スノーボード初心者必見!板の選び方ガイド:長さ、幅、重さ、硬さ、形状の5つの要素を徹底解説

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これからスノーボードを始めようと思っている方、新しいボードを買おうとしたけれど、たくさんの種類やメーカーに悩んでしまったことはありませんか?適切な長さ、硬さ、さらには様々な形状など、どのようにして選べば良いのでしょうか?

スノーボードの価格も多様で、10万円を超える高額なものから、ブーツやビンディングがセットになったお手頃価格のものまで様々です。安価なボードでも大丈夫なのか、悩むことも多いでしょう。

そんな悩みを抱える初心者ボーダーの皆さんに、今回はスノーボードの選び方についてアドバイスします!この記事では、長さ、幅、重さ、硬さ、形状の5つの要素について詳しく解説しますので、あなたにぴったりのスノーボードが見つかるはずです。

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スノーボードの各部の名称を覚えよう!

スノーボードには各部の名称があります。これらの名称をしっかりと覚えておくことで、ショップで質問しやすくなり、スノーボードに詳しい友達からの説明もより理解しやすくなるでしょう。完璧に覚える必要はありませんが、覚えておくことでスノーボードをする際に役立つはずです。では、各部の名称とその役割を覚えておきましょう!


①有効エッジ:ボードの両端は沿って雪に触っていませんが、ボードのほぼ全域(中央部分)は雪に接しています。この実際に雪に接している部分を有効エッジと言います。あるいは、その部分の長さを有効エッジ長、接雪長なんて呼びます。
この有効エッジが長いとボードは安定する傾向があります。単純にボードの長さ(全長)よりも有効エッジを見た方がそのボードの特徴がより理解できるでしょう。何しろ実際に雪に接した部分の長さなので。

  1. 有効エッジ: ボードの両端は雪に触れていませんが、ボードの中央部分は雪に接しています。この実際に雪に接している部分を有効エッジと言います。あるいは、その部分の長さを有効エッジ長、接雪長とも呼びます。有効エッジが長いとボードは安定しやすくなります。ボードの全長よりも有効エッジの長さを見ることで、そのボードの特徴がより理解できます。
  2. 全長: ボードの長さです。
  3. ノーズ: ボードの先端の反り上がった部分のエリアを指します。
  4. テール: ボードの後端(お尻)部分の反り上がったエリアを指します。
  5. ノーズ幅: ノーズの一番幅の広い部分の長さを表します。
  6. ウエスト幅: ボード中央、一番狭い部分の長さを表します。
  7. テール幅: テールの一番幅の広い部分の長さを表します。
  8. サイドカット半径: ボード側面の曲線部分。この半径の数値が大きいと、大きく回りやすい板で、小さいと小回りしやすくなります。ターン弧を表しています。サイドカーブとも呼ばれます。
  9. サイドカット深度: サイドカーブの度合いを表します。サイドカット半径の角度によってサイドカットの深さが決まります。最近では、各メーカーのボードのスペックとして「サイドカット半径」とともに「サイドカット深度」も紹介されることが多いです。


以上、ざっくりとボードの各名称を紹介しました。さらによく聞く名称として、デッキソールキャンバーがあります。すでに多くの方に知られた名称かもしれませんが、説明を加えておきますね。

  1. デッキ: スノーボード板の表面のこと。そこにはビンディングのネジを取り付けるインサートホールがあります。写真に示されているのは、バートンなどが採用しているチャンネルシステムの細長い穴で、スタンス幅をより自由に選べます。
  2. ソール: ボードの裏側のこと。滑走面です。高価なボードほど、良いソールを使う傾向があります。良いソールはとてもよく滑ります。
  3. キャンバー: ボード中央の反り返った部分を指します。板を置くと床から浮いている部分です。

以上、スノーボード(板)の各名称を紹介しました。他にも細かい名称はいくつかありますが、ここで紹介した名称を知っていれば十分です。次に、ボードの大きな特徴となる要素、長さや重さなどについてお伝えしましょう。


5つの板選びの要素

板選びの要素は大きく分けて5つあります。先に紹介したスノーボードの各部の名称以上に、ぜひこの5つの要素の特徴について知っていただきたいです。これらを理解すれば、板選びの良い目安となるでしょう。

  1. 長さ(長いか短いか)
  2. 幅(幅が広いか狭いか)
  3. 重さ(重いか軽いか)
  4. 硬さ(硬いか柔らかいか)
  5. 形状(ディレクショナルかツインか、もしくはキャンバーかロッカー他か)

初心者の方にとってスノーボード選びで最も重要なことは、最初のターンをいかにやりやすくするかです。スノーボードを始めると、最初のターンが一番難しいものですが、これをクリアすれば上達が早く、とても楽しくなります。

以上の観点から、初心者が考えるべきボードの選び方をお伝えしていきます。これから5つの要素についてわかりやすく説明していきましょう。

適切なスノーボードの長さとは?

