広告

近年ますます高まるスノーボード・ヘルメットの重要性。欧米では、すでに9割以上ものスノーボーダーがヘルメットをしていると言われていますが、国内ではまだ少ないですね。だけど、毎年のようにスキー場でヘルメットをかぶっている人の増えている姿を見かけます。もしかしたら、あなたも「そろそろヘルメットを買おうかな?」と思っているのではないでしょうか?

ヘルメット選びは、安全面はもちろんファッションの観点からもセレクトする必要があります。なぜなら、ヘルメットは、スキーやスノーボードの格好をした時に最も目立つアイテムだからです。そのヘルメットに対して、ファッション面からの妥協は許せません。

そこで、あなたにとって最高のパートナーとなり得るヘルメットの選び方についてご紹介します。
軽量通気性安全基準アジアンフィットという基本的な選び方から、近年注目の安全システムMipsとは何か?というところまでご紹介。
さらにデザイン性についてお伝えしましょう。
以上、6つの要素を把握した上で、最後には楽しく今季注目のヘルメットをチェックしましょう。今季2022-2023おすすめのヘルメット10選もご紹介します!
また最後に、ヘルメットの買い替え時期に関しても、ご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

広告

イメージ写真&映像提供:SANDBOX

はじめに スノーボード・ヘルメットの重要性・必要性について

ヘルメットは、転倒の時に頭を守ってくれる需要なプロテクト・ギアです。
中上級者のスノーボーダーは、時速60キロ以上から80キロで滑っていることも少なくありません。そんな状況で転倒し、頭を打ったら大変な大怪我につながる可能性があります。最悪のケースでは死亡例も出ています。
また初心者にとって最も怖いのは、迂回コースでの転倒です。フラット(平ら)なコースで逆エッジを喰らうと、斜度がないだけに衝撃を逃がしてくれません。90年代のスノーボード・ブームで初心者の死亡事故が問題になりましたが、その多くが「初心者の緩斜面での転倒事故」です。

ヘルメットの必要性に関して、転倒の時の衝撃から守るということ以外に、もう1つ大事なことがあります。それは外からの障害物や他のスキーヤー、スノーボーダーとの衝突から守るということです。

例えば、過去には初心者コースでスノーボードしていたお子さんが、スピードを出している大人のスキーヤーに突っ込まれて、そのスキー板が頭部に当たり死亡してしまったという事故がありました。突然に人生を奪われたお子さんのニュースを聞いて、とてもやるせない気持ちになりました…。その時に、ヘルメットをしていたかどうかということまでは報道されていませんでしたが、もしかぶっていたなら守られていたように思います。
日本では、お子さんにヘルメットをかぶらせない人が多くいて驚かされますが、欧米では子供にヘルメットをかぶせせないといけないルールがあります。

それと、ヘルメットには衝突事故以外にもスキー場にある木や岩などの外からの障害物から守ってくれるということもあります。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: helmet-crash-1024x660.jpg

以上が主だったヘルメットをかぶる理由ですが、それ以外にも以下のような効果もあります。

①ヘルメットをかぶると頭部が温かく保たれる
②転倒の時、ビーニーだと飛ばされることがあるけど、ヘルメットだと飛ばされない

ということも挙げられます。
トップ・ライダーからも「パウダーで大転倒した時にもビーニーだと飛ばされてしまうけど、ヘルメットをかぶっているとそのまま装着できているので便利!」という声が上がっています。

もはやヘルメットをかぶらない理由はありません!
スノーボーダーの必需品と考えるべきです。
明日も元気に仕事に行けるように!学校に行けるように!
これからも、楽しくスノーボードができるように!!
ぜひ、ヘルメットをかぶることをオススメします。

何度も伝えますが、特に若い人へ。
これからの長い人生で、頭部の損傷を受けてしまうのは大きなハンデになる可能性があります。
最近では、大学生もスノーボードを始める人が徐々に増えているという嬉しいニュースも聞こえて来ますが、学生のみなさん人生は長いですよ。スノーボードをする時には、必ずヘルメットをかぶりましょう!!

