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スノーボード初心者 板の選び方 5つの要素(長さ、幅、重さ、硬さ、 形状)の説明

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これからスノーボードをはじめよう!と思う人が、いざ新しいボードを買おうと思ってもたくさんの種類の板やメーカーがあった悩んでしまいます。適切な長さ、硬さ、さらには様々な形状などあるけど、どのようにして選べばいいのでしょうか?1本で10万円もするような高額なスノーボードもあれば、3点セットのようなブーツ、ビンディング込みで安く買えるスノーボードもあります。安くても大丈夫でしょうか?そんなお悩みの初心者ボーダーの人にアドバイスします! スノーボードの各部の名称を覚えよう! スノーボードの各部の名称があります。あなたももしかしたら聞いたことがあるこの名称。しっかりと覚えておくことで、ショップに行っても質問しやすくなるだろうし、スノーボードに詳しいお友達に聞いた時にも、よりわかりやすい説明が受けれるかもしれませんね。完璧に覚えることもないだろうけど、覚えておくことでこれからスノーボードする上で何かと便利。というころで、各部の名称、そして役割などを覚えておきましょう! ①有効エッジ:ボードの両端は沿って雪に触っていませんが、ボードのほぼ全域(中央部分)は雪に接しています。この実際に雪に接している部分を有効エッジと言います。あるいは、その部分の長さを有効エッジ長、接雪長なんて呼びます。この有効エッジが長いとボードは安定する傾向があります。単純にボードの長さ(全長)よりも有効エッジを見た方がそのボードの特徴がより理解できるでしょう。何しろ実際に雪に接した部分の長さなので。 ②全長:ボードの長さです! ③ノーズ:ボードの先の反りあがった部分のエリアを指します。 ④テール:ボードの後ろ(お尻)部分の反りあがったエリアを指します。 ⑤ノーズ幅:ノーズの一番幅の広い部分の長さを表します。 ⑥ウエスト幅:ボード中央、一番狭い部分の長さを表します。 ⑦テール幅:テールの一番幅の広い部分の長さを表します。 ⑧サイドカット半径:ボード側面の曲線部分。この半径の数値が高ければ、大きく回りやすい板で、逆に小さければ小回りしやすくなります。ターン弧を表しています。サイドカーブという呼ばれ方もします。 ⑨サイドカット深度:サイドカーブの度合いを表します。サイドカット半径の角度によってサイドカットの深さが決まるため、サイドカットの深さはサイドカット半径と直接関係しています。最近、各メーカーのボードのスペックを表す数値で、「サイドカット半径」同様に「サイドカット深度」も紹介することが多いため、ご紹介しました。 先にほぼ大雑把にボードの各名称を紹介しました。さらによく聞く名称として、⑩デッキ、⑪ソール、⑫キャンバーがあります。すでに多くの方に知られた名称かな、と思いますが、一応、説明を加えておきますね。 ⑩デッキ:スノーボード板の表面のこと。そこにビンディングのネジを取り付けるインサートホールがありますね。上記写真は、バートンなどが採用しているチャンネルシステムの細長い穴になっています。こちらはスタンス幅がより自由に選べます。 ⑪ソール:ボードの裏側のこと。滑走面の部分です。効果なボードほど、良いソールを使う傾向があります。良いソールはとてもよくボードが走ってくれます。 ⑫ボード中央の反り返した部分をキャンバーと呼びます。板を置くと床から浮いている部分がありますが、その名称です。 以上、スノーボード(板)の各名称を紹介しました。他にも細かいところで、いくつかの名称があれば、おそらくここに紹介している名称を知っているだけでも大丈夫。それでは、次のボードの大きな特徴の要素、長さや重さのことなどをお伝えしましょう。 5つの板選びの要素 板選びの要素としては、大きく分けて5つあります。先に紹介したスノーボードの板の名称以上に、ぜひこちらの5要素の特徴について知っていただきたいです。そうすれば、板選びの良い目安となるでしょう。 ①長さ(長いか短いか)②幅(幅が広いか狭いか)③重さ(重いか軽いか)④硬さ(硬いか柔らかいか)⑤形状(ディレクショナルかツインか。もしくはキャンバーかロッカー他か) 初心者の方のスノーボードで選びで、何より大切なことは、最初のターンをいかにやりやすくするか、ということです。