近年ますます高まるスノーボード・ヘルメットの重要性。欧米では、すでに9割以上ものスノーボーダーがヘルメットをしていると言われていますが、国内ではまだまだ少ないですね。だけど、毎年のようにスキー場でヘルメットをかぶっている人の増えている姿を見かけます。もしかしたら、あなたも「そろそろヘルメットを買おうかな?」と思っているのではないでしょうか?

ヘルメット選びは、安全面はもちろんファッションの観点からもセレクトする必要があります。なぜなら、ヘルメットは、スノーボードの格好をした時に最も目立つアイテムだからです。そのヘルメットに対して、ファッション面からの妥協は許せません。

そこで、あなたにとって最高のパートナーとなり得るヘルメットの選び方についてご紹介します。
軽量通気性安全基準アジアンフィットという基本的な選び方から、最後にデザイン性についてお伝えしましょう。
以上、5つの要素を把握した上で、最後には楽しくウィンドーショッピング!今、売られているおすすめのヘルメットの10選もご紹介しましょう!

イメージ写真&映像提供:SANDBOX

はじめに スノーボード・ヘルメットの重要性・必要性について

ヘルメットは、転倒の時に頭を守ってくれる需要なプロテクト・ギアです。
中上級者のスノーボーダーは、時速60キロ以上から80キロで滑っていることも少なくありません。そんな状況で転倒し、頭を打ったら大変なお大怪我につながります。最悪のケースでは死亡例も出ています。
また初心者にとって最も怖いのは、迂回コースでの転倒です。フラットなコースで逆エッジを喰らうと、斜度がないだけに衝撃を逃がしてくれません。90年代のスノーボード・ブームで初心者の死亡事故が問題になりましたが、そのほとんどが「初心者の緩斜面での転倒事故」です。

ヘルメットの必要性に関して、転倒の時の衝撃から守るということ以外に、もう1つ大事なことがあります。それが、外からの障害物や他のスキーヤー、スノーボーダーとの衝突から守るということです。
例えば、過去には初心者コースでスノーボードしていたお子さんが、スピードを出している大人のスキーヤーに突っ込まれて、そのスキーが頭部に当たり死亡してしまったという事故がありました。突然に人生を奪われたお子さんのニュースを聞いて、とてもやるせない気持ちになりました。その時に、ヘルメットをしていたかどうかということまでは報道されていませんでしたが、もしかぶっていたなら守られていたように思います。
日本では、お子さんにヘルメットをかぶらせない人がいて驚かされますが、欧米では子供にヘルメットをかぶせせないといけないルールがあります。
それと、衝突事故以外にもスキー場にある木や岩などの外からの障害物から守ってくれるということもあります。

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以上が主だったヘルメットをかぶる理由ですが、それ以外にも細かいところで、

①ヘルメットをかぶると頭部が温かく保たれる
②転倒の時、ビーニーだと飛ばされることがあるけど、ヘルメットだと飛ばされない

ということも挙げられます。
トップ・ライダーからも「パウダーで大転倒した時にもビーニーだと飛ばされてしまうけど、ヘルメットをかぶっているとそのまま装着できているので便利」という声が上がっています。

もはやヘルメットをかぶらない理由はありません!
スノーボードの必需品と考えるべきです。
明日も元気に仕事に行けるように!学校に行けるように!
これからも、楽しくスノーボードができるように!!
ぜひ、ヘルメットをかぶることをオススメします。

何度も伝えますが、特に若い人へ。
これからの長い人生で、頭部の損傷を受けてしまうのは大きなハンデになる可能性があります。
最近では、大学生もスノーボードを始める人が徐々に増えているという嬉しいニュースも聞こえて来ますが、学生のみなさん人生は長いですよ。スノーボードをする時には、必ずヘルメットをかぶりましょう!!