ヘルメットの選び方・要素① 軽量であること

まるでヘルメットをかぶっていることを忘れるほど、軽量であったら!
スノーボードをしている上で、ヘルメットをかぶる煩わしさから、解放してくれます。
やはり、ショップへ取材してみると、多くのお客さんが「ヘルメットの軽さ」を重視しているとのことです。

そんな中、SMITH(スミス)のヘルメット、モデル名Maze(メイズ)は、軽量にできていてとても評判が高いです!(※最後の項目【おすすめのスノーボード・ヘルメット10選】でも、くわしくご紹介しています)
元々、SMITHは世界でも屈指のゴーグル・ブランドとして知られていたのですが、近年はヘルメットの人気もひじょうに高く、スノーボーダーにも注目されています。

(SMITHのMazeは軽くてスノーボーダーに大人気!オリンピックに参加した広野あさみ選手も愛用!)

軽いヘルメットの特徴として、その製造構造がインモールド方式であることが挙げられます。シェルに直接緩衝材を注入してヘルメット内部で成形します。外側のプラスッチックが薄く、内側の緩衝材が分厚いような構造です。
逆に軽くないヘルメットは、ハードシェル方式のものが多いと言われています。ハードシェル方式というのは、外側に装(シェル)にABS(樹脂材)と内側にEPSと呼ばれる硬質発泡スチロールの緩衝材(インナー)が別々に製造されているものです。

しかし、単純にヘルメットの重さが、そのまま使用時の感じる重さになるわけではありません。
身体(頭)の近いところで装着できれば、それだけ遠心力の負担も軽減されます。つまり小さくシェイプされたヘルメットの方が、スイングしやすい感覚があります。
それと、いくらヘルメット自体が軽くても、高額モデルになると、Mipsと呼ばれるいろんな方向からの衝撃から頭を守る技術・構造を加えたり、BOAのようなサイズ調整機能を加えることで、多少重くなったりします。
さらには、耳当てを付けることでも重さの変化はありますので、あくまでも重さは目安と考えればいいでしょう。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sandbox-shell-1024x683.jpg
(カナダで生まれたSANDBOXはハードシェル方式で、その見た目もスッキリしています)

実際にスノーボード仲間のヘルメットを持ってみると、軽くて有名であるはずのメーカーのヘルメットが、重く感じたり、逆もしかりです。
そのへんの重さ感覚は、実際にショップへ行って、いろいろなヘルメットを試してみるのが一番良いでしょう。
以下、さらにインモールド方式とハードシェル方式のメリットとデメリットをまとめます。


インモールド方式のメリット&デメリット

インモールド方式のヘルメットは、なんと言っても軽い!
装(シェル)は薄くて強度もありますが、薄いだけに割れやすく凹みやすい特徴もあります。また、国際安全基準(※次の項目【スノーの安全基準を満たしていること】でくわしく解説)を満たすために、インナーが分厚くなりシェルが大きくなります。
「ザ・ヘルメットをかぶっている!」という感じの見た目になりやすいです。
価格的には高くなる傾向がありますが、シェルのデザインとしてはより美しく仕上げている印象。
特に年配のスキーヤーの方にも支持されているように思います。

ハードシェル方式のメリット&デメリット

ハードシェルの良い点は、とにかく頑丈なことです。
国際基準をクリアするためにABS(シェル)を厚めにしているため、割れることはかなり少ないです。ABS自体に強度があるため、インナーのEPSの厚みを抑えることができるのもハードシェルの強みです。
その結果、ヘルメット全体の大きさを小さくすることができます。
一方で重くなりやす傾向があります。
インモールドのものよりも価格は、安く抑えられていて、その点が若い層に支持されています。
作りとしては、洗練されたインモールドに対し、ちょっと粗々しくも見えます。

●関連リンク
誰も教えてくれなかったヘルメットの選び方!あなたのヘルメットはインモールド or ハードシェル方式?
https://dmksnowboard.com/how-to-choose-helmet/

ヘルメットの選び方・要素② 国際的安全基準を満たしていること

ヘルメットをしたからと言って、絶対に頭部の怪我が避けられるわけではありません。しかし、どんなスノーヘルメットでも、かぶらないよりは遥かに安全を保たれるでしょう。
また、せっかく安全のためにヘルメットをかぶるので、ぜひ国際的安全基準を満たしていることを確認しましょう。
おそらく、今、みなさんが考えている以上に、国際的基準をクリアしたヘルメットは大事であると言えます。
くわしく解説していきましょう。

スキー&スノーボードの国際的安全基準CEとは?