長い板は取り回しが難しくなるため、あまり長い板は選ばない方が良いです。しかし、あまり短すぎると安定感がなくなります。

長さの目安としては、ボードを真横に立ててみて、だいたい目からアゴぐらいの高さが理想です。口の高さほどの板を選ぶようにしましょう。

より詳しく言うと、単純な板の長さよりもスノーボード板の各部の名称でも紹介した有効エッジ(接雪長)が重要です。なぜなら、板の特徴は有効エッジに左右されるからです。
とにかく、ここでは大まかに適切な板の長さはボードを立ててみて、目からアゴぐらいの高さであることを覚えておきましょう。

以下、『体重、身長によるボード(長さ)目安表』になりますので、ご参考にしてください。

https://dmksnowboard.com/wpdmk/wp-content/uploads/2017/11/boardlenghth.pdf

幅の広さに気を付けよう!

次に板の幅についてです。 初めてのスノーボードでは、考慮するポイントが多いですが、板の幅に関してはそれほど難しく考えなくても良いでしょう。ただ、大事なポイントがあるので、説明します。

幅が広い板は安定感が増しますが、エッジの切り替えしが鈍くなり、コントロール性が欠けます。 一方、幅が狭い板は安定感は弱くなりますが、コントロール性が高まります。具体的には、つま先からカカト側へのエッジングや、その逆のカカト側からつま先への切り替えしが素早くなります。

これから購入する板は、おそらく板の長さに応じた幅になっているので、それほど心配する必要はありません。例えば、長い板なら幅も広く、短い板なら幅も狭くなっています。

気を付けるべきは、自分の足の大きさが極端に小さいか大きい場合です。足が大きい人が狭いボードに乗ると、ブーツがはみ出してしまいます。そのため、メーカーによっては、同じ長さの板でも幅が広いモデルをリリースしていることがあります。足の大きい方や短い板を好む方にはありがたい配慮です。

以下の写真をご覧ください。私のボードとブーツの例です。

一見、ブーツの先とカカトが板よりも若干出ているように見えますが、実際にはこれぐらいがちょうど良いのです。むしろ、もう少し板が狭くても良いくらいです。なぜなら、その方がしっかりとエッジングができ、コントロール性が高まるからです。

しかし、あまりにも狭い板に乗ると、ターン中に板を寝かした状態でブーツのつま先やカカトが雪面に当たり、エッジが抜けて転ぶことがあります。足が大きい方で幅が狭い板に乗ると、このような問題が発生します。

以下のイラストは、適切な板の幅(広いか狭いか)を表現した例です。だいたいこのような幅の板を選ぶと良いでしょう。

次に足が小さい方の例をご紹介します。女性で足の大きさが23センチ以下の場合、そのブーツサイズに合わせたボード幅が必要です。

以下の写真は撮影用にブーツを後ろへずらしてわかりやすく表現していますが、ブーツの先がエッジまで届いていません。ボード幅に対してブーツ(足の大きさ)が小さい例です。この場合、ブーツの先とカカトでボード幅が余ってしまうので、なるべくブーツに合うように幅の狭いボードを選びましょう。


スノボ初心者の方はなるべく軽い板を!

重い板はスピードを出したときに安定しますが、初心者の方にとっては取り回しが難しく感じることがあります。重い板はスピードを出すとまるで高級車で高速を走っているような安定感を持ちますが、初心者が最初に覚えたいターンをする際には扱いづらいものです。

逆に、軽い板はコントロールしやすく、初心者向きです。特に初心者の方はあまりスピードを出さないため、軽い板を選ぶ方が良いでしょう。軽くてコントロール性が高い板は、操作しやすく、気持ち的にも楽に感じます。

どのようにして軽いボードを見つけるのか?

実際にボードを購入する際、残念ながら多くのケースでは重さが表示されていないことが多いです。そのため、どの板が軽いのかわからないことがあります。しかし、お店で気になるボードをいくつか実際に持ってみると、「この板は軽いな」という感覚がわかってくるでしょう。

初心者には柔らかい板が最適!

スノーボードの板には、硬いものと柔らかいものがあります。初心者に最適なのは、柔らかい板です。硬い板は反発が強く、高速でカービングターンをしたりするのに適していますが、初心者には扱いづらいことが多いです。初めは板のコントロールが難しいため、柔らかい板の方が自由に操作しやすいです。

メーカーのサイトで硬さをチェックしてみよう!

柔らかい板を見つけるためには、ボードの硬さをどのようにチェックすればよいのでしょうか?最も手っ取り早い方法は、気になるボードがあったら、メーカーのサイトに行ってチェックすることです。

硬さを表す基準に統一的なものはありません。メーカーごとに表示方法が異なるため、多少の違いがありますが、表示される硬さは良い目安になります。

大きく分けると、2つの表示方法があります。「柔らかい(ソフト)」「中間(ミディアム)」「硬い(ハード)」をゲージ上で表す方法、もしくは、5段階または10段階で数字で表す方法です。以下のイラストは、世界的に人気のスノーボードブランド、バートンと、国産で人気の高いオガサカのサイトの表示を紹介しています。バートンはソフト、ミディアム、ハードと分けて表示し、オガサカは5段階のうち3.5であることを示しています。