ヘルメットの選び方・要素1 軽量であること

まるでヘルメットをかぶっていることを忘れるほど、軽量であったら!
スノーボードをしている上で、ヘルメットをかぶる煩わしさから、解放してくれます。
やはり、ショップへ取材してみると、多くのお客さんが「ヘルメットの軽さ」を重視しているとのことです。

そんな中、SMITH(スミス)のヘルメット、モデル名Maze(メイズ)は、軽量にできていてとても評判が高いです!(※最後の項目【おすすめのスノーボード・ヘルメット10選】でも、くわしくご紹介)
元々、SMITHは世界でも屈指のゴーグル・ブランドとして知られていたのですが、近年はヘルメットの人気もひじょうに高く、スノーボーダーにも注目されています。

(SMITHのMazeは軽くてスノーボーダーに大人気!オリンピックに参加した広野あさみ選手も愛用!)

軽いヘルメットの特徴として、その製造構造がインモールド方式であることが挙げられます。シェルに直接緩衝材を注入してヘルメット内部で成形します。外側のプラスッチックが薄く、内側の緩衝材が分厚いような構造です。
逆に軽くないヘルメットは、ハードシェル方式のものが多いと言われています。ハードシェル方式というのは、外側に装(シェル)にABS(樹脂材)と内側にEPSと呼ばれる硬質発泡スチロールの緩衝材(インナー)が別々に製造されているものです。

ただ単純にヘルメットの重さが、そのまま使用時の感じる重さになるわけではありません。
身体(頭)の近いところで装着できれば、それだけ遠心力の負担も軽減されます。つまり小さくシェイプされたヘルメットの方が、スイングしやすい感覚があります。
それと、いくらヘルメット自体が軽くても、高額モデルになると、Mipsと呼ばれるいろんな方向からの衝撃から頭を守る技術・構造を加えたり、BOAのようなサイズ調整機能を加えることで、重くなったりします。
さらには、耳当てを付けることでも重さの変化はありますので、あくまでも重さは目安と考えればいいでしょう。

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(カナダで生まれたSANDBOXはハードシェル方式で、その見た目もスッキリしています)

実際にスノーボード仲間のヘルメットを持ってみると、軽くて有名であるハズのメーカーのヘルメットが、重く感じたり、逆もしかりです。
そのへんの重さ感覚は、実際にショップへ行って、いろいろなヘルメットを試してみるのが一番良いでしょう。
以下、さらにインモールド方式とハードシェル方式のメリットとデメリットをまとめます。


インモールド方式のメリット&デメリット

インモールド方式のヘルメットは、なんと言っても軽い!
装(シェル)は薄くて強度もありますが、薄いだけに割れやすい特徴もあります。また、国際安全基準(※次の項目【スノーの安全基準を満たしていること】でくわしく解説)を満たすために、インナーが分厚くなりシェルが大きくなります。
「ザ・ヘルメットをかぶっている!」という感じの見た目になりやすいです。
価格的には高くなる傾向がありますが、シェルのデザインとしてはより美しく仕上げている印象。
年配のスキーヤーの方にも支持されています。

ハードシェル方式のメリット&デメリット

ハードシェルの良い点は、とにかく丈夫なことです。
国際基準をクリアするためにABS(シェル)を厚めにしているため、割れることはかなり少ないです。ABS自体に強度があるため、インナーのEPSの厚みを抑えることができるのもハードシェルの強みです。
その結果、ヘルメット全体の大きさを小さくすることができます。
一方で重くなりやす傾向があります。
価格は、インモールドのものよりも安く抑えられていて、その点が若い層に支持されています。
作りとしては、洗練されたインモールドに対し、粗々しくも見えます。

●関連リンク
誰も教えてくれなかったヘルメットの選び方!あなたのヘルメットはインモールド or ハードシェル方式?
https://dmksnowboard.com/how-to-choose-helmet/

ヘルメットの選び方・要素2 国際的安全基準を満たしていること


ヘルメットをしたからと言って、絶対に頭部の怪我が避けられるわけではありません。しかし、どんなスノーヘルメットでも、かぶらないよりは遥かに安全を保たれるでしょう。
また、せっかく安全のためにヘルメットをかぶるので、ぜひ国際的安全基準を満たしていることを確認しましょう。
おそらく、今、みなさんが考えている以上に、国際的基準をクリアしたヘルメットは大事であると言えます。
くわしく解説していきましょう。

スキー&スノーボードの国際的安全基準CEとは?

