えば、ビデオと競技両方で活躍する選手となるとざっとこんな感じだ。

ステール・サンドベック
マーク・マクモリス
トースタイン・ホグモ
セバスチャン・トータント

など。

こういう傾向は、他のスノーボードの競技ではなくなって来ている特徴である。
(注:ここではスロープとビッグエアーに出ている選手がほぼ同じであり、また同じような環境であることもあるので、ビッグエアーもスロープという仲間で語らせていただく。)

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【動画】世界最強ノースポンサーライダー アンドレのキャブ1080

 

世界最強ノースポンサー・ライダーとも言われるアンドレ・ベノワのキャブ1080インディが、DMK GLOBAL TVからアップ!

【コラム】スポンサーを自ら解放した男

文:飯田房貴

スノーボード界を20年以上見て来たが、自らスポンサーを解消し、ここまでスノーボードに取り組む男を見たことがない。
ここの動画で紹介するアンドレ・ベノワだ。

彼を知ったのは、もう10年以上も前に遡るだろう。
当時、アンドレはまだスポンサーとか気にしてた。スポンサーが求めるバックカントリー撮影も経験していた。
だけど、すでにアンドレは、こんなことを言っていた。

「撮影はかったるい。待ち時間が多くて、スノーボーディングができない。」

この言葉は、ハッとさせられる。
確かに撮影のためのスノーボードというのは、ある種のナンセンスな行為だ。プロ・スノーボーダーと撮影者は、画作りのための共同ワークをしていて、そこに僕たちがイメージするスノーボーディングというのはあまりない。だいたい2秒から8秒ほどの間の画のために、何分、いや何時間も掛けて写真なり映像を残す作業をしているのだ。まさにそれは仕事と言えるだろう。

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