各メーカーによって表示方法は様々なので、あくまでも目安にしてください。

(上、バートンではゲージで表し、下、オガサカでは硬さを数字で表している)

自分でボードの硬さをチェックする方法

自分でボードの硬さをチェックする方法を説明します。ボードの先を片方の手でしっかりとつかみ、もう片方の手でボードの中央あたりを押してみます。ボードを押した時に反動でビヨーンと跳ね飛ばないように、ボードのテールはしっかりと地面に押し込むようにしましょう。反動で板が吹っ飛びそうなら、片方の足(以下の写真で言う左足)をテールに添えておくと良いでしょう。

スノーボードの板は、どんなに力強く押しても壊れることはないので、安心して押してみてください。最初は不慣れでうまくいかないかもしれませんが、様々な板をチェックしていくうちに、板の押し方がうまくなっていくでしょう。そして、市販されている板によって、フレックス(=硬さや柔らかさ)が異なることにも驚くかもしれません。

「習うより慣れろ」という言葉がありますが、大切なことはどんどんチェックしていくことです。だから、ショップへ足を運んだらどんどん板を押してみてください。きっと板選びがより一層おもしろくなっていくことでしょう。

以下のイラストは、レベル(初心者・中級者・上級者)、また使用目的に応じたおすすめの板の硬さを示すものです。上級者が必ずしも硬い板を使用しているわけではなく、上級者でもグラトリ愛好者の方は初心者が好むような柔らかい板を選んだりします。あくまでも目安に過ぎませんが、参考にしてみてください。


【予備知識】フレックスとトーション

板の硬さを表現する方法は、主に2つあります。一つは「フレックス」、もう一つは「トーション」です。

  • フレックス: 板そのものの硬さと柔らかさを表現します。フレックスが硬いと反発が強く、カービングターンや高速での安定性が向上します。柔らかいフレックスは、より自由にコントロールでき、初心者には適しています。
  • トーション: 板の捻じれの強さを表現します。トーションが強いと、エッジングが強化され、カービングターンやハーフパイプでの安定性が向上します。高速での安定したエッジングやジャンプに適しています。

初心者の方は、板選びでここまで考える必要はないかもしれませんが、将来的にはこの知識が役立つかもしれません。覚えておくと良いでしょう。

(板の硬さは、単純なフレックスだけでは、実を言うと捻れ強度のトーションもあります)

スノーボードの形状:2つの基本形状と3つのプロファイル

スノーボードの形状は、大きく2つのカテゴリと3つのプロファイルに分けられます。まずは、ボードの真上から見た形状から見ていきましょう。

ボードの形状

ツインチップ
前後対称で、前後どちらでも滑りやすい形状です。スイッチ(逆方向)での滑走がしやすく、フリースタイルやパークライディングに適しています。

ディレクショナル・シェイプ
ボードの前方方向に進みやすい形状です。通常、前方が少し長く、テール(後ろ)が短い形状をしており、前進方向に特化しています。パウダーや高速ライディングに向いています。

※ディレクショナル・シェイプとツインチップ・シェイプの大きな違いは、スタンスの位置にあります(以下、イラスト参照)。

ディレクショナル・ボードは、スタンスの位置がテール側に寄り、ノーズが長くなります。これにより、前方方向への安定感が増します。

一方、ツインチップ・ボードはスタンスの位置がボードの中心にあり、前後どちらにも滑りやすいですが、ディレクショナル・シェイプに比べて前方方向への安定性は少し劣ります。

【予備知識】ディレクショナルに近いディレクショナル・ツインとは?

前後対称な形状のツインチップボードでも、よりディレクショナルな乗り心地を追求するために、スタンスを後ろに下げる「セットバック」という方法があります。また、ツインチップの形状でありながら、推奨スタンス位置にビンディングをセッティングすることで、まるでディレクショナルボードのように前方が長くなる板を「ディレクショナル・ツイン」と呼びます。

初心者の方は、まず前に進むことやターンを覚えることが大切なので、ディレクショナル・ツインやディレクショナルボードを選ぶと良いでしょう。ただし、ツインチップボードでもスタンス設定を後ろにすることで、前方向に進みやすくすることも可能です。

キャンバー、ロッカー、フラット

次に、ボードを真横から見たときのプロファイルを確認しましょう。

キャンバー形状
キャンバー形状の板は、ボードをしっかり踏み込むことでたわみ、板の反発を活かすことができます。カービングターンに最適です。しかし、初心者にはエッジが引っかかりやすく、やや扱いが難しいと感じることがあります。将来的に頑張って使っていくことでメリットを感じられる形状で、特に脚力がある初心者に向いています。

ロッカー形状
ロッカー形状の板は、雪上でのトリックやグラトリに適しています。パークでのボックスやレールに対するエッジの引っかかりが少なく、パウダーライディングにも向いています。操作性が高く、初心者にも適していますが、高速でのライディングではグリップ力が弱く、フリーランを重視する人には物足りないかもしれません。最近では、ロッカー形状の人気が落ちてきており、ダブルキャンバーの方が人気が高まっています。

フラット形状
フラット形状は、キャンバーとロッカーの中間的な特性を持ちます。滑走性の安定感と操作性の良さから、初心者に最適とされることが多いですが、中途半端な印象を持たれることもあります。近年では、フラット形状の板の取り扱いが減少しているようです。


この項目のまとめ

フラット:キャンバーとロッカーの中間的な特性があり、初心者に最適との意見が多いが、取り扱いが減少している。
キャンバー:スピード滑走に優れるが、初心者やグラトリ愛好者にはエッジが引っかかりやすいことが懸念される。
ロッカー:操作性が高いが、高速でのライディングでは弱さを感じることがある。

近年人気のダブルキャンバーとは?