スノーボードを始めると、最初のターンが一番難しいもの。だけど、最初のターンさえクリアすれば、上達が早くとても楽しくなります。以上の観点から、初心者が考えるべきボードの選び方を伝えていきます。 これから5つの要素をわかりやすいように説明していきましょう。 適切なスノーボードの長さとは? 長い板は、取り回しが難しくなるので、あまり長い板は選ばない方がいいです。だけど、あまり短か過ぎても安定感がなくなります。長さの目安としては、ボードを真横に立ててみて、だいたい目からアゴぐらいにあればOKです。口の高さほどの板を選ぶようにしましょう。 より詳しく伝えると、単純な板の長さよりも先のスノーボード板の各部の名称でも紹介した有効エッジ(接雪長)が、重要です。なぜなら結局のところ、板の長さの特徴とは有効エッジに左右されるからです。ともかく、ここでは大雑把に、適切な板の長さとはボードを置いてみて、目からアゴぐらいの高さであることを認識しましょう。 以下、『体重、身長によるボード(長さ)目安表』になりますので、ご参考にしてください。 幅の広さに気を付けよう! 次に板の幅について。初めてのスノーボード、様々考慮するポイントがある中で、板の幅に関してはあまり難しく考えなくてもいいでしょう。ただ、大事なポイントがあるので、そこを説明しておきます。 板の幅が広いと安定感が増します。一方で幅が広いと、エッジの切り替えしが鈍くなり、コントロール性に欠けます。 幅が狭い板というのは、安定感は弱くなりますが、コントロール性が高まります。具体的には、つま先からカカト側へのエッジング、またその逆のカカト側からつま先への切り替えしがより素早くなるということです。 ただ、これからみなさんが購入する板というのは、おそらく板の長さに応じた太さになっているものなので、それほど考慮しなくても大丈夫です。例えば、長い板ならそれなりに板の幅は広くなるし、短い板なら狭くなっているものなのです。 気を付けなくてはいけないのは、自分の足の大きさが他の人よりも極端に小さかったり、大きかったりする方です。 例えば、足が大きい人が狭いボードに乗ると、ブーツがはみ出してしまいます。だから、メーカーによっては、同じ長さの板で、太い板もリリースしているところもあります。こうした配慮は、足の大きい方にはありがたいし、また足の大きい方で短い板を好む方には助かります。 以下、僕のボートとブーツの写真をご覧ください。 一見、ブーツの先とカカトが板よりも若干出ている感じがするけど、実を言うとこれぐらいがちょうどいいのです。むしろ、もうちょっとだけボードは狭くてもいいくらいです。なぜなら、その方がしっかりとエッジングもできるし、コントロール性が高まるからです。 しかし、あまりにも狭い板に乗ると、ターン中に板を寝かした状態で、ブーツのつま先やカカトが雪面に当たるという症状が出てきます。こうなると、エッジが抜けてスコーンって怖い転び方をしてしいます。足が大きい方で幅が狭い板に乗ると、こうした症状に遭遇します。 以下のイラストは、わかりやすく板の適切な太さ(幅が広いか狭いか)を表現した例ですが、だいたいこんな感じの板の太さを選ぶといいでしょう。 次に足が小さい方の例をご紹介します。女性で足の大きさが23センチ以下という方は、そのブーツ・サイズに合わせたボード幅が必要になります 以下の写真は、撮影用にブーツを後ろへズラしてわかりやすく表現したのですが、ブーツの先がエッジまで届いていません。ボード幅に対してブーツ(足の大きさ)が小さい例です。ブーツの先とカカトでボード幅が余った状況なので、なるべくブーツに合うように幅の狭いボードを選ぶようにしましょう。 スノボ初心者の方はなるべく軽い板を! 重い板は、スピードを出した時に安定しますが、初心者の方にとっては取り回しが難しい頑固さを感じます。グングン走って飛ばしてくれて、なおかつ安定性が高い。まるで高級車で高速を走っているような感覚のよう。だけど重い板は、初心者が一番覚えたいターンする時にはちょっと厄介なのです。 逆に軽い板というのは、コントロールしやすいので初心者向きです。特に初心者の方はあまりスピードを出さないものなので、軽い板を選びましょう。軽くてコントロール性が高い方が、気持ち的にも楽に感じます。 どのようにして軽いボードを見つけるのか? 実際にボードを購入する時には、残念ながら多くのケースでは重さなど表示されていないものです。そういった意味では、どの板が軽いのかわかりません。