そもそもスポーツヘルメットには、様々な国際基準があり、その用途により安全要素が決められています。
スキー、スノーボードにはCE(※くわしくはCE EN 1077A/Bと呼ばれる)ものが、国際的な安全基準になります。
つまり、ヘルメット購入時にヘルメットの内側などに、このCEというステッカーがあれば安心です。
しかし、現在、スキー、スノーボード・ショップで販売しているヘルメットの中には、CE基準に満たしていないものもあります

CE基準をクリアするためには、6つの項目のテストにパスする必要になります。

1、ヘルメットのデザインがユーザーの視野を妨げないこと。スキー、スノーボードする上で、視野が確保されていることが大切です。

2、頭部の大事な部分がしっかりと覆うこと。つまりスノー用ヘルメットとしてカバーする対象範囲が確立されています。

3、衝撃吸収能力。
ヘルメットで、最も重要なのは衝撃吸収能力です。ヘルメットが4kgの金属製ヘッドを内蔵した固体金属アンビルに 5,42m/s の速度で落下する特殊な機器でテストされます。金属製のヘッドの内部には、衝撃内の力を測定する加速度計があります。ヘルメットは、①室温、②-25℃、さらに③人工老化後の3つの条件でテストされます。各ヘルメットは、いくつかの領域 (クラウン、サイド、リア、フロント) でテストされます。衝撃のいずれにおいても、最大加速度が250Gを超えてはなりません。
以上を聞いてもわかるように、CEをクリアするための衝撃吸収テストはひじょうに厳しいものです。

4、耐貫通性への抵抗能力。
スキーやスノーボードをしているときは、ポール、スキー、さらには木の枝がヘルメットに突き刺さる危険があります。耐貫通性は、ヘルメットに置かれた鋭利な円錐形の金属パンチに、質量3kgのハンマーを75cmのところから落とすことによってテストされます。金属製のパンチの先端がヘルメット内の頭に届かないようにする必要があります。

5、ヘルメットの装着システムのチェック。つまりスノーボードなど激しいスポーツしている中で、しっかりとヘルメットが固定されているかテストされます。

6、耐久性。
以上のすべてのテストの後、追加の損傷を与えるような損傷を示さないようにチェックされます。

以上が、スキー、スノーボード市場でよく持ち入れられるCE基準ですが、同じような基準としてアメリカの方で行われているASTM F2040(通称、ATSM)、さらには国際的なスキー協会のFISが独自で設けているRH 2013という基準もあります。

●こちらのCEに関する情報は、以下のSweet ProtectionのCertificationsで調べました。
https://www.sweetprotection.com/en/blog/tech/tech-certifications.html


ヘルメットの選び方・要素③ 通気性が高いこと

スノーボードは結構、体力を消耗するスポーツです。
特にハイクアップするようなケースでは、ひたいから汗を掻き、その熱がヘルメットに溜まりやすいなります。
そういった時に活躍してくれるのが、通気性を高めるベンチレーションシステムです。

今、売られている多くのヘルメットは、ベンチレーションシステムが付いています。そういった意味では、心配ないと思うかもしれませんが、ぜひそのシステムがどのように機能しているのか、チェックしてみてください。
単純に通気の穴の数だけではなく、前方から入って来る風を後方へ流すようなシステム。あるいは、ゴーグル上の額から出る汗をチムニー(煙突)のような構造で上へ送るシステムがあるといいでしょう。

スノーボーダーに人気ヘルメットなら、そうしたベンチレーション構造が必ず見つかると思います。

ヘルメットの選び方・要素4 日本人の頭の形にあったアジアンフィット

あなたの頭の形が、典型的な日本人の形ならぜひアジアンフィットをオススメします!
アジア人の頭の形と西洋人の頭の形は、かなり違うものです。
具体的には、アジア人の頭の幅は広く、前後が短い。
西洋人は、幅は狭く、前後が長いのです。

なので、そのまま海外で売られているヘルメットを使用すると、こめかみがぶつかったり、前後が緩く感じたりします。
ある調査によると、アジア人の平均的な頭の幅は男性で162.2mmで長さは189.1mm。
西洋人の男性は、アジア人の頭の幅よりも7.7センチも狭く154.5mm、また長さは10センチ以上の199.9mmもあるそうです。