ダブルキャンバーとは、スノーボードのセンター部分がキャンバーのように反り上がっており、ビンディング設置部がロッカー形状になっていることで、全体として「W」のような形状を持つスノーボードのことです。

現在のトレンドであるハイブリッドキャンバーも、キャンバーとロッカーを組み合わせた形状であり、ダブルキャンバーのカテゴリーに入ります。この形状は、キャンバーのエッジホールドとロッカーの浮力やターンのしやすさを兼ね備えているため、多様なライディングスタイルに対応できるのが特徴です。

ダブルキャンバーは、キャンバーとロッカーそれぞれの長所を融合させていると言われており、カービングターン、パウダー、フリースタイルなど、さまざまな要素に対応できる「魔法のような板」と称されています。確かに、そのような特徴を持っていますが、良いとこ取りした分、キャンバーやロッカーの長所を完全には達成できない場合もあります。カービングを重視するならキャンバー、板を回すトリックにはロッカーが最適です。しかし、どんなスタイルにも対応しやすいということで、ダブルキャンバーは画期的なアイデアとして近年人気が高まっています。

また最近では、ダブルキャンバーがカービング性能でキャンバーに劣るとされていた問題をフォローする新技術も登場しています。例えば、エッジを従来のように真っ直ぐにするのではなく、波状にすることでエッジング性能を向上させる技術(リブテックのマグネトラクションエッジなど)や、ノーズとテールに厚みを持たせてエッジング能力を高める方法などがあります。ダブルキャンバーを採用している各メーカーは、これらの新技術を取り入れてダブルキャンバーの弱点を補っているため、近年人気のシェイプと言えるでしょう。


キャンバー、ロッカー、フラット、ダブルキャンバーの割合

世の中に出ているスノーボードの中で、キャンバー、ロッカー、フラット、ダブルキャンバーの割合はどれくらいなのか気になる方も多いでしょう。しかし、このリサーチは非常に難しく、有名なメーカーを選び、その全モデル数の統計を取らないと正確な割合はわかりません。

例えば、Wキャンバーがセールスポイントのメーカーもあり、そのようなボードしか作っていないこともあります。代表的な例として、NEVER SUMMER(ネバーサマー)が挙げられます。また、私が代理店業務を担当しているEndeavor Snowboards(エンデバー)は、ほとんどがキャンバーです。人気メーカーのバートンも、キャンバーボードが半数を占めています。

しかし、国内ではグラトリ人気が高く、ダブルキャンバーの板が目立ちます。ですので、非常に大まかな予想ですが、以下のような割合になるでしょう。

  • キャンバー: 50%
  • ダブルキャンバー: 30%
  • ロッカー: 10%
  • フラット: 10%

私が住むカナダでは、キャンバーの割合がさらに高くなると考えられます。

大切なのは、どの形状がどのような滑りに適しており、逆にどの部分が劣るのかを理解することです。この項目では、そのポイントを押さえておくと良いでしょう。

具体的なボードの選び方

ボードの選び方のまとめとして、具体的な選び方の例を紹介します。

  1. ボードの長さを決める
    自分の身長や体重に合わせたボードの長さを考えてみてください。脚力が強い人や将来的に高速安定性を求める人は、少し長めのボードを選んでも良いでしょう。
  2. シェイプを選ぶ
    ディレクショナルまたはセミ・ディレクショナルを選んでください。ボードの横から見た形状(キャンバー、フラット、ロッカーなど)は、将来的な用途に合わせて選ぶと良いですが、初心者にはフラットがターンを覚えやすいかもしれません。
  3. デザインを考える
    自分の好みに合ったグラフィックデザインを選んでみましょう。せっかくスノーボードを始めるのですから、自分がテンションの上がるデザインのボードが良いですね。ファッションと同じように、自分のセンスに合ったカッコいいボードを選ぶと気持ちも高まります。
  4. 信頼できるメーカーを選ぶ
    バートン、ナイトロ、K2、サロモン、オガサカなど、信頼のおけるメーカーのボードは安心です。これらのメーカーは、多くの人に愛用されてきた歴史があります。
  5. ショップでの確認
    候補のボードを決めたら、ショップへ行って実際にチェックしましょう。ボードの重さ、硬さ、自分の足サイズに合った幅かどうか、デザインが自分好みかどうかを確認します。
  6. ショップの店員さんに相談
    最後に、ショップの店員さんが大いに役立ちます。不安なことはどんどん聞いてみてください。知識豊富な店員さんは、将来的にカウンセラーやパートナーとしても頼りにできる存在です。

ショップはスノーボーダーにとって楽しい空間です。最初はちょっとドキドキするかもしれませんが、すぐに楽しい気持ちになることでしょう!