だけど、お店で気になるボードをいくつか実際に持ってみると、「ああ、この板はちょっと軽いなあ」というようなことはわかって来ると思います。 初心者には柔らかい板が最適! スノーボードの板には、硬いものもあるし、柔らかいものもあります。初心者に最適なのは、柔らかい板です。硬い板は、反発も強い傾向があるのでうまくなった人が、高速でカービングターンしたりするのに適しています。しかし、初心者の方はともかく初めは、板コントロールが不自由なために、より自由にコントロールしやすい柔らかい板がいいのです。 メーカーのサイトで硬さをチェックしてみよう! そもそも柔らかいボードを見つけるために、ボードの硬さはどのようにチェックすればいいのでしょうか?最もてっとり早い方法は、気になるボードがあったら、ボードのサイトに行きチェックすることです。硬さを表す基準に統一的なものはありません。だから、メーカーが変われば、多少の硬さ数値も変わって来ます。しかし、メーカーが表示する硬さは、ある程度理解できる良い目安になります。大きく分けると、2つの表示方法があります。「柔らかい(ソフト)」「中間(ミディアム)」「硬い(ハード)」をゲージ上で表す方法です。あるいは、5段階、もしくは10段階で数字で表す方法です。以下のイラストは、世界でも人気が高いスノーボード・ブランド、バートンと、国産で人気が高いオガサカのサイトの表示を紹介するものです。バートンの方は、ソフト、普通というふうに分けていて、オガサカの方は5段階の硬さがある内の3.5であることを伝えています。 何度も言いますが、各メーカーにより様々な方法で表現しているので、あくまでも目安にしてください。 自分でボードの硬さをチェックする方法 自分でボードの硬ささをチェックする方法を説明します。ボードの先を片方の手でしっかりとつかみ、もう片方の手でボードの中央当たりを押してみます。ボードを押した時に反動でビヨーンと跳ね飛ばないように、ボードのテールは、しっかりと地面に押し込むようにしましょう。反動で板が吹っ飛ぶことを気になるようだったら、片方の足(以下の写真で言う左足)をテールに添えておくといいでしょう。 スノーボードの板は、どんなに力強く押したところで壊れるものではないので、安心して押してみてください。最初は不慣れでうまくいかないかもしれませんが、様々な板をチェックしていく内に板の煽り方がうまくなっていくでしょう。そして、市販されている板によって、フレックス(=硬さ柔らかさ)が違うことにも驚くかもしれませんね。 「習うより慣れろ」という言葉がありますが、大切なことはどんどんチェックしていくことです。だから、ショップへ足を運んだらどんどん板を煽ってみてください。きっと板選びがより一層おもしろくなっていくことでしょう。 以下のイラストは、レベル(初心者・中級者・上級者)、また使用目的に応じたおすすめの板の硬さを示すものです。上級者が必ずしも硬い板を使用しているのではなく、上級者でもグラトリ愛好者の方は初心者が好むような柔らかい板を選んだりします。あくまでも目安に過ぎませんが、参考にしてみてください。 【予備知識】フレックスとトーション 実を言うと、板の硬さの表現を方法は大きく分けて2つあります。1つは、板そのものの硬さと柔らかさを表現する「フレックス」。もう1つは板の捻じれの強さを表現する「トーション」です。 トーションが強いとエッジングが強くなる傾向があるので、カービングターンに適しています。またハーフパイプで高速な中で安定したエッジングをしてジャンプすることも可能になります。初心者の方は板選びでここまで考えることはないと思いますが、将来のために予備知識として覚えておきましょう。 スノーボードの形状は大きく分けて2+3種類 スノーボードの形状については、大きく2つに分かれます。まず最初にその板が、前方方向に進みやすいディレクショナル・シェイプか、後ろ側(スイッチ・ライディングと言う)にも滑りやすいツインチップか。次にボードを真横から見た時に、真ん中が上がっているようなキャンバーか、逆に下がって船底の形になっているようなロッカーか。もしくはフラットか。 さらにくわしく説明していきましょう! ディレクショナル・シェイプとツインチップ スノーボードは通常、トップを前にして滑り、テールは後ろ側にあります。しかし、ボードを滑走中に180度回転させて、逆向きに滑る(スイッチ・ライディング)をすることもできます。