YOUNG GUN FILM 試写会

YOUNG GUN FILMプロデュース第2弾「THE WAY」のリリース&プレミアパーティの開催決定した。

日程:10月3日(日)19:30~23:30
参加予定ライダー:米田博亮、長谷川”パンチ”泰士、時田啓志、佐藤慎二、大平修、竹野大介、大信雄一、堂前和也、小沼鉱一
場所:CLUB KIALA http://www.kiala.jp
料金:¥1000(1ドリンク)
参加アーティスト:NO★GAIN、モンキーパイレーツ他

●お問い合わせ
Realize.inc
030-5665-6612

6th Annual Rider’s Poll Awards速報 スロープスタイル制するものはトランズ賞を制す

9月9日、カリフォルニア州サンディエゴで6th Annual Rider’s Poll Awardsが行われた。このイベントは、世界で最も影響力があるTransWorld SNOWboarding 誌主催のアワードである。プロ・ライダー100名投票による最優秀ライダー賞には、男子トラビス・ライス、女子ジャンナ・マイエンが選ばれた。

Vans Triple CrownやXゲームなど、スロープスタイルで活躍する2人のライダー、トラビス・ライスとジャンナ・マイエンが、100名のプロ・ライダー選考による最優秀ライダー賞に選ばれた。スノーボーダーとして総合スキルが必要なスロープ大会で活躍することで、多くのプロ・ライダーからリスペクトされたようである。この賞に輝いたジャンナは「この賞は、私にとってたくさんの意味を持つ」と語った。今までもう一歩のところで女王という符号を持てなかったジャンナが遂に全米のトップ・ライダーという地位を確立したと言えるだろう。
ウエブ読者1000名以上による投票で選ばれたのは、男子ジェレミー・ジョーンズ、女子グレッチャン・ビューラー。その他、最もこの業界で影響を与えたライダーという意味(?)Rock Star of the Yearには、ご存知マーク・フランク・モントーヤが選ばれた。以下、受賞リスト。

6th Annual Rider’s Poll Awards
Riders of the Year
Travis Rice
Janna Meyen

Reader’s Choice Awards
Jeremy Jones
Gretchen Bleiler

Rookie Of The Year
Leanne Pelosi
Travis Kennedy

Rock Star of the Year
Marc Frank Montoya

●さらなる詳細は、TransWorld SNOWboarding ウエブサイトにて
http://www.transworldsnowboarding.com/snow/

SnowBoarder誌から初心者にオススメのハウツー本が発売

人気スノーボード専門誌であるSnowBoarder誌が、11月30日にハウツー本を出す。このハウツー本は、スノーボードの世界だけでなく、一般の方にもよく知られている成田童夢が監修し、モデルとなる一冊。主にターンのやり方、そしてフリースタイルのトリックのハウツーてんこ盛りのムック本(注:月間誌と違って3ヶ月など長い期間書店に置かれる)となっている。値段は880円で全国書店で発売されるから、初心者の方た基本からフリースタイルを学びたい人は打ってつけの内容だ。
ちなみに現在、SnowBoarder誌ではこのハウツー本の他、その他臨時号やら本誌の作業も重なりてんてこ舞い、とのこと。必死の徹夜の作業が続いているが、元々雑誌畑のプロフェッショナル集団が作るだけにクオリティの維持は間違いないだろう。
(ニュージーランドのブルースカイが広がるゲレンデで、元気に撮影を続けた童夢。エンジン全開モードのハウツーは来月末に発売へ)