(この記事で得た知識を参考に、スノーボードショップへ足を運びましょう!きっと店員さんとの会話も楽しくなるはずです。)

気を付けよう!安いスノボ3点セット

ネットで販売されている安価なスノーボード3点セットについて、どういった点に注意が必要かを解説します。これらのセットの多くは、あまり知られていないメーカーのギアで構成されていることが多いです。もちろん、有名メーカーでないからといって必ずしも悪いわけではありませんが、以下のリスクが考えられます。

  1. 専門的なアドバイスが得られない
    ネットで購入する場合、初心者に最適なボードかどうかを直接相談することができません。
  2. 知識が浅い可能性がある
    3万円以下の安価なセットでは、店員の知識が浅い場合が多く、ビンディングの取り付けや設定に不安が残ります。ワックスサービスがないケースが多いです。
  3. ブーツの選択が難しい
    スノーボードのブーツは非常に重要な要素で、ネットショップでの選択にはリスクがあります。自分の足にぴったり合ったブーツを選ぶことは難しいかもしれません。

一方、普通のスノーボードショップや大手量販店では、どのギアが自分に合うかアドバイスしてくれます。こうしたショップでの3点セット購入は安心です。旧モデル(型落ち)でも、良いギアをうまく組み合わせてオススメしてくれることもあります。

予算について

スノーボードギアの3点セットを揃えるために必要な予算について、プロショップHEAVEN STOREのオーナー、中本さんに取材しました。以下が彼のコメントです。

「一概には言えませんが、NEWモデルと昨年モデルを組み合わせて、大体10万〜12万くらいを用意すれば、良いアイテムにたどり着けるでしょう。余裕がある人は、すべてNEWモデルで15万あればほぼ確実です。予算が厳しい場合は、最低でも8万は見てください。昨年モデルなどで探せば可能です。3点セットで5万以下は安く感じますが、スノーボードにハマった場合、1〜2年で買い換えることが多いので、結果的に2年で10万以上かかります。量販店販売員時代に多くの人を見てきました(笑)」

参考リンク
スノーボード選びのエキスパート!中本店長に聞く「初心者が気を付けるべきこと」
https://dmksnowboard.com/how-to-choose-snowboard-gear/

また、量販店でも店員さんの知識が不足している場合があるので、1店舗に絞らず、いくつかのお店を回ることをおすすめします。スノーボードショップを巡ることは、一仕事に感じるかもしれませんが、「これからスノーボードに挑戦したい!」というあなたにとっては楽しい体験になるでしょう。初心者にとっては、ショップ訪問時に様々な発見があります。老舗のプロショップは、スノーボードの最新ギアに関する知識を教えてくれる専門学校のような場所でもあります。しかも、無料です!行かない理由はありません。

最初は緊張するかもしれませんが、多くのスノーボードショップの店員さんはフレンドリーで、丁寧に説明してくれるでしょう。接客が好きでその仕事を選んだ人が多いので、お客さんと話すことが好きな人ばかりです。かつてスノーボードショップで働いていた私も、お客さんと話す時間が一番楽しかったです。だから、勇気を持ってスノーボードショップに行って、ギア選びを楽しんでください。

スノーボードのブーツ選びは妥協すべきギアではない!ということは、『スノーボード3点セット買うなら絶対2点セットが良い理由』でも紹介していますので、ぜひそちらの方も一読してみてください。

またネットで3点セットを買うなら、ブーツなしの2点セット方がいいでしょう。以下はその理由をまとめた記事なので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

参考リンク
https://dmksnowboard.com/why-buying-a-3-piece-snowboard-set-is-better-than-buying-a-2-piece-set/

スノーボード盗難防止の鍵は必ず!

新しいスノーボードを購入したのに、ランチ中に置いていたら盗まれてしまったという話をよく聞きます。特に人気のスノーボードメーカーのボードは、盗難のリスクが高く、注意が必要です。スノーボードの盗難防止には、1000円以内で購入できる鍵を使うことをおすすめします。

ケーブルロックとワイヤーロック

ケーブルロック式の鍵が手軽で便利ですが、強力なカッターを使ってケーブルを切る盗難者も稀にいます。そのため、自転車用のワイヤーロック式の鍵も考慮する価値があります。ワイヤーロックは一般的に強度が高く、より安全性が増します。ただし、ワイヤーロックは少し重く、滑っている時にポケットに入れておくのは面倒かもしれません。

友人と共有する

鍵のワイヤーの長さにもよりますが、多くの場合、友人のボードと一緒にロックを掛けることができます。二人で1つの鍵を使って対応するのもひとつの手です。

ステッカーでの対策

自分のスノーボードにステッカーをたくさん貼ることで、盗む側にプレッシャーをかけることができます。ステッカーを剥がしてきれいにする手間がかかるため、盗難の抑止力となります。さらに、ステッカーを貼ることで自分のボードをカスタマイズする楽しみもあり、個性的なデザインにすることができます。

まとめ

スノーボードの盗難を防ぐためには、鍵を使うことが最も確実な対策です。ケーブルロックやワイヤーロックを活用し、友人と共有する方法やステッカーでの対策も合わせて考慮してみてください。自分のスノーボードを安全に保ち、楽しいシーズンを過ごしましょう!