前だけでなく、ボードのテール(後ろ)側でも滑れることで、スノーボードの魅力は広がるのです! しかし、通常、どんなにうまいスノーボーダーでもそれほど長い時間スイッチで滑っているわけではありません。たぶん、多くのスノーボーダーは、80パーセント以上ノーマルのスタンスで滑っていて、スイッチで滑ることはあまりない、と思います。 そんな人には、ボードの形状がより先に進みやすいディレクショナル・シェイプをオススメします。 初心者の時は、習う時にちょっと大変でもうまくなったら、将来的にはどんどんスイッチで滑ったり、フリースタイルのトリックをやってみたい!という人はツインチップが良いでしょう。 ディレクショナル・シェイプとツインチップ・シェイプの大きな違いはスタンスの位置にあります。(以下、イラスト参考。) スタンスの位置がよりテール側に寄ることで、ボードの先が長くなるのがディレクショナル・ボードです。ボードの先が長くなることで、より前方方向への安定感が増します。 スタンスの位置がど真ん中にあるのが、ツインチップ・ボードです。前後どちらにも行きやすいけど、ディレクショナルに比べて前方方向への安定性は下がります。 【予備知識】ディレクショナルに近いディレクショナル・ツインとは? 前後対称な形状のツインチップでも、よりディレクショナルな乗り心地を追求するために、あえてスタンスを後ろに下げるセットバックという方法もあります。また、ボードの形はツインチップながら、推奨スタンスの位置にビンディングをセッティングすると、まるでディレクショナルのようにボードの前方がより長くなるような板をディレクショナル・ツインと呼びます。 初心者の方は、最初はともかく前に進んでターンを覚えることが大切になって来るので、このディレクショナル・ツインか、ディレクショナル・ボードを選ぶといいでしょう。ただし、先に説明したようにツインチップでもあえて、スタンス設定を後ろにすることで、前方向に進みやすくすることもできます。 キャンバー、ロッカー、フラット 最後にボード形状で考える項目として、ボードを真横から見た形状であるキャンバー、ロッカー、フラットをご紹介しましょう。 キャンバー形状の板というのは、しっかりとボードを踏み込むことで、ボードがたわみ板の反発を発揮することができます。カービングターンに最適な板です。しかし、初心者にとっては、エッジが引っかかりやすいというマイナス面があります。やや頑固で乗り難いという特性があるけど、将来的に頑張って使っていけば良い形状とも言えます。初心者だけど脚力がある人とかに良いでしょう。 ロッカー形状は、ボードを雪上でグルグル回すようなトリック、グラトリをやり易くしたりします。パークにあるボックスやレールでエッジを引っかけないでうまく乗ることができます。また、ロッカーのボードは、エッジが引っ掛かり難くパウダーライディングにも適しています。初心者にも最適な形状と言えますが、高速での滑走中のグリップ力が弱いので、将来的にフリーランを重視したい人には、物足りないかもしれません。近年、このロッカー形状は人気が落ちて来て、後に紹介するダブルキャンバーの方が人気が高まっているように思います。 そこで生まれたのが、その中間的な要素を持つボードの底がフラット形状のものです。これは、滑走性の安定感が良いことと、操作性が良いことで、初心者にとって最適!というショップ店員さんの意見も多い板です。ただ、このフラット形状も中途半端なカテゴリーという部分もあるので、減っているような印象があります。 この項目のまとめ!キャンバー:スピード滑走に優れる。初心者やグラトリ愛好者にとってはエッジが引っかかりやすい懸念も。ロッカー:操作性が高いが、高速でのライディングで弱さを感じるフラット:キャンバー、ロッカーの中間的な要素があるので、初心者に最適!という意見が多い。 近年人気のダブルキャンバーとは? センター部分はキャンバーのように反り上げっていて、ビンディングを設置するところがロッカー形状になり、結果、Wのような形状になっているのがダブルキャンバーです。 キャンバーとロッカー、それぞれの長所を融合させていると言われていて、カービングターン、パウダー、フリースタイルなど、どんな要素にも適した魔法のような板と言われています。もちろん嘘ではないけど、良いとこ取りした分、キャンバーやロッカーの長所まで達しないというところもあると思います。カービングを目指すなら、キャンバーがいいだろうし、板を回すならロッカーの方が最適でしょう。