SnowBoarderのバックナンバー購入はこちらから

X-TRAIL JAM 中間発表で布施忠クォーターでトップ

X-TRAIL JAM in TOKYO DOMEの日本人ファン投票中間発表で、クォーター・パイプで布施忠、ストレート・ジャンプで石川健二がトップに選ばれた。この東京ドームで行われるビッグ・イベントは、現在、日本のスノーボードの大会で、最も知名度があり影響があると言われていて、ファン投票で上位に選べらることはプロとしての認知度の目安になるとも言われている。世間のスノーボード・ファンたちが、誰を押しているか!という注目のファン投票だ。 布施忠はずっと前から、スノーボード業界では注目されていたライダーだが、その活動が海外でのフイルム撮影などであったこともあり、もう1つ一般スノーボーダーたちには知られていなかった。しかし、ここ2、3年で多くのメディアに登場したことで、そのライダーとしてのポテンシャルの高さがたくさんの人に知られるようになり、今回の中間発表でのトップになったと言える。その他、クォーター・パイプでは日本スノーボード界の親分的な存在である田原ライオがすでに招待選手で選ばれている。また、鈴木伯、平岡暁史、布施忠、山口睦生の4名がストレート・ジャンプで出場が決まっている招待選手だ。つまり、布施忠はこの人気投票のままで行けば、ストレートとクォーターの2つの種目に出場することになる。 以下はファン投票上位10名選手。だいたい、みんなの予想は当たっていたかな?

クォーターパイプ日本人出場選手投票中間発表
1 布施 忠
2 鈴木 伯
3 笠原 啓次郎
4 西田 崇
5 山口 睦夫
6 島田 聡
7 宮脇 健太郎
8 鈴木 翔太
9 吉野 満産
10 小西 隆文

ストレートジャンプ日本人出場選手投票中間発表
1 石川 健二
2 西田 崇
3 ゴッチ
4 石川 敦
5 島田 聡
6 安藤 輝彦
7 戸谷 隼人
8 鎌田 潤
9 笠原 啓次郎
10 宮脇 健太郎

●11位下などさらなる詳細順位は、X-TRAIL JAM in TOKYO DOMEウエブ・サイトにて。投票は、11月5日までやっているぞ!

http://www.x-trailjam.net/

X-techで新潟県復興のための義援金を募る

SNOWboarder’s websiteのニュースではお馴染みのトランポリントレーニングのX-techが、新潟県復興のための義援金を募っている。今まで新潟のスキー場にお世話になったスノーボーダーも多いと思われるが、今こそその力を発揮する時! 以下、 X-tech店長の吉田からのメッセージ。

「冬の間、スキー場で新潟のお世話になることが多い僕たちウインタースポーツ愛好者は、楽しいことだけに新潟を利用して、彼らが困っている時にソッポを向くなんてできないハズ。その新潟が困っている時にこそ、力を出し合いましょう。」

X-tech埼玉
埼玉県桶川市若宮2-2-7-5
TEL: 048-776-5506

X-tech大阪
大阪府豊中市服部寿町4-5-23
TEL: 06-6866-1009

白馬五竜AirField(11月3日まで)
白馬五竜スキー場内
※AirFieldでは、新品の下着、靴下も受付中

「集まりましたお金は、金融機関等を通じて、現地の復興に役立てていただきます。 みなさまのご協力をお願いいたします。
X-tech&AirFieldでは、現地の一日も早い復興を願うとともに、 被災者の方々ができるだけ早く通常生活に戻れますようお祈りいたします。」

●以下、X-techウエブ・サイト
http://www.x-tech.co.jp/

パパさんボーダー憧れのレジェンドに会いに行く

一児のパパさんボーダーがm憧れのレジェンドライダー、ジェイミー・リン&ブライアン・イグチに会いに行った。
3月3日北海道・札幌で開催されたVOLCOM PRESENTS「MT.GUCHLYNN」アート展にそのレジェンドがやって来たのだ。このアート展の模様がよく書けているレポートが来たので、ご紹介しよう。

暖冬な今シーズン。
一児のパパさんボーダーな俺はただでさえ滑りに行ける機会が限られているのに。
高速代金使わずに行ける財布に優しい、身近なゲレンデは2月でもう土だらけ。
スノーボード馬鹿な自分にはひじょうに厳しい冬だった。

そんな今冬・・・
唯一の楽しみは発売日に買うスノーボード雑誌を手にすることくらいか。
ふっ、と自宅で雑誌を隅々まで読みまくっていると。片隅に何やらイベント情報が。

まず場所が目に付く。・・・「北海道」!?遠いな、無理。
次に目に付いたのは。
!!
「ジェイミー・リン&ブライアン・イグチ来日」
1秒後には子供を抱っこしてるかみさんに頭を下げている自分がいた。
ジェイミーが来る!!北海道へ行きたい!と。