そもそもスポーツヘルメットには、様々な国際基準があり、その用途により安全要素が決められている。
スキー、スノーボードにはCE(※くわしくはCE EN 1077A/Bと呼ばれる)ものが、国際的な安全基準になります。
つまり、ヘルメット購入時にヘルメットの内側などに、このCEというステッカーがあれば安心です。
しかし、現在、スキー、スノーボード・ショップで販売しているヘルメットの中には、CE基準に満たしていないものもあります

CE基準をクリアするためには、6つの項目のテストにパスする必要になります。

1、ヘルメットのデザインがユーザーの視野を妨げないこと。スキー、スノーボードする上で、視野が確保されていることが大切です。

2、頭部の大事な部分がしっかりと覆うこと。つまりスノー用ヘルメットとしてカバーする対象範囲が確立されています。

3、衝撃吸収能力。
ヘルメットで、最も重要なのは衝撃吸収能力です。ヘルメットが4kgの金属製ヘッドを内蔵した固体金属アンビルに 5,42m/s の速度で落下する特殊な機器でテストされます。金属製のヘッドの内部には、衝撃内の力を測定する加速度計があります。ヘルメットは、①室温、②-25℃、さらに③人工老化後の3つの条件でテストされます。各ヘルメットは、いくつかの領域 (クラウン、サイド、リア、フロント) でテストされます。衝撃のいずれにおいても、最大加速度が250Gを超えてはなりません。
以上を聞いてもわかるように、CEをクリアするための衝撃吸収テストはひじょうに厳しいものです。

4、耐貫通性への抵抗能力。
スキーやスノーボードをしているときは、ポール、スキー、さらには木の枝がヘルメットに突き刺さる危険があります。耐貫通性は、ヘルメットに置かれた鋭利な円錐形の金属パンチに、質量3kgのハンマーを75cmのところから落とすことによってテストされます。金属製のパンチの先端がヘルメット内の頭に届かないようにする必要があります。

5、ヘルメットの装着システムのチェック。つまりスノーボードなど激しいスポーツしている中で、しっかりとヘルメットが固定されているかテストされます。

6、耐久性。
以上のすべてのテストの後、追加の損傷を与えるような損傷を示さないようにチェックされます。

以上が、スキー、スノーボード市場でよく持ち入れられるCE基準ですが、同じような基準としてアメリカの方で行われているASTM F2040(通称、ATSM)、さらには国際的なスキー協会のFISが独自で設けているRH 2013という基準もあります。

●こちらのCEに関する情報は、以下のSweet ProtectionのCertificationsで調べました。
https://www.sweetprotection.com/en/blog/tech/tech-certifications.html


ヘルメットの選び方・要素3 通気性が高いこと

スノーボードは結構、体力を消耗するスポーツです。
特にハイクアップするようなケースでは、ひたいから汗を掻き、その熱がヘルメットに溜まりやすいなります。
そういった時に、活躍してくれるのが、通気性を高めるベンチレーションシステムです。

今、売られている多くのヘルメットは、ベンチレーションシステムが付いています。そういった意味では、心配ないと思うかもしれませんが、ぜひそのシステムがどのように機能しているのか、チェックしてみてください。
単純に通気の穴の数だけではなく、前方から入って来る風を後方へ流すようなシステム。あるいは、ゴーグル上の額から出る汗をチムニー(煙突)のような構造で上へ送るシステムがあるといいでしょう。

スノーボードの人気ヘルメットなら、そうしたベンチレーション構造が必ず見つかると思います。

ヘルメットの選び方・要素4 日本人の頭の形にあったアジアンフィット

あなたの頭の形が、典型的な日本人の形ならぜひアジアンフィットをオススメします!
アジア人の頭の形と西洋人の頭の形は、かなり違うものです。
具体的には、アジア人の頭の幅は広く、前後が短い。
西洋人は、幅は狭く、前後が長いのです。

なので、そのまま海外で売られているヘルメットを使用すると、こめかみがぶつかったり、前後が緩く感じたりします。
ある調査によると、アジア人の平均的な頭の幅は男性で162.2mmで長さは189.1mm。
西洋人の男性は、アジア人の頭の幅よりも7.7センチも狭く154.5mm、また長さは10センチ以上の199.9mmもあるそうです。

