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期待のバートンユース!荻原大翔スーパークリーンなFS1080

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Burtonチーム、期待のユース!荻原大翔が繰り出すスーパークリーンなFS1080。 ここ最近、スロープスタイルで登場するヒップ、キッカー融合型のアイテム。早くも数年後のXゲーム、オリンピックを見定め練習に余念がないようだ。 この投稿をInstagramで見る Burton Japanユースチームの14歳、荻原大翔が繰り出すスーパークリーンなFS1080。 #RidingIsTheReason #RideTohoku...

話題のスーパーキッズ!荻原大翔くんのパパ/荻原崇之

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一週間ほど前、『日本にもいた!9歳の天才スノボ少年』という記事をアップしたところ、かつてないほどの大きな反響があった! DMKのフェイスブックでは、あっという間に1万人ビューアーを超えて、気づいてみれば現在9万4千人もの数に達する。これは、あくまでもDMKのフェイスブック上のビューアーなので、DMKの本サイト上ではその数倍の方がご覧になったことが推測される。みんなこの9歳、荻原大翔のライディングをに驚きを持ったに違いない。なんと小学3年生の子供が、FS1080、BS1080、CAB540、SWBS540を決めるのだから! そこでDMKでは、荻原大翔のパパ、荻原崇之さんに「どうしたらこんなスーパーキッズが育つのか」、伺ってみた。興味ある大翔くんの生い立ちにもご注目ください! --とっても驚いています。9歳というと、小学3年生ですか。なぜ、ここまで凄いキッズが現れたのか?きっとスノーボードが大好きということもあるのだろうけど。スノーボードを始めたのは、何歳の時ですか? 荻原:大翔は、3歳の冬から始めました。3歳の時にはサイドスリップ(横滑り)でロープで補助しながら滑っていた程度です。頻度は年10日ぐらいだったと思います。シーズン後半には緩斜面にて両方のターンが転びながらなんとかできるようになりました。 オフには近所のカムイ龍ヶ崎で月一回程度雪遊びをしていました。 --まだその頃は、スノーボーダーとしてよちよち歩きのような状況だったんですね。パークデューは? 荻原:4歳になり、毎週末にいろいろなスキー場に行ってました。そこで、パークデビューもしました。オフシーズンは、カムイ龍ヶ崎にたまに連れて行きました。でもあまり覚えてないみたいです。 --その後はどんな感じですか? 荻原:5歳からはシーズンは毎週末滑走。オフはカムイ龍ヶ崎・小布施で月2日程度通いました。 6歳の時に千葉キングスがオープンしてから毎週キングスに行くようになりました。 学校行事等の際は行けませんが、6歳以降は通年で毎週末スノーボードしてますね。 現在9歳なので一応7シーズン目になります。 --なぜ、これほどまでにスノーボードに夢中になったのか?お父さんが好きだったのですか? 荻原:僕が元々スノーボードが大好きで(現在42歳)、17歳でスノーボードと出会い現在まで継続しているため25年のキャリアがあります。ただし、すごい下手なんですが(笑)。途中熱が冷めた時期や大翔が生まれたこともあり頻度が落ちた時期もあります。20代中後半はハープパイプの競技にも参加したりしてり、海外のキャンプに行ったり、山に篭ったりしていました。底辺の競技者でした。 妻も15年程度のキャリアで共に子供ができた際には、親子で滑る事ができたら良いなと思っていました。大翔が1~2歳の頃はたまに年1、2回程度、夫婦で滑りに行く際にスキー場にある託児所に預けていたため、両親と一緒にいる為には覚えなければと本能的に感じていたのかも知れません(笑)。 --なるほど、本能的にスノーボードLOVEを感じていたのかもしれませんね(笑)。 それにしてもここまでうまくなるとは驚きです。9歳で日本のトップクラスのレベルではないでしょうか。ここまで育てるにはどのような方法をとったのでしょうか? 荻原:幼少期(3~5歳)は、まずスノーボードを好きになってもらう。