「ジェイミー?イグチ?」って方!
今の官房長官の名前はわからなくてもスノーボーダーなら知っておくべきレジェンドライダーだ!
共に今のスノーボードの世界を築き上げたライダーたち。他にもたくさんいるけれど。
映像タイトル:TB1・2だとかTHE CAMPとか。日本でボードが大流行した辺りならBROTHER HOOD(1997年)とか。
その前後からスノーボードやってる人にはスーパースター、ヒーロー的な立場のライダーだ。
ヒーローがやって来る!!会える!!
そうなったらどうですか?
小さい頃、遊園地や市営ホールとかに特戦隊シリーズのショーとか行ったハズだ。色紙にサイン貰って。写真撮って。
その興奮が鮮明に蘇ったかどうかは別だけども。
その時のような衝撃&興奮したのだ、俺は。行くしかないって。

平凡な一般家庭に修羅場があったかどうかはご想像におまかせ。
何はともあれ単身、北海道へ飛んだのだった。

3月3日 北海道・札幌 VOLCOM PRESENTS「MT.GUCHLYNN」ってアート展へ

会場は普段は洋服や家具などのインテリアを扱っている感じのショップでカフェ&バーみたいな作りでおしゃれ。ちょっと落とした照明がまたいい雰囲気。
富山からは日に2本しかないフライトなもんでOPENより早く到着し過ぎてしまった。薄暗いガラス張りの店内を覗いてみたら・・・
いた!!いたんです!!本当に来てるよ・・・。
いきなり目の前で取材を受けてるブライアン・イグチがっ!!奥にはジェイミー・リンが!!
人通りの少ない路地から店内を覗き込むオレはかなり怪しい人物だっただろう。

ちょっと札幌市内をブラブラして再度会場へ。
どきどき。かなりドキドキ。
店内に入れば御馴染みのタッチのグラフィックがずらり。よくみれば1つ1つの筆の跡が。ボードやポスターでは平面的だがこうやって直に見れると立体的に見える。
さらさらっと書いてしまうのか。何日も時間をかけて描くのか。絵を見るだけで想像が沸く。
そしてヒーローとの対面!!
ディープインパクト!!
片手で撮れる携帯電話の写メでは恥ずかしながら手が震えてピンボケでしか撮れない。
1人焦るが、時間はたっぷりあると言い聞かせ、バックパックからデジカメ取り出し撮り直す(笑)
手ブレ防止機能を初めて最高な機能だと実感できたのだ。
全身緊張で震えながらもサインも写真も撮ってもらった。

ジェイミーはものすごく穏やかな人物。怒ったことがないのでは?というくらい。誰にでも嫌な顔一つせず接してくれる。
実際の彼の雰囲気とはまた違い、すでに周知の彼独特のタッチで濃くて存在感のある絵が多い。独特なテーマを持っている。
女性を描いたガールシリーズはボードグラフィックとしても多く出ているのでボードショップなどで見たことある方も多いでしょう。
裸体なのに変にいやらしくないのは独特の色使いにも関係があるのかも。
母(女性)なる大地=地球=青いってインスピレーションからガールは青やグリーンが多いのかも。これは個人的見解だけど。
その辺、せっかく本人に会えたから聞きたかったけど。オレの英会話能力の限界を超えていた(笑)

イグチはひじょうにひょうきんでビール好きなのだ。ジェイミーとはまた違うタッチの絵を描く。
淡い色使いで自然の景色や動物をテーマにしたものが多い。線(ライン)と円(サークル)の組み合わせが特徴では。
イグチはブルース・リーを尊敬しているのはマニアなら知っているかも。対極というか、その辺りの真髄から円が散りばめてあるのかも。全ては自然体だと。
描かれた動物もトナカイや鹿、牛などおそらく彼のライフスタイルや周りの環境に密接なものばかり。動物も綺麗な色使いで。全てが優しく笑っているかのよう。
まるで明るいイグチ自身が動物になったような感じだ。

来場していた客層は様々。VOLCOMが好きで来ている人、ジェイミーやイグチに会いたくて来た人。仕事帰りのスーツの方も。
あとは札幌周辺のショップの方や滑りに行った帰りでウエア姿の人なんかも。目的は違うところもあったかもだけど。
グラフィックの前ではみんな足を留めて見入っていたり、写真を撮っていた。みんなそれぞれ何かを感じたのではと思う。