アジア人(男性) 162.2mm(幅) 189.1(長さ)
アジア人(女性) 153.7mm(幅) 178.1(長さ)

西洋人(男性) 154.5mm(幅) 199.9(長さ)
西洋人(男性) 146.2mm(幅) 188.5(長さ)

しかし、僕の個人的な見解として、おそらくこのデータはちょっと古いと思います。
というのも、最近の若い人を見ると、身体の形、頭の形も変わって来ています。
あなたも、「最近の若い人は、足が長くなったなあ」「プロポーションが良いなあ」と思ったことはあるでしょう。
実際、僕はプロ・ライダーとの接点も多いのですが、実感として約20パーセントほどの人が、「私はアジアンフィットよりもインターナショナルフィットの方がいいです」と言います。

つまり、アジアンフィットがいいというのは、あなたの頭の形次第です。

それでも、おそらくは日本人の7割から8割ほどは、アジアンフィットの方がかぶりやすいと感じるので、ヘルメットを選ぶ時にはそのメーカーでアジアンフィットがあるかどうか。あるなら、自分に合うものを選ぶようにしましょう。


ヘルメットの選び方・要素5 デザイン性とファッションという観点

最後にデザイン性とファッションという観点で、アドバイスします。
そりゃあ、誰だってダサいと言われるようなヘルメットをかぶりたくないですよね?
あくまでも個人的な見解として、スキーヤーが好むような、いかにも「ザ・レーサー」という仰々しい印象のものはカッコよくないと思います。
もちろんその道の人がかぶれば似合うと思うのですが、普段の気軽なスノーボードでそうしたヘルメットって、なんか気分的にもヘビーに感じます。
ヘルメットをかぶることで、よりオシャレなスノーボーダーになれる時代!!
ぜひ、あなたが思うカッコいいヘルメットを選ぶようにしてみてください。

オシャレなヘルメットを選ぶ基準としては、そのヘルメットをかぶっている写真をチェックすることだと思います。
ヘルメットの下にビーニーをかぶったり、仰々しく見せる耳当てを取ったりすることで、雰囲気はグッと変わったりします。
各ライダーがどんなヘルメットのかぶりこなしをしているのか、チェックしてみましょう。

ヘルメットのカラーとしては無難なブラックが人気があるのですが、スキー場に行くと意外に派手派手しいデザインでも全然OKだったりします。
それは、ウェアが華やかなものが好まれるのと同じことでしょう。
デザイン的に、「自分にはちょっと派手かなあ」というものでもイケたりすると思いますよ。




おすすめのスノーボード・ヘルメット10選

これまでヘルメットの選び方の5つの要素を紹介して来ました。
ここからはさらにズバリ!どのヘルメットが良いのか、おすすめのブラントとモデル名をご紹介しましょう。
主に5つの要素を考慮して選んでいますが、細かい点としてはインナーキャップ取り外しができるかどうか、イヤーパッド取り外しができるかどうか、ゴーグル固定クリップがあるかどうか、以上のようなポイントも紹介します。

特にインナーキャップ取り外しができるかどうかというところは、インナーが丸洗いできるかどうかという点で大事だと思います。
また、今やどのメーカーのどのヘルメットでもサイズ調整はあります。またベンチレーションもあるので、その調整やシステムがどんなものなのか、細かく考慮することも大切でしょう。
例えばサイズ調整なら細かいところまでケアできるか?そもそも「そんな細かい調整までいらない」という考え方もあります。またあるメーカーは「グローブしたままサイズ調整できる」と言うけど、果たして本当に必要なことでしょうか?実際には、事前にサイズ調整している人がほとんどか、と思います。
またベンチレーションに関しては、先に紹介した通りの例になります。

最後に注意事項として、各メーカーのヘルメットは毎年よくなる傾向があり、これまでなかった要素でも新しいシーズンになると加わったりします。単純に、メーカー名とモデル名だけを考慮して、ネットで探して安い商品を購入すると、古いモデルのせいで付いていると思っていた機能がなかった、ということもあるので気を付けてください。
※価格表示は税込みになっています。

①SMITH / Maze

世界でも1、2と言われる軽量モデルSMITH(スミス)のMaze(メイズ)。ジャンプを楽しみたいフリースタイラーに最適!
おそらく国内のスノーボーダーたちに最も人気が高いヘルメット。
スケートスタイルのヘルメットで、デザインもカッコいいですね!