でも、どんなスタイルにも対応し易いということで、このダブルキャンバーは画期的なアイデアであり、近年人気が高まっています。また最近では、ダブルキャンバーがキャンバーよりも劣ると言われていたカービング性能をフォローする新テクノロジーも台頭してきています。例えば、エッジを往来のように真っ直ぐにするのではなく、波のようにグネグネさせてその結果、エッジングを高める方法。(※リブテックが採用したマグネトラクションエッジなど)あるいは、ノーズとテールにより厚みを持たせて、エッジング能力を高める方法など。ダブルキャンバーを採用している各メーカーは、結局のところダブルキャンバーの弱みを新しいテクノロジーで補っているので、近年人気があるシェイプと言えるでしょう。 キャンバー、ロッカー、フラット、ダブルキャンバーの割合 結局のところ、世の中に出ているスノーボードの中で、キャンバー、ロッカー、フラット、ダブルキャンバーの割合はどれくらいなのか?気になる方も多いでしょう。だけど、このリサーチはひじょうに難しく、ある程度、有名どころのメーカーというのをチョイスして、その全モデル数の統計など取らないといけません。メーカーによっては、そもそもWキャンバーがセールスポイントであり、そのようなボードしか作っていないというところもあります。例えば、NEVER SUMMER(ネバーサマー)です。また、僕が代理店業務に携わっているEndeavor Snowboards(エンデバー)は、ほとんどキャンバーです。人気メーカー、バートンを見てもキャンバーボードが半数占めています。だけど、国内においては、グラトリ人気もあり、ダブルキャンバーの板が目立ちます。そんなわけで、凄く大雑把な予想ですが…、割合を紹介します。キャンバー50%、ダブルキャンバー30%、ロッカー10%、フラット10%という感じでしょうか?僕が住むカナダではもっとキャンバーの割合が増すように思います。 大切なことは、どのような形状がどんな滑りを得意とし、逆にどんな部分が劣るのか知ることなので、この項目ではそのポイントを押さえておくと良いでしょう。 具体的なボードの選び方 板の選び方のまとめとして、具体的なボードの選び方例を紹介します。 まずは自分の身長や体重に合わせたボードの長さを考えてみてください。また、脚力が強い人はちょっと長めにして、さらに将来的に高速安定性を求める方もちょっと長めを考えても良いでしょう。 次にシェイプ。ディレクショナルかセミ・ディレクショナルを選んでください。横から見た形状は、将来的な用途に合わせてキャンバーにするのも良いですが、フラットの方がターンは覚えやすいでしょう。 ここまで大ざっぱに決めてみたら、今度はグラフィックのデザインの好みも考えてみてもいいでしょう。せっかくスノーボードをやるからには、自分のテンション上がるデザインのボードが良いですね!センスの良い服を着ていたら気持ちいいように、ボードだってカッコいいものがほしいでしょうから。 その選んだボードが、信頼おけるメーカーだったらさらに安心ですね。バートン、ナイトロ、K2、サロモン、オガサカなど、誰からも知られているボード・メーカーは、多くの人に愛用されて来た歴史があります。 いくつか候補のボードを決めたら、いざショップへGO! 重さチェックをしましょう。そして硬さをチェックしましょう。また、自分の足サイズに合ったボード幅か確認を。さらにデザインが、自分好みかどうか、考えてみてくださいね。 最後の助けとなるのは、ショップの店員さんです!不安なことをどんどん訪ねてみてください。きっとわかりやすく説明してくれることでしょう。知識豊富な店員さんは、あなたがスノーボーダーでいる限り将来的なカウンセラーでもあります。ボードのことでわからなくて困っている方を助けるくれる大事なパートナーでもありますね。 ショップは、スノーボーダーにとっては楽しい空間でもあるので、まずは足を運んでみてください。最初はちょっとドキドキするかもしれませんが、きっとすぐに楽しい気持ちなることでしょう! (adsbygoogle = window.adsbygoogle || ).push({}); 気を付けよう!安いスノボ3点セット よくネットで販売されている安い3点セットって、どうでしょうか?調べてみて思ったのですが、こうした3点セットの多くは、あまり知られていないメーカーのギアです。有名メーカーでないから悪いということではないですが、いくつかのリスクがあります。 ①ネットで買うので、本当に初心者に最適なボードかどうか相談することができない。