とても貴重で。最高な1日でした。

今回SNOWシーズンなのに北海道へ行きつつ滑らなかった。
唯一、時計台には寄ってみた。あとは密かに空港でだけど生ウニ丼大盛り食べた(笑)

情熱って忘れてないかい?
スノーボード始めた時は転んでも楽しくて何度も立ち上がりターンができただけで最高だった。
いつしかジェイミーやイグチのようにうまくなりたい、カッコ良く滑りたいと憧れのヒーローの存在ができた。
ジェイミーにイグチ。彼らはもう10年以上、前からスノーボードに出逢い、続けている。
若かりし当時はビデオにもバンバン出ていたし、繰り出す技自身もガンガンにイケイケだった。
10年以上経過しても彼らは情熱を持ち続けている。そのライディングスタイルは久々登場のVOLCOMの映像では完成の域に達している。
そしてなお、ジェイミーは映像では露出は少なくなったがスノーボードの情熱をアートに向ける方向で見事に表現しているし。映像が出たならばこれまた彼自身のライディングスタイルでがっつりパートに残すほど。
イグチはライディング面ではジャクソンホールをホームとしてゲレンデに飽き足らず、世界の山全体を相手に滑っている。人工的な場所ではなく、自然の山へ
情熱を向けたのだ。自然と自然相手に向き合っていった、というべきか。
二人とも今も当時と変わらない情熱を抱いている。
オレはプロじゃないけど、年数だけなら10年以上スノーボードを続けて楽しんでいる。
ゲレンデならどのコースも滑れるしバックカントリーにだって毎年出向く。それだけ魅力があるから続けてるけど。
ただ、滑っているだけだったかもしれない。自分自身の中の当時の情熱は果たして!?
今回の事で自分自身、その行動力にはビックリ。
滑るってだけのスノーボードだけでなく、スノーボードの魅力のひとつから、今回の行動に繋がったのではないかなと思う。
好きなライダーがやってくる、グラフィックが見れるってことだけだったけど。
一大奮起した理由というかそこまでの心の高揚。
ある意味、それも情熱かなと。なんだか忘れかけていたものを思い出したようなイベントにもなった。

・・・今度滑りに行く時には何かが変わっているかもしれない。

何事もきっと・・・、

よし、やってやろうって気持ちが充実を・・・。
いつまでも、持っていたいね、情熱を・・・。

いつか夢見たヒーローは。
まだ貴方の中に鮮明にいるはずだ!!!

KEEP SNOWBOARDING!!


http://www.volcom.com/

05-06 スノーボードビデオ覆面座談会 国内編+αガールズ編

ちょっと遅くなったけど、ビデオ座談会の国内編だ。
さらにおまけとして(?)ガールズ編も含めてぶった切ってもらった。
今回、覆面コメンテーターのダース・ベイダーくんが、財布を落としてかなりブルーということでご機嫌斜め模様。そのベイダーくんのネガティブ・パワーが影響しただろうか(?)、かなり辛口コメントとなっている。

注意!
この原稿には一部、毒薬が含まれています。
本ウエブ編集部でかなりの量のマイルド・スプレーを撒き、
多くの方に読みやすくなりましたが、まだかなり批判意見も多く、
そのようなコメントに嫌悪感を漂わせる方は、健康維持のため直ちに退場してください。

まずは座談会お馴染みの2人が登場!

ダース・ベイダー(以下 D ):おれ、今日財布落としてカードも金も失って超ブルーなんだよね。

ルーク・スカイウォーカー(以下 L )それは痛すぎるね。一日も早い発見を祈るよ。 じゃあ、今回は国内のビデオとその他注目ビデオを語っていこうか。

D :今日は、だいぶダークサイドだから暗黒的辛口でいくよ。

247
RED EYES

L: じゃあ、まずは毎年恒例レッドアイの247。

D: 曲はいいよね。金かかってる。

L :なんてったって、 DEF TECH 大先生使ってますからね。 だけど、内容は、ぶっちゃけ前の方が勢いがあってよかったな。

D :メンツは代わり映えなく、トリックもいっしょ、 國母カズにいたっては、数日で撮影したようなとりあえずのキッカー映像とパイプ映像。

L :彼の本気は今となってはスタンダードフィルムなのかな。 ところで、吉野さんは頑張ってるよね。

D :ライオさんと同じくらいの歳だっけ? 凄いよね。

L :前はパイプのメソッドとマックしかなかったのに、キッカーとか頑張っている。

D : 吉野さんはあの年齢で、日本で一番メジャーなレッドアイのオープニングで長めのパートをとったということが凄い。一時期ビデオシーンからちょっと離れていたのに、ここにきてまだパートが取れるっていう実力と情熱がカッコいい。若い奴らは何してんのかね。

L :村上フミの高さはありえないけどね。

D :ぶっ飛んでるけど、他は?