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価格:24,200円(Mipsモデル)/21,450円
カラー:Matte Black, Matte French Navy, Matte Alde, Matte White

シェル:インモールド方式
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
〇Mipsモデル
×インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド

②SANDBOX / Classic 2.0 Snow

ツバ付きのオシャレ・ヘルメット決定版!
僕がこれまでかぶったヘルメットの中でも最も長く愛用して来たモデルです。
ツバの長さはブラッコムの巨大キッカーを飛んでも支障を来しません。しかも、ツバのお陰で雪や雨を遮断。雪の日も春の雨の日も、ゴーグルを曇らせることなく、快適にライディングをサポート。
何しろそのグラフィックのカッコ良さに惚れ込みます。Mr JagoやSheoneなど世界的有名なグラフィック・アーティストとのコラボレーション・カラーもあります。カラーバリエーションは、おそらくヘルメット・ブランドの中でも一番の多さ!スノーボード女子にも大人気!!
通気性も抜群に高いので、元気な暴れん坊ライダーさんにもオススメです。

価格:18,700円
カラー:Black, Black Camo, Juno, Night Garden, Mr Jago, Ore, Dune, Dune, Bermuda Camo, Sheone, White

シェル:ハードシェル方式
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
×Mipsモデル
〇インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド

③GIRO / Ledge

GIRO(ジロー)のLedge(レッジ)その機能の高さと価格の安さに驚く!手にとりやすい価格ながらMIPSも搭載。おそらく最もコストパフォーマンスに優れたヘルメットでしょう。
ストリートやパークシーンで映えるスケートスタイルで、デザイン的にも申し分なし!
大きく開いたベンチレーションと、取り外し可能なイヤーパッドでかぶりスタイルも自在に操れます。

価格:16,500円
カラー:Matte Graphite, Matte White, Matte Black Data Mosh

シェル:ハードシェル方式
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
〇Mipsモデル
〇インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド

④ANON / Raider 3 

ANON(アノン)のRaider 3 (レイダースリー)は、スノーボードのトップ・ブランドとして知られるバートンのヘルメット・ブランドの商品です。
ANONの中には、様々な優れたヘルメットがありますが、その中でもRaider 3は、驚くべき低価格(税込み9,680円)でスノーボーダーに人気があります。
ひじょうに軽量で重さはわずか480グラム。シンプルなデザインで、見た目のシェイプも引き締まっていてカッコいい!
ベンチレーションは付いていますが、前方から空気を吸い込み、後方から湿気を逃がすシンプル構造。その点は、他の人気ヘルメットに劣るかもしれませんが、このコストでこのクオリティの高さは申し分なし!

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: anon-helmet-1024x561.jpg

価格:9,680円
カラー:Black, Sterling, Black Pop, Green, Rogasch Blue

シェル:ハードシェル方式
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
×Mipsモデル
×インナーキャップ取り外し
×イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド


⑤SMITH / Scout

数多いスミスのヘルメットの中でも、どれを選ぶか迷ってしまうけど、こちらのScout(スカウト)もオススメです!
ハードシェル方式(※スミスはボムシェルと呼んでいる)だけど、軽量であり重さはわずか450g。低重心設計で衝撃耐久性も両立した優れたヘルメットに仕上げています。
しかも、コストパフォーマンスも高く、Mipsでないモデルは1万6千円を切る安さ。
8か所のベンチレーションも、合格点でしょう。
デザイン的にも小さいツバがキュートで、オシャレだと思います。
※Mipsモデルは、インターナショナル・フィットになります。アジアン・フィットを求める方は、Mipsが付きません。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: smith-sc-1024x512.jpg