②3万円以下で買えるような安いお店(もしくはネットショップ)では、店員の知識も浅いケースが多々ある。結果、ビンディング取り付け(設定)など信用できない。おそらくワックスサービスもなし。③ブーツも含めた3点セットは、リスクが高い!スノーボードのブーツは、スノボ・ギア選びの中でも超大事な要素。そこをネットショップに任せ難い。 いわゆる普通のスノーボード・ショップ、あるは大手量販店でも足を運べばあなたにとってどんなギアが良いのか、アドバイスしてくれます。こうしたショップでの3点セットは安心です。例えば、旧モデル(型落ち)の売れ残ったけど、良いギアをうまく3点合わせてオススメしてくれるケースもあるでしょう。それでは、いくらあれば良いスノーボード・ギアの3点セットを揃えることができるのでしょうか? 東京都西東京市芝久保町にあるプロ・ショップHEAVEN STOREのオーナーの中本さんに取材したところ、以下のようにコメントをしてくれました。 「一概には言えませんがNEWモデルと昨年モデル組み合わせて大体10万〜12万くらいは用意してもらえれば、きっと良いアイテムにたどり着くと思います。余裕がある人はすべてNEWモデルで15万あればほぼ確実でしょう。余裕がない人は最低でも8万はみてください。昨年モデル等で探し出せれば可能な金額です。3点セットで5万以下は安く感じますが、スノーボードにハマったとしたらだいたいみなさん1、2年で買い換えることが多いので、結局2年で10万は超えます。元量販店販売員でしたのでそんな姿をよく見ました(笑)」●参考リンク:スノーボード選びのエキスパート!中本店長に聞く「初心者が気を付けるべきこと」https://dmksnowboard.com/how-to-choose-snowboard-gear/ また量販店でも、残念ながら店員さんの知識が足りないケースもあるので、必ず1店舗に絞らずいくつかのお店に行ってみましょう。スノーボード・ショップを周ることは、ちょっとした一仕事に感じるかもしれませんが、「これからスノーボードに挑戦してみたい!」というあなたにとっては、楽しいことでもないでしょうか?おそらく、初心者にとってはショップに行くたびに様々な発見があります。スノーボードのショップ、特に老舗と言われるようなプロ・ショップは、スノーボード最新ギアの知識を教えてくれるような専門学校のようなところでもあります。しかも、無料です!行かない理由が見当たらないです。最初は、ちょっと緊張するかもしれませんが、多くのスノーボードのショップの店員さんは、とてもフレンドリーでやさしく丁寧に説明してくれるでしょう。何しろそうした接客業が好きでその仕事を選んだ人が多いので、お客さんとお話することが好きな人ばかりなのです。かつてスノーボード・ショップで働いていた経験がある自分にとっても、お客さんと話している時間が一番仕事をして楽でした。品出しするよりも片付けするよりも、買っていただけなくてもお話する方が良かったのです。それでバイト代は入りましたので(笑だから、勇気をもってどんどんスノーボード・ショップに行ってギア選びを楽しんでほしいと思います。 スノーボードのブーツ選びは妥協すべきギアではない!ということは、『スノーボード3点セット買うなら絶対2点セットが良い理由』でも紹介していますので、ぜひそちらの方も一読してみてください。 またネットで3点セットを買うなら、ブーツなしの2点セット方がいいでしょう。以下はその理由をまとめた記事なので、そちらもぜひ参考にしてみてください。 ●参考リンク:スノーボード3点セット買うなら絶対2点セットが良い理由https://dmksnowboard.com/why-buying-a-3-piece-snowboard-set-is-better-than-buying-a-2-piece-set/ スノーボード盗難防止の鍵は必ず! せっかく新しいスノーボードを買ったのに、ランチ中にボードを置いていたら盗まれてしまったということをよく聞きます。特に人気のスノーボード・メーカーは盗難者にとって売りやすく気を付けないといけません。スノーボードの鍵は、1000円以内で購入できるものなので、ぜひ購入することをおすすめします。 【送料無料】スノーボード スキー ケーブルロック VAXPOT(バックスポット) ケーブルロック VA-2830【ロック 鍵 盗難防止 スノーボード スノボ】【スノーボード ウェア ゴーグル...