アジア人(男性) 162.2mm(幅) 189.1(長さ)
アジア人(女性) 153.7mm(幅) 178.1(長さ)

西洋人(男性) 154.5mm(幅) 199.9(長さ)
西洋人(男性) 146.2mm(幅) 188.5(長さ)

しかし、僕の個人的な見解として、おそらくこのデータはちょっと古いと思います。
というのも、最近の若い人を見ると、身体の形、頭の形も変わって来ています。
あなたも、「最近の若い人は、足が長くなったなあ」「プロポーションが良いなあ」と思ったことはあるでしょう。
実際、僕はプロ・ライダーとの接点も多いのですが、実感として約20パーセントほどの人が、「私はアジアンフィットよりもインターナショナルフィットの方がいいです」と言います。

つまり、アジアンフィットがいいというのは、あなたの頭の形次第です。

それでも、おそらくは日本人の7割から8割ほどは、アジアンフィットの方がかぶりやすいと感じるので、ヘルメットを選ぶ時にはそのメーカーでアジアンフィットがあるかどうか。あるなら、自分に合うものを選ぶようにしましょう。

ただし、例えアジアンフィットでないヘルメットでも、購入時に付いているフィットパットなどで調整できます。そういった意味では、それほどシビアに考える項目ではないかもしれません。

ヘルメットの選び方・要素⑤ 近年人気のMipsセーフティシステムとは?

近年スキー、スノーボード用ヘルメットの安全面を高める上でMipsセーフティシステムに注目が集まっています。特に大手量販店では、Mipsモデルがよく売れると聞きます。そこで、Mipsセーフティシステムに関しても説明しておきましょう。

脳は回転に対して特に敏感であることが科学的な研究によりわかっています。
Mipsセーフティシステムが提供するヘルメットテクノロジーは、衝撃を受けた際、頭部とヘルメット間の相対的な動くを可能にすることで、頭部への回転エネルギーの衝撃を軽減することを目的としています。
このような衝撃が発生した場合、頭部とヘルメットの間に蓄積された力は非常に大きなものになります。この力は、頭の上に突然10人分の重さがのしかかるのと同じです。
大きな圧力がかかると、頭とヘルメットの摩擦によって、ストラップが多少ゆるんでいても、ヘルメットが動きにくくなります。しかし、ヘルメット内部のMips低摩擦層は、その高負荷が発生しても10~15mm程度の全方向の動きを許容することができるのです。

滑りやすい斜面での転倒を考えてみてください。転倒して頭(またはヘルメット)を打った場合、ほとんどの場合、転倒前と同じ方向に進みます。一方、摩擦の大きいアスファルトの上で同じように転倒したとすると、シナリオは大きく異なります。ヘルメットが地面に落ちると、急停止してヘルメットが回転する可能性が高くなります。Mipsは、そのエネルギーを頭部から遠ざける役割を果たします。より衝撃を逃がしてくれるということです。

個人的には、Mipsセーフティシステムが言われているほど安全率を高めているとは思いません。元々自転車などのヘルメットに採用されていた安全システムで、それが今ではスキー、スノーボードのヘルメットとして普及されて来ました。しかし雪の上は、コンクリートや土と違って、より衝撃をズラしてくれるとと思うからです。

むしろヘルメットをしていなかった方がした方が数段も安全面をサポートするでしょう。だけど、さらに安全面を考慮したい人はぜひこのMipsモデルの購入を考えてみてください。より高額なヘルメットになりますが、今やスノーヘルメットのスタンダートになりつつあります。安心感を買いたい人にはおすすめです。


ヘルメットの選び方・要素⑥ デザイン性とファッションという観点

最後にデザイン性とファッションという観点で、アドバイスします。
そりゃあ、誰だってダサいと言われるようなヘルメットをかぶりたくないですよね?
あくまでも個人的な見解として、スキーヤーが好むような、いかにも「ザ・レーサー」という仰々しい印象のものはカッコよくないと思います。
その道の人がかぶれば似合うと思うのですが、普段の気軽なスノーボードでそうしたヘルメットって、なんか気分的にもヘビーに感じます。
ヘルメットをかぶることで、よりオシャレなスノーボーダーになれる時代!!
ぜひ、あなたが思うカッコいいヘルメットを選ぶようにしてみてください。