価格:18,150円(Mipsモデル)/15,400円
カラー:Matte Black, Matte Alder, Matte French Navy, Matte Alder

シェル:ハードシェル方式
△アジアンフィット
〇安全基準CE
△Mipsモデル
×インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド


⑥GIRO / Union

人気のヘルメット・ブランドの中でもよいハイパフォーマンスなものを選びたい!そんな方にオススメなのが、Union(ユニオン)です。
ヘルメットを軽く仕上げることが可能なインモールド構造ですが、丈夫なポリカーボネートのアウターシェルを融合させて、衝撃吸収能力が高いと言われています。
フュージョンプロセスにより優れた換気システムを実現し、従来のヘルメットよりも涼しくする能力があります。
あくまでも個人的な意見ですが、デザイン的にはフリースタイルというよりは、硬派なイメージ。カービングとかデモとか、そうしたイメージがありますね。大人ライダーの方にオススメ!

価格:28,600円
カラー:Matte Graphite / Red, Matte Black, Matte Light Grey, Matte Midnight / Black

シェル:ハードシェル方式
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
〇Mipsモデル
〇インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド

⑦SANDBOX / Legend Snow

SANDBOX(サンドボックス)のウィンター用のヘルメットは大きく分けると、先に紹介したツバありのClassic(クラッシック)とこちらのツバなしのLegend(レジェンド)になります。
スケートのスタイルを生かしつつ、より切れのあるデザイン。同じようなサイズの他社のヘルメットよりアウターのサイズが小さく、インナーの広さが大きいのが特徴です。耳当てを自在に外せるので、気候に合わせて、あるいはファッション感覚で取り外してみてください。
とにかく軽く、競技志向の方にも人気のモデル。
僕自身、今季、愛用したヘルメットで、お陰様で素晴らしいシーズンをサポートしていただきました。
ベンチレーションは、最新21-22モデルからClassic同様に①前方から後方へ、②額の部分から煙突のように上にという構造になっています。(※以前はスケートヘルメットのようにいくつかの丸穴から通気していました)
また、SANDBOXならではのグラフィックの高さで、こちらのモデルもカラバリが10種類もあります!

価格:17,600円
カラー:Black, Gun Metal, Iridscent, Army, White, Black Camo, Black Sheone, Studio, Tag, Snow Camo

シェル:ハードシェル方式
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
×Mipsモデル
〇インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド

⑧SMITH / Level

なんとSMITHから3つ目のモデルをご紹介することになります!人気があるヘルメット・ブランドなので、仕方ありません。
こちらのLevel(レベル)は、その中でも最も高額なモデルになります。
ハニカム構造のコロイドを搭載したエアロコア&ハイブリット・シェル構造。転倒時に最も衝撃を受けるインパクトゾーンにコロイドを配置させ衝撃吸収性を上げています。20個のベントホールを備えるハイブリット・シェルは、SMITH独自のベンチレーションシステムです。
欧米の高級スキー場では、最も人気が高いモデルと言われています。ちなみにウチの娘も愛用しています。
どちらかというと、スノーボーダーよりもスキーヤーに人気が高いモデルだと思います。
ともかく、数多く優れたSMITHヘルメットの中でも、スキーレーサーなどの特殊モデルはともかく、一般レベルとしては最も優れたヘルメットではないでしょうか。

価格:34,650円
カラー:Matte Black, Matte White, Matte French Navy, Matte Citrine, Matte Polar Vibrant

シェル:インモールド方式
〇アジアンフィット
〇安全基準CE
〇Mipsモデル
×インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド

⑨bern / Watts 2.0

ツバがついた独特のフォルムが目を引くスタイリッシュな外観は、これまで多くのスノーボーダーを魅了して来ました。
蒸れ難く弾力性に富んだ独自の素材HARD HATを採用し、季節を問わず快適にかぶれます。ウィンターだけでなく、夏のオフトレにも最適ですね。
残念ながら、国際的な安全基準のCE認可がないヘルメットですが、商品を見た感じ充分なプロテクション強度が予想されます。
また、Mipsモデルもあります。
価格も比較的に安いので、「これからヘルメットをかぶってみたい」という方にもオススメします。