参考リンク
春になるとスノーボードの盗難が増える!盗難を防ぐための方法
https://dmksnowboard.com/how-to-prevent-snowboard-theft/

スノーボード 板のステッカー貼り方講座
https://dmksnowboard.com/snowboard-stiker-tune/

人気ナンバー1ブランド!バートンのオススメの初心者用ボードは?

これまでスノーボードの選び方について詳しくご紹介してきましたが、最後に人気ナンバー1ブランド、バートンのオススメ初心者用ボードを紹介します。

個人的にはバートンが必ずしも最良のボードブランドだとは考えていませんが、スノーボードメーカーの中でも圧倒的に売れていることは事実です。正確な売上数字は公開されていませんが、売上2位のメーカーを大きく引き離しているようです。それほど多くのスノーボーダーから支持され、信頼されているブランドです。そこで、バートンのボードの中から初心者にオススメの2モデルをご紹介します。

INSTIGATOR(インスティゲーター)

INSTIGATORは、バートンのマーケティング担当者が「Burtonが贈る上達への最短ルートへ誘うボード」として推薦しているモデルです。横から見た形状はフラットで、エッジの引っ掛かりがない安定性と操作性を提供します。初心者にとってはライディングに自信を与えてくれる頼もしいボードです。また、ディレクショナル・ツイン形状で、フリーランからフリースタイルまで幅広く楽しめます。価格もエントリー向けで、バートンのボードの中では最も低価格に抑えられています。サイズも140cmからあり、女性ライダーにも適しています。

CUSTON(カスタム)

プロショップHEAVEN STOREの中本さんがオススメするのはCUSTOMです。私も中本さんの意見に賛同します。INSTIGATORは最初のターンがしやすいですが、CUSTOMは長期間愛用できる満足感のあるボードです。初心者だけでなく、上級者でも満足できる性能を持っています。

CUSTOMは、初心者から上級者まで幅広く対応できる優れたボードで、私自身も長年愛用していました。さらに、北京オリンピック金メダリストである平野歩夢選手も使用しているモデルです。

一言で表現すると、CUSTOMは「すべてにおいて優等生」です。カービングターンもキッカーもハーフパイプもパウダーも、何でもこなします。もちろん、特定の分野に特化したボードもありますが、CUSTOMはどんな状況でも安心して楽しめるオールラウンドなボードです。どんなコンディションでも楽しませてくれる頼れる一枚です。

CUSTONと似たような板:Custom X Flying Vとプロセス Flying V

CUSTONと似たようなボードには、Custom X Flying Vとプロセス Flying Vがあります。それぞれのボードの特徴とCUSTONとの違いについて説明します。

Custom X Flying V

Custom X Flying Vは、より硬くて張りのある上級者向けのボードです。初心者にはやや手強いかもしれないので、オススメはできません。Custom X Flying Vは、高速での安定性とカービング性能が優れており、パウダーやフリースタイルよりも、主にカービングや高速ライディングを重視する方に向いています。

プロセス Flying V

プロセス Flying Vは、イントラ仲間の友人の中でも愛用者が多いボードです。こちらはフリースタイル色が強いプレイフルなボードで、飛んだり跳ねたりするアクションに適しています。将来的にカービングターンよりも、ジャンプやトリックを重視するスタイルに向いています。


主なバートン板まとめ

プロセス Flying V
将来的にフリースタイルを楽しみたい方にオススメのボードです。プレイフルな特性があり、飛んだり跳ねたりするスタイルに向いています。

INSTIGATOR
初心者に最適なボードです。ターンの練習に適しており、価格もリーズナブル。初心者が自信を持って滑り始めるのにぴったりの「育成マシーン」です。

CUSTON
上達しても長く愛用できるボードです。フリーランやカービングの性能が優れており、個人的には非常にオススメです!どんな状況でも頼りになる一枚です。

Custom X Flying V
上級者向けのボードで、初心者には扱いが難しいかもしれません。カービングや高速安定性に優れていますが、初心者にはオススメしません。

バートンの公式サイト

以下のバナー広告からバートンの公式サイトへアクセスできます。メーカー直販で安心感が高まります。スノーボーダーなら、商品を見ているだけでもワクワクすること間違いなしです。ぜひご覧ください。

Burtonオンラインストア


人気のスノーボード・ブランドは?