嫌いにならないでもらうことを先決にしました。もともと車内のDVD等は常にスノーボードだったため、視覚的に自然に目にしていたのかなと思います。 また、滑りに行く際は好きなDVDをレンタルできるという特典を与え、本人が行きたいと思う環境を作ったり、ポケットには常にお菓子を入れてました。また、滑ることができるまでは常に天気の良いスキー場へ足を運ぶように心がけていました。吹雪は大人でもつらいですから。常に車泊なので自由があったし。 でもこれはあくまでも滑ることができる過程ですね。 トップレベルかどうかはさておき、やはり自然な流れで大会に出るようになり、そこには本物のトップレベルがいる訳で。カテゴリーがある訳でもないから同じステージに立つ以上年齢なんて関係ないんです。だから今ピークの15〜20歳位の選手がやっている事を常に意識しながら練習しているだけです。 --なるほど。自然に年齢など感じさせない環境で育ったんですね。これまでに出会った指導者は? 荻原:自分以外では、千葉キングススタッフ、千葉キングスのお客さん出会ったスノーボーダーの方、その中にはライダーさん、ローカルさん、キッズも。同一の場所に継続的に通うことができれば、そのうちいろいろな方々と滑るようになりアドバイス等もらうことができます。今のところスクール的なものは一切入れたことがありません (スノーボードが大好きなパパと、その気持ちを受け継いでスーパーキッズに成長した大翔くん。これからの活躍が楽しみ!) --目標は? 荻原:先日、本人に聞いてみたところ、「スノーボーダーとしてX-GAMES、AIR&STYLE、US OPEN、DEW TOUR等で活躍したい。」また、「オリンピックで活躍して日本人にも認識してもらいたい。」と言ってました。 この認識の部分ですが、ソチの前によくフィギュアスケートの試合がテレビで放送されてましたよね。確か日本人の代表を決めるような大会です。「なんでフィギュアはやるのにスノーボードはテレビでやらないの?」って聞かれたんですよ。 こいつにしてみれば自分のやっているスポーツが凄くカッコいいのに放送されないことや認識されてないことが悔しかったんでしょうね オリンピックでスノーボードがいい結果を出して今シーズン、ワールドカップが民放でゴールデンタイムに放送され、鬼塚雅ちゃんが結果を出し、さらにニュースで取り上げられる。本当に喜んでましたよ。だから認識して貰いたいって言う表現を使うんです。 --それは凄い!何か大翔くんと決めた目標設定とかあるのですか?オリンピックへの夢など。 荻原:年齢的に言えば、次の次のオリンピックを目指すことになると思います。となると、そのときに戦えるトリックをイメージします。あくまでも想像であと、当然ナショナルチームメンバーに選ばれなければなりません。そのためには選定がはじまる前年の段階で、必要なトリック(あくまでも予測)の完成度が必要になります。リザルトはあとからついてくるでしょう。 この様な感じで、前もって、今年何をやるべきか?そのために、今月何をするべきか?今日何をするべきか?これをよく話します。 --ここまで具体的な回答が来ると思っていなかったので、ちょっと驚きました。本当に真剣に考えていることが伝わります。 荻原:賛否両論がありますが・・・、これからはクワッド時代になりました。ただしトリプルが出たときも同じ議題になりました。しかし、先日の角野友基くんのスイッチバックサイド トリプルコーク1620、素晴らしかったですよね!スタイル含めあのトリックに否定的な意見は、聞きませんでした。おそらくクワッドも完成度スタイルがミックスされ否定され無い状況に、なるはずです。そして5、6回転とおそらく進化するでしょう。 結果9歳で1080(=3回転)、逆算すると自己判断では遅れています。 --いやいや、全然イケてると思いますよ(笑)。 荻原:1シーズンでスピン数が急激に上がることもあるだろうし。ともかく、今は怪我にを気を付けて、日本を代表する選手に!そのためにも、テクニックを身につけることが大切だと思います。 https://youtu.be/ZUSyMTOMhX0?si=SyDPfHHxEgsdmr7Z --来年も映像は作る予定はありますか? 当然作ります、今年以上のモノを!いい物ができたら、また掲載お願いしますね(笑)。 