オシャレなヘルメットを選ぶ基準としては、そのヘルメットをかぶっている写真をチェックすることだと思います。
ヘルメットの下にビーニーをかぶったり、仰々しく見せる耳当てを取ったりすることで、雰囲気はグッと変わったりします。
各ライダーがどんなヘルメットのかぶりこなしをしているのか、チェックしてみましょう。

ヘルメットのカラーとしては無難なブラックが人気があるのですが、スキー場に行くと意外に派手派手しいデザインでも全然OKだったりします。
それは、ウェアが華やかなものが好まれるのと同じことでしょう。
デザイン的に、「自分にはちょっと派手かなあ」というものでもイケたりすると思いますよ。


おすすめのスノーボード・ヘルメット10選

これまでヘルメットの選び方の6つの要素を紹介して来ました。
ここからはさらにズバリ!どのヘルメットが良いのか、おすすめのブラントとモデル名をご紹介しましょう。
主に6つの要素を考慮して選んでいますが、細かい点としてはインナーキャップ取り外しができるかどうか、イヤーパッド取り外しができるかどうか、ゴーグル固定クリップがあるかどうか、以上のようなポイントも紹介します。

特にインナーキャップ取り外しができるかどうかというところは、インナーが丸洗いできるかどうかという点で大事だと思います。
また、今やどのメーカーのどのヘルメットでもサイズ調整はあります。またベンチレーションもあるので、その調整やシステムがどんなものなのか、細かく考慮することも大切でしょう。
例えばサイズ調整なら細かいところまでケアできるか?そもそも「そんな細かい調整までいらない」という考え方もあります。またあるメーカーは「グローブしたままサイズ調整できる」と言うけど、果たして本当に必要なことでしょうか?実際には、事前にサイズ調整している人がほとんどか、と思います。
またベンチレーションに関しては、先に紹介した通りの例になります。

最後に注意事項として、各メーカーのヘルメットは毎年よくなる傾向があり、これまでなかった要素でも新しいシーズンになると加わったりします。単純に、メーカー名とモデル名だけを考慮して、ネットで探して安い商品を購入すると、古いモデルのせいで付いていると思っていた機能がなかった、ということもあるので気を付けてください。
※価格表示は税込みになっています。

①SMITH / Maze

世界でも1、2と言われる軽量モデルSMITH(スミス)のMaze(メイズ)。ともかく気軽に高性能のヘルメットを求める方に最適。おそらく国内のスノーボーダーたちに最も人気が高いヘルメット。
軽量なシェルの内部にSMITH が誇るエアーフローシステムAirEvacを装備。スロープスタイル、ハーフパイプなど競技者にも愛用されており、そのクオリティは実証済み。
今季のMazeは8カラー展開だが、その内6カラーがMipsモデル!今季もスノーヘルメットのシーンは、Mazeがリードしそうな予感!!



価格:26,950円(Mipsモデル)/22,550円
カラーMipsモデル:Matte Black, Matte Birch, Matte Sangria, Matte High Fives, Matte Charcoal, Matte Storm
Mipsなしの往来のレギュラーモデル:Matte Black, Matte White

シェル:インモールド方式
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
〇Mipsモデル
×インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド

②SANDBOX / Classic 2.0 Snow

ツバ付きのオシャレ・ヘルメット決定版!
僕がこれまでかぶったヘルメットの中でも最も長く愛用して来たモデルです。
ツバの長さはブラッコムの巨大キッカーを飛んでも支障を来しません。しかも、ツバのお陰で雪や雨を遮断。雪の日も春の雨の日も、ゴーグルを曇らせることなく、快適にライディングをサポート。
何しろそのグラフィックのカッコ良さに惚れ込みます。Mr Jagoなど世界的有名なグラフィック・アーティストとのコラボレーション・カラーに加えて、他のヘルメットのカラー展開には絶対になさそうなOre、Duneなど、今季も妥協なしの10カラー展開。カラーバリエーションは、ヘルメット・ブランドの中でも一番の多さ!スノーボード女子にも大人気!!
通気性も抜群に高いので、元気な暴れん坊ライダーさんにもオススメです。
今季からMipsモデルも登場し、「サンドボックスも遂に!」ということで、展示会でも大きな話題となりました。