この時、突然に暗黒のシスが登場した。

暗黒のシス(以下 S ):彼はレールも頑張っているよ。

L:村上兄のパイプでの7は、伝家の宝刀とも言えるけど、見飽きたかな。

D :残念ながら成長している姿を見せていないよね。

S :まぁ、カット数が少ないからそれだけで判断できないところもあるけどね。

D :でも、笠原啓次郎くんオールマイティにこなすいいライダーだけど、あのラップはないよね。

L :まぁ、マックダウでスコッティ・アーノルドもやっちゃってる時代ですから。 S ・ C ・ O ・ T ・ T !ってね。

D :まぁ、スコッティはライディングでカバーできるけど。オレは彼の滑りに魅力は感じない。できればいい、とりあえずこなせばいい、みたいな印象を受けてしまう。

S :ニッポン・オープンの映像とか見れるのはいいよね。

D :アンディ・フィンチ、アンティ・アウティ、マーク・アンドレ・ターレ、ここが一番の見どころっていうくらいね。

L :アンティの1080は、ショーンの720と同じくらいゆっくり、回ってるからね。

D :マークのオーリーはありえない高さと安定感だよね。

S :全体的には音楽は良いんだけどなぁ。やっぱ去年の方がいいよね。

L : JT さんは、まだまだがんばってるよね。出ることに価値があるっていうか。確かライオさんより歳が上だよね

S :愛があるよね。

D :曲とかいいしなぁ。

L :全国の30代ボーダーに夢を与えてくれるよ。国母カズの倍の年齢だぜ。

D :若くてスノーボードやってるは当たり前だけど、 30 過ぎてもまだビデオで活躍できてるっていうことが尊敬に値するよ。

L :基本的に真駒の7人は、 7 侍(注:中井孝治など筆頭のチーム、7人の侍で出しているビデオ)で見れるから良いよね。でも、スキルはハンパない。

D :中井くん、 def tech はいいんだけど、バックフリップ2 回はどうなんだろう?って感じだけど。

L :パイプは相変わらず凄い。オリンピックでも頑張ってほしいね。

D :なんだか、全体的に評価が落ちてしまったけど、来年に期待。

Chaos 7
CHAOS Films

D :じゃあ、カオス7

L :前より全然おもしろくなってる。結構新しい若手をどんどんフーチャーしてる。

S :今年のカオスはマンモスに頼りすぎてるからねぇ。

D : 浜直哉さんとか、嫌いじゃないんだけど、ダラーっと脱力してちょっと誤魔化しているところがあるよね。

L :まぁ、今の日本の人たちの憧れのパークライダーじゃないの?

D :だけど、シモン(チェンバリン)がきちんと踏んでてリラックスしてスムーズなのと、ただダラーっと脱力して乗れてないのも誤魔化している人を同じに思ってる人が多いけど、勘違いしないでほしいね。

L :敬語も使えないガキも出てるよね。

S :うまいけど、オリジナリティがないんだよなぁ。海外のキッズはうまい上に、あの年で自分の滑りを持ってる。そこが、海外との差だなぁ。

L :スロープのパートとかいいよね。 ミッケル・バングとかしばらく見ないうちに超うまくなったよね。

D :顔がヘイデン・クリスチャンセンに似てる。うまさがハンパない。

L: パークがいろいろ出てて、見やすくて、今年の日本のビデオの中では結構好きかな。友人も数名出てるしね。

D:このへんでやめとこうか。

プラマイ8
FC

S : FC は黙殺でいいんじゃない?

L :また、ちょっと前のバカな感じが戻ってきて良かったかな。 だけど、ビデオ業界を牽引した勢いは、残念ながら感じられなくなったなあ・・・。

D : FC については語らない方が、スノーボードを一生懸命やってる人