先にBurtonがスノーボードブランドの中で最も人気があるとお伝えしましたが、他にも人気のメーカーがいくつかあります。それぞれのブランドには独自のイメージや特徴がありますので、これから購入を検討する際に参考にしてみてください。ここでは、主なブランドとその特徴を紹介します。これらの情報をもとに、自分に合ったブランドやボードを見つける楽しみもあるでしょう。

NITRO(ナイトロ)

Burtonに次ぐ老舗ブランドで、クオリティの高さが際立っています。長年にわたりスノーボード界のトップブランドとしての地位を保ち続けているのは、その品質の証です。最近ではオリンピックで活躍する選手にも愛用されています。

ナイトロの魅力は、ライダーのドライブ感やエッジの効いたデザインにあります。かつてはBurtonが最も優れたライダーを擁しているというイメージが強かったですが、現在ではナイトロもその競争に負けていません。むしろ、ナイトロのライダーたちは、その革新的なスタイルで一歩先を行っている印象もあります。

Burtonが多岐にわたるビジネス展開を行う一方で、ナイトロはスノーボードに特化した純粋なブランドイメージを維持しています。この「スノーボードオンリー」の姿勢が、ナイトロのカッコよさを際立たせています。


K2(ケーツー)

1990年にスノーボードが世に広まり始めた頃からリリースを続けているブランドです。もともとはスキーのブランドとして知られていましたが、スノーボード市場にも参入し、長年にわたって信頼されてきました。

K2の特長は、コストパフォーマンスの高さです。つまり、価格に対して品質が非常に良いという点が評価されています。実際に、僕自身もそのコストパフォーマンスの良さを実感しています。これは、メーカーが一生懸命に取り組んできた結果でしょう。

また、当DMKサイトにメディアリリースを送ってくれるYさんも、いつも丁寧に対応してくれます。このようなカスタマーサービスの良さは、きっと会社全体の取り組みの一環だと思われます。

YONEX(ヨネックス)

テニスラケットなどで有名なヨネックスがスノーボード市場に参入したのは1995年のことです。当初は「GATTA(ガッタ)」という名前でスタートしましたが、うまくいかず、後に「ヨネックス」として再スタートしました。初期にはあまり成功しなかったものの、アラミドハニカム(蜂の巣状の素材)を使用するようになってから、形勢が逆転したと言えるでしょう。

ヨネックスのスノーボードは軽くて反発力が強いのが特長です。特にメーカーの絶え間ないデモ試乗会やイベントでの努力が素晴らしく、地道に頑張ってきた結果、多くの支持を集めています。個人的には、当時お付き合いのあったTさんと地元の小岩で飲んだことがあり、彼がスノーボードを担当してトップに上り詰めたのも印象深いです。

ヨネックスは大会重視の戦略を取っており、優れた選手との契約やサポートを通じて宣伝しています。ワールドカップやプロ戦、JSBA全日本で活躍するヨネックスのライダーも多く、そのため、イメージとしては高級で大会向けの板が揃っています。

SALOMON(サロモン)

サロモンって、意外にスノーボードの参入が遅かったような。90年後半だったか。最後の大物スキーメーカーが遂に参入という感じでした。
だけど、最初に出そうとした板を社長が乗ったら、何か不都合があったらしくて、「お前ら、製造を止めろ!作り直せ!」ということで、初めて2年くらいはドタバタだったように思います。
それから絶え間ない努力を積み重ね現在に至り、高性能なスノーボードを輩出。個人的には、乗ったことがないけど、サロモンを乗っている友人や周りの人は、みんな「良い板だね!」と言います。

CAPiTA(キャピタ)

CAPiTAは現在、一番カッコいいブランドの一つと言えるでしょう。スノーボード・ブランドらしいカッコいいライダーが在籍し、デザインも非常にクールです。特に若い人たちには強くおすすめできるブランドです。

スノーボード界では、カッコいいブランドほどクオリティに疑問を持たれることがありますが、CAPiTAはヨーロッパに最高レベルの自社工場を持っており、そのクオリティの高さは間違いありません。カッコ良さと高品質を兼ね備えたCAPiTAは、初心者でも検討する価値があるでしょう。

RIDE(ライド)

RIDEも確かなブランドです。かつてはヤンチャなイメージがありましたが、現在では初心者から上級者まで楽しめる板を提供している印象があります。スノーボード界では常に関脇か大関の位置づけで、多くのスノーボーダーに愛されてきたメーカーです。

親会社はK2ですが、RIDEはより若々しく、少し弾けた印象があります。K2との違いは、RIDEの方が若干エッジが効いているという点です。


初心者向けスノーボードの選び方Q&A – 最適なボード選びのヒント

Q. ボードの長さ、幅、硬さ、形状などの5つの要素からアドバイスしてもらいましたが、結局のところ最も重視すべきことは?

A. すべての要素が大事ですが、まず最も重要なのはボードの長さです。身長に対してボードの長さが適切であることが基本です。通常、身長マイナス15~20センチ程度が目安で、ボードの先端がアゴから鼻くらいになる長さが適切です。硬さについては、初心者にはミドルからソフトの柔らかめのボードをお勧めします。また、軽めのボードの方が取り扱いやすいでしょう。
しかし、これらのことはあくまでも目安に過ぎず、ぞれぞれが持つ身体の骨格や特徴、運動経験にも左右されたります。
もちろん本人に合ったボードのサイズ、フレックスが良いのですが、極端な話、どんな板でも上達できないことはありません。初心者の方は、時に上達できないことをギアのせいにすることもありますので、何度も言いますがあくまでも「目安」と考えましょう。
ちなみに私は、身長164cmで板、152cmを使用しています。来季は、久しぶりに154cmの長さに挑戦し、高速安定性を求める考えです。