価格:24,200円(Mipsモデル)/19,800円
カラーMipsモデル:Black, Ombre, Ore, Black Camo
Mipsなしの往来のレギュラーモデル:Black, Black Camo, Night Garden, Mr Jago,Ore, Dune, Vermilon, Mantis, Slope Slayer, White

シェル:ハードシェル方式
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
〇Mipsモデル
〇インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド

なかなか手に入り難いSANDBOXヘルメットのカラー、モデルは、以下の国内代理店公式ショップ、BEEFIVEで購入することができます。代理店からの直売なので、保証など安心してご購入できます。

③GIRO / Ledge

GIRO(ジロー)のLedge(レッジ)その機能の高さと価格の安さに驚く!手にとりやすい価格ながらMIPSも搭載。おそらく最もコストパフォーマンスに優れたヘルメットでしょう。
ストリートやパークシーンで映えるスケートスタイルで、デザイン的にも申し分なし!
大きく開いたベンチレーションと、取り外し可能なイヤーパッドでかぶりスタイルも自在に操れます。
こちらのLEDGEモデルには、MIPSモデルとそうでないモデルがあります。

価格:17,600円/13,200円
カラーMipsモデル:White, Graphite, Harbor Blue, Trail Green
Mipsなしの往来のレギュラーモデル:Black, White, Graphite

シェル:ハードシェル方式
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
〇Mipsモデル
〇インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド

④ANON / Raider 3 

ANON(アノン)のRaider 3 (レイダースリー)は、スノーボードのトップ・ブランドとして知られるバートンのヘルメット・ブランドの商品です。
ANONの中には、様々な優れたヘルメットがありますが、その中でもRaider 3は、驚くべき低価格でMipsクオリティを実現!(税込み16,500円)
ひじょうに軽量で重さはわずか490グラム。シンプルなデザインで、見た目のシェイプも引き締まっていてカッコいい!
ベンチレーションは付いていますが、前方から空気を吸い込み、後方から湿気を逃がすシンプル構造。その点は、他の人気ヘルメットに劣るかもしれませんが、このコストでこのクオリティの高さは申し分なし!

価格:16,500円
カラーMipsモデル:Black, Stone, Fire
Mipsなしの往来のレギュラーモデル:Navy, Black

シェル:ハードシェル方式
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
〇Mipsモデル
×インナーキャップ取り外し
×イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド

⑤bern / Watts 2.0

ベンチレーションが11か所もあるオールシーズンで愛用できる!bernのオールスタンダードヘルメット。
BERN独自のDSI(DUAL SHELL IM MOLD)で、ハードシェルとインモールドを組み合わせたような構造になっています。
軽量520g、高強度のシェル、さらにMIPS(衝撃緩和システム)を搭載!国際的な安全基準のCEも取得していて、スノーボード用ヘルメットとしてすべての装備が揃ってる。
BERNのヘルメットは、ウィンターシーズンだけでなく、夏のオフトレにも使えるので一年を通してヘルメットを着用したい人にもおすすめします!

価格:22,000円(価格、カラーは昨年度モデルを参考)
カラー:Matte Black, Matte Sand, Matte Green, Matte Lavender

シェル:DSI構造
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
〇Mipsモデル
〇インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド

⑥OAKLEY / Mod1

OAKLEYのヘルメットのラインナップの中では、大きく分けると3つあり、その中でもMod1は最も低価格なフルースタイル・ライダー向けのモデルで人気があります。
軽量で低めのプロフィールデザインは、ベーシックなスタイルでヘルメットに必要な基本要素がすべて揃った印象。不必要なものをカットされたクリーンなデザインは好感を持てる仕上がりになっています。
ロープロファイルで低価格なので、はじめてのヘルメットをかぶりたい人にもおすすめ!
これまで、Mod1のMipsモデルはブラック1色展開だったが、今季はなんと7カラーも揃えています。

価格:15,400円/11,000円
カラーMipsモデル:Blackout, White, Forged Iron, Dark Brush, Light Blue Breeze, Ultra Purple, Poseidon
※Mod1には世界で売られているスタンダードモデル(※西洋人向けのシェイプ)の他、アジアンフィットもあり、そちらは5カラー展開です。
くわしくはOakleyのヘルメットのページをご参照ください。