価格:17,600円(Mipsモデル)/14,850円
カラー:Matte Blacks, Matte Ocean Blue, Matte Sand

シェル:ハードシェル方式
〇アジアンフィット
×安全基準CE
△Mipsモデル
×インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
×ゴーグル固定バンド

⑩SANDBOX / Classic 2.0 Lowrider

最後のオススメは、極端な話、ヘルメットの安全性を度返しして、オシャレにかぶりたい人用のSANDBOX(サンドボックス)のLowrider(ローライダー)モデルです。

Lowriderはアクティブな夏に最適なヘルメット。キングスやクエストなどのジャンプ施設等で大活躍!
内部の衝撃吸収材は柔らかなEVAを使用。とてもかぶり心地がよく、耐水性にも優れていて汗で濡れてもすぐ乾き、もちろん水洗いもできます。
ウェイクボード以外にもカヌーやSUPなどで最適で、国際的な安全基準もサマー用スポーツとしては認可されている商品です。
薄型ソフトコアなので、頭が大きいと思っている方でも思った以上に小さなサイズを装着することができます。
シルエットがすっきりしており、ヘルメット装着でありがちな頭だけが大きく見えることがなくなります。

もちろんスノー上においても、まったくヘルメットをかぶらない人よりも、こちらのLowriderをかぶった方が数段マシです。実際、ウィンター用としても人気の高いヘルメットです。しかし、こちらのモデルは、スキー、スノーボードのCE基準がクリアしていないことを肝に銘じてください。メーカーはあくまでも夏用としてオススメしています。
ともかくオシャレ度と軽快さを求めたヘルメットです!

価格:13,750円
カラー:カラー:Black, Black Camo, Festival, Bremuda Camo

シェル:ハードシェル方式
〇アジアンフィット
×安全基準CE
×Mipsモデル
〇インナーキャップ取り外し
〇イヤーパッド取り外し
〇ゴーグル固定バンド

以上、こちらでご紹介したオススメのヘルメット10選は、ショップでの取材、またゲレンデでの使用率、さらには使用ライダーたちの意見を元にまとめてみました。もちろん、こちらで紹介した以外にも優れたヘルメットはあります。ですが、おそらく現在、市場に出回っているスノーボーダー向けのヘルメットとしては、人気が高いものだと思います。
何度も言いますが、あくまでも僕がまとめた個人的な見解に過ぎないので、今回ご紹介した5つの要素の中でも特に最初の方に紹介した①軽さ、②国際的安全基準、③通気性、④アジアン・フィットという観点から選ばれるといいかな、と思います。

デザイン性や人気は、あくまでも各々の評価に過ぎないので、市場ユーザーの世論を鑑みてご紹介してみました。
また、最後にもう1つアドバイス!デザイン性に関わる話で、ヘルメットのステッカーのチューンもぜひ楽しんでほしいです。
ヘルメットのグラフィックを考える時も、そもそももし自分が貼りたいお気に入りのステッカーがあれば、そうしたことも考慮してカラーやグラフィックを選んだ方がいいかな、と思います。

●関連リンク
【コラム】スノーボーダーがヘルメットをかぶるべき4つの理由
https://dmksnowboard.com/why-snowboarder-need-helmet/

記事を書いた人・飯田房貴
1968年生まれ。東京都出身、カナダ・ウィスラー在住。
シーズン中は、ウィスラーでスノーボードのインストラクターをし、年間を通して『DMKsnowboard.com』の運営、Westbeach、Sandbox等の海外ブランドの代理店業務を行っている。日本で最大規模となるスノーボードクラブ、『DMK CLUB』の発起人。所属は、株式会社フィールドゲート(本社・東京千代田区)。
90年代の専門誌全盛期時代には、年間100ページ・ペースでライター、写真撮影に携わりコンテンツを製作。幅広いスノーボード業務と知識を活かして、これまでにも多くのスノーボード関連コラムを執筆。最新執筆書『スノーボードがうまくなる!20の考え方 FOR THE LOVE OF SNOWBOARDING
今でもシーズンを通して、100日以上山に上がり、スノーボード歴は35年。