荻原:もちろんです! --ところで、大翔くん本人は、どうしてうまくなったと思うか、聞いていますか? 荻原:やはり、キングスです。あの施設がなければ360すらできてないかもと答えていました。本当に素晴らしい施設です。山だとミスしたらミスした理由がわかっても直ぐ次にトライすることができないことがありますが、キングスの場合は直ぐ調整ができる。極端ですが飛ぶたびに進化出来る感じです。 あと、親から見て感じる点は、辛い練習と思われる内容も楽しく行えていることです。よくみんなから「大翔 がんばってるね。」なんて声をかけられますが、本人はいたって辛くないようです。練習自体が楽しくてしょうがない。「楽しみながらスノーボード。」良く聞く言葉ですが、練習も楽しめているのが、良い状況なのかも知れません。 (千葉キングス、平岡アキ。千葉の代表であり、かつては日本ビッグエアーのパイオニア。その平岡も、大翔くんの将来を大いに期待している。) --9歳のお子さんだと、雪山は寒くてなかなか長い時間いれないこともあります。本当にスノーボードが大好きだからこそ、楽しめているのかもしれませんね。そういった意味では、スノーボードの神様から授かった素晴らしいキッズなのかもしれませんね。ちなみにどんな性格なお子さんですか? 荻原:超スーパーシャイ。とにかく初対面の方等には失礼な程に目を合わせません。本人いわくほぼ全員が年上なので緊張するらしいです。慣れれば一緒に滑って~、とか声をかけるようになりますが(笑)。 --そのシャイな感じが、逆にスノーボードでの表現につながったのかも!?ところで、現在の滑走日数はどれくらいですか? 荻原:自分(親)の休みの週末2日間のみ。平日は小学生のイメージ通り自転車を乗り回し公園でサッカー等をしています。 --滑走以外のトレーニングは? 荻原:現段階では特にしていません。縁石等でしょっちゅうJIBのイメトレ。人形やチャックバディーズを投げたり、ゲームでトリックを決めています。一時、体幹トレーニングとかを検討しましたが、子供のうちは走り回って遊ぶだけで十分との結論に達し、とにかく外で走って遊ばせてます。あと暇さえあればスノーボードの動画ばかり見ています。 --サポートで大変なことは? 金銭面です。具体的にはいえませんが…。うちの自宅は茨城県です。オフシーズンはキングスのパス、別施設の滑走料、そこまでの月4回の往復交通費、滞在中の御飯、風呂。子供の場合は翌シーズンに使用する予定のレングスのギア、オンシーズンはスキー場PASSやリフト券・そこまでの月4回の往復交通費・滞在中の御飯、風呂。シーズンに使用するギア、大会エントリー費、そして一番は移動費、ガソリン代になります。節約のために原則高速道路は使用しません。 --高速道路は使わない。いや、驚きました。やはり多くの親御さんが金銭面で苦労されているように、荻原さんのところも様々な苦労をされているようですね。好きなライダーは? 荻原:海外の場合、トースタイン・ホグモ、マーク・マクモリス、Torstein Horgmo・セバスチャン・トータント、ステール・サンドベック、マクセンス・パロット。国内の場合は、角野 友基、山根 俊樹、谷口 貴裕、稲村 奎汰、宮澤 悠太朗、平岡 敬太朗。あと、当然 平岡 暁史さんもです。結構、多くのライダーを好んでいるようです。 --現在のスポンサーは? 荻原:ソサイアティSociety01。自宅から歩いていけるところにあるshopにお世話になっています。 --最後の質問です。大翔くんにどんなふうに成長してほしいですか? 荻原:全ての出来事は、人との出会いから始まります。そこで得るものが成長に繋がりますから。今はとにかく吸収して貰いたいです。そして、その方達への感謝の気持ちを忘れずにやりたい事を突き進んで欲しいです。 親への感謝は必要ありません。とにかく親は全力でサポートします。これは親として当然の事です。全く大変だとは思いませんし、むしろ親も楽しんでますから。いつか先に、大翔と最高の笑顔でハイタッチを出来た時が来たら、それが親への感謝になりますから とにかく今は目標に向け進むだけです。一緒に頑張りたいですね --熱いメッセージありがとうございます!DMKも、これからの大翔くんの活躍をぜひ追っていきたいし、応援しています。