Q. 今シーズンのボードのトレンドはありますか?

A. 現在のトレンドはハイブリッドキャンバーです。これはキャンバーとロッカーの両方を組み合わせたボードで、体重移動がしやすくターンもしやすい特徴があります。オールラウンドに使えるため、フリーランからグラトリ、パウダーまで幅広く対応できます。ただし、特定のカテゴリーにこだわるなら、キャンバー(カービング用)やロッカー(ジブ用)も検討してください。
※今回の記事では、先にWキャンバーと紹介しているのがハイブリットキャンバーになります。

Q. グラフィックデザインが個性的なスノーボードですが、人気なものとかありますか?

A. 最近はナチュラルなグラフィックやシンプルなデザインが人気です。個性的なデザインも良いですが、長く愛用できるシンプルなデザインを選ぶのもおすすめです。自分のスタイルや好みに合ったものを選ぶと良いでしょう。

Q. メーカー品でなくても大丈夫でしょうか?

A. 有名ブランドでなくても問題ありません。板よりもブーツやビンディングの方が重要です。ただし、スノーボードの板は同じ工場で作られていることも多く、思っていたよりも品質には差がない場合もあります。価格が安いモデルでもサイズや仕様が合えば良い選択となることがあります。

Q. そもそも板の値段の差は?

A. 板の価格は、使用されるマテリアルやブランドによって異なります。高品質な滑走面や特別なマテリアルを使用していると高価になりますが、必ずしも価格が高いから良いとは限りません。ブーツやビンディングにはある程度良いものを選ぶと、初心者にとっても快適さが増すでしょう。

Q. 日本には、関西方面などの暖かいエリアもあれば、北海道など寒いエリアもあります。地域差でボードの選び方は変わりますか?

A. 高レベルを求めるライダーであれば地域差も考慮するべきですが、初心者には特に気にしなくて大丈夫です。自分の予算とライディングスタイルに合わせたボードを選ぶことが最も重要です。

Q. 「今イケてる板」はありますか?

A. 今人気の板には、キャピタやライド、バタレオンのなどがあります。スノボ界の絶対的ヒーローのショーン・ホワイトが始めたホワイトスペースも注目です。特にフリーランを本気で狙うなら、カナダ生まれのエンデバーもおすすめです。
国産ブランドのオガサカやノーベンバーは、シーズン前には多くのモデルが売り切れるほど人気が高いです。

Q. ボードを新しく買ったらワックスが必要?

A. プロショップで購入するとワックスサービスがある場合もありますが、自分でワックスをかけるのも良いでしょう。ワックス作業は難しくありませんし、自分でやることでボードを長持ちさせることができます。少しずつ慣れていけば、簡単にできるようになるでしょう。

Q. ボードケースは必要ですか?

A. はい、ボードケースは購入をおすすめします。エッジや滑走面を保護し、移動中のダメージを防ぐために役立ちます。簡単なケースでも効果がありますし、収納力のあるケースならブーツやウェアも一緒にしまえるので便利です。

●ご不明な点・ご質問・ご意見などありませんか?

こちらのハウツーのコンテンツは、みなさんのご質問、ご感想などを元にさらに発展していきます。
みなさんにお役に立つスノーボード・ハウツーを目指しますので、何か伝えたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。

飯田房貴(いいだ・ふさき) プロフィール
@fusakidmk
東京都出身、現在カナダ・ウィスラー在住。
スノーボード歴39シーズン。そのほとんどの期間、雑誌、ビデオ、ウェブ等スノーボード・メディアでのハウツーのリリースに捧げている。
90年代を代表するスノーボード専門誌SNOWingでは、「ハウツー天使」というハウツー・コラム執筆。季刊誌という状況で100回以上連載という金字塔を立てる。またSnowBoarder誌初期の頃から様々なハウツー・コーナーを担当し、その中でも一般読者にアドバイスを贈る「ドクタービーバー」は大人気に!その他、自身でディレクションし出演もしたハウツービデオ&ハウツー本は大ヒット。90年代のスノーボード・ブームを支えた。
現在も日本最大規模のスノーボード・クラブ、DMK Snowboard Clubの責任者として活動し、レッスンも行っている。
普段は、カナダのウィスラーのインストラクターとして、世界中の多くの人にスノーボードの楽しさを伝え続けている。2016-17シーズン、ウィスラーのインストラクターMVPを獲得!!
著書に『スノーボード入門 スノーボード歴35年 1万2000人以上の初心者をレッスンしてきたカリスマ・イントラの最新SB技術書』、『スノーボードがうまくなる!20の考え方 FOR THE LOVE OF SNOWBOARDING』がある。

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