シェル:インモールド方式
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
〇Mipsモデル
〇インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド

⑦SMITH / Scout

ハードシェル・ブリムデザイン。
軽量化したScout(スカウト)はゴーグルとのフィット感を向上し、ヘルメットがゴーグルを押し下げることがなく、激しいトリック時にも常に快適な使用感を達成します。耐久性が抜群に良いヘルメット。
コストパフォーマンスも高く、Mipsでないモデルは1万7千円を切る安さ。8か所のベンチレーションも、合格点でしょう。
夏のバイク、スケートパーク用としての規格も取得したオールシーズンで使用可能なヘルメットです。

価格:19,250円(Mipsモデル)/16,500円
カラーMipsモデル:Matte Black, Matte French Navy
Mipsなしの往来のレギュラーモデル:Matte Black, Matte French Navy

シェル:インモールド方式
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
〇Mipsモデル
×インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド


⑧SANDBOX / Icon Snow

SANDBOX(サンドボックス)のウィンター用のヘルメットは大きく分けると、先に紹介したツバありのClassic(クラッシック)とこちらのツバなしのIcon(アイコン)になります。
スケートのスタイルを生かしつつ、より切れのあるデザイン。同じようなサイズの他社のヘルメットよりアウターのサイズが小さく、インナーの広さが大きいのが特徴です。耳当てを自在に外せるので、気候に合わせて、あるいはファッション感覚で取り外してみてください。
とにかく軽く、競技志向の方にも人気のモデル。
僕自身、今季、愛用したヘルメットで、お陰様で素晴らしいシーズンをサポートしていただきました。
ベンチレーションは、Classic同様に①前方から後方へ、②額の部分から煙突のように上にという構造になっています。(※以前はスケートヘルメットのようにいくつかの丸穴から通気していました)
また、SANDBOXならではのグラフィックの高さで、こちらのモデルもカラバリが10種類もあります!
今季からMipsモデルも加わりました。

価格:23,100円(Mipsモデル)/18,700円
カラーMipsモデル:Black, Smoke, Indigo, Black Camo
Mipsなしの往来のレギュラーモデル:Black, Graphite, Indigo, Army, White, Black Camo, Solar, Cobra, Black Sheone, Ambush

シェル:ハードシェル方式
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
〇Mipsモデル
〇インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド

⑨SALOMON / Brigade

高品質なスポーツギアをリリースすることで知られるSALOMONでも近年ヘルメットに力を入れ始めているけど、スノーボーダーにおすすめなものは、このロープロファイルのBRIGADE(ブリゲード)です。

汎用性に優れた軽量ヘルメット。より安全に、より速い滑りを目指す、さらなるチャレンジを追い続けるスノーボーダーに最適です。

簡単にフィット感を調整できる、新しい一体型カスタムダイアル調整システムを搭載。
内側のEPS 4D通気口が頭部のエアフローを向上し、頭部を涼しく保つとともにゴーグルの曇りを防止します。

ライナーは取り外して洗濯できるため、清潔さに保つことができます。

価格:13,200円
カラー:Black, Mallard Blue, Cumin, Red Orange

シェル:インモールド方式
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
×Mipsモデル
×インナーキャップ取り外し
×イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド

⑩SANDBOX / Classic 2.0 Lowrider

最後のオススメは、極端な話、ヘルメットの安全性を度返しして、オシャレにかぶりたい人用のSANDBOX(サンドボックス)のLowrider(ローライダー)モデルです。

Lowriderはアクティブな夏に最適なヘルメット。キングスやクエストなどのジャンプ施設等で大活躍!
内部の衝撃吸収材は柔らかなEVAを使用。とてもかぶり心地がよく、耐水性にも優れていて汗で濡れてもすぐ乾き、もちろん水洗いもできます。
ウェイクボード以外にもカヌーやSUPなどで最適で、国際的な安全基準もサマー用スポーツとしては認可されている商品です。
薄型ソフトコアなので、頭が大きいと思っている方でも思った以上に小さなサイズを装着することができます。
シルエットがすっきりしており、ヘルメット装着でありがちな頭だけが大きく見えることがなくなります。

もちろんスノー上の安全においても、まったくヘルメットをかぶらない人よりも、こちらのLowriderをかぶった方が数段マシです。実際、ウィンター用としても人気の高いヘルメットです。しかし、こちらのモデルは、スキー、スノーボードのCE基準がクリアしていないことを肝に銘じてください。
ともかくオシャレ度と軽快さを求めたヘルメットです!

価格:14,350円
カラー:カラー:Black, Black Camo, Jago, Ore, Vermilon, Mantis

シェル:ハードシェル方式
〇アジアンフィット
×安全基準CE
×Mipsモデル
〇インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド


以上、こちらでご紹介したオススメのヘルメット10選は、ショップでの取材、またゲレンデでの使用率、さらには使用ライダーたちの意見を元にまとめてみました。もちろん、こちらで紹介した以外にも優れたヘルメットはあります。ですが、おそらく現在、市場に出回っているスノーボーダー向けのヘルメットとしては、人気が高いものだと思います。
何度も言いますが、あくまでも僕がまとめた個人的な見解に過ぎないので、今回ご紹介した6つの要素の中でも特に最初の方に紹介した①軽さ、②国際的安全基準、③通気性、④アジアン・フィットという観点から選ばれるといいかな、と思います。

デザイン性や人気は、あくまでも各々の評価に過ぎないので、市場ユーザーの世論を鑑みてご紹介してみました。
また、最後にもう1つアドバイス!デザイン性に関わる話で、ヘルメットのステッカーのチューンもぜひ楽しんでほしいです。
ヘルメットのグラフィックを考える時も、そもそももし自分が貼りたいお気に入りのステッカーがあれば、そうしたことも考慮してカラーやグラフィックを選んだ方がいいかな、と思います。

ヘルメットの買い替え時期

最後にすでにヘルメットを購入した方が、新しいヘルメットを買い替える時期について、ご紹介します。
意外に知られていないことですが、ヘルメットはそもそも一度大きな衝撃を受けたら終了です。その意味は、例えば大きな転倒で頭を強く打った際など、ヘルメットはあなたの頭を守ってくれる代わりに、もうお役目ご免ということです。例え見た目に大きなダメージがなくても。
このことは、多くの人に知られていないので、大事なポイントです。
もちろん、ヘルメットを普段かぶらない人が、例え使い古しのヘルメットでもかぶれば安全面では数段に上がることは間違いありません。
そういった意味では、

「ヘルメットをしない」<「ヘルメットをしているけど古いもの」<「新しいヘルメットをしている」

ということになります。

逆に言えば、ヘルメットを買ったのが例え5年前であっても、その間に大した衝撃を受けずに、あまり外で使うことがないようなら、そのヘルメットはほぼ新品なので、問題なく使えるでしょう。
しかし、太陽の日差しをたくさん受けていたり、雨や雪などの日にたくさん滑って劣化し始めると、残念ながら買い替え時ということになると思います。

以下は、20年以上にも渡りヘルメットの安全性をテストして来たMipsの技術者の動画です。ぜひ参考にしてみてください。


●関連リンク
【コラム】スノーボーダーがヘルメットをかぶるべき4つの理由
https://dmksnowboard.com/why-snowboarder-need-helmet/

記事を書いた専門家・飯田房貴(いいだ・ふさき)
1968年生まれ。東京都出身、カナダ・ウィスラー在住。
シーズン中は、ウィスラーでスノーボードのインストラクターをし、年間を通して『DMKsnowboard.com』の運営、Endeavor Snowboards、Airhole等の海外ブランドの代理店業務を行っている。日本で最大規模となるスノーボードクラブ、『DMK CLUB』の発起人。所属は、株式会社フィールドゲート(本社・東京千代田区)。
90年代の専門誌全盛期時代には、年間100ページ・ペースでライター、写真撮影に携わりコンテンツを製作。幅広いスノーボード業務と知識を活かして、これまでにも多くのスノーボード関連コラムを執筆。最新執筆書『スノーボードがうまくなる!20の考え方 FOR THE LOVE OF SNOWBOARDING』。
今でもシーズンを通して、100日以上山に上がり、スノーボード歴は38年。
カナダのメーカー、SANDBOXヘルメットの海外ディスリビューターを10年以上も行っている経験から、各メーカーのヘルメットの製作事情も精通しており、国内のスノーヘルメット普及の活動もメディアを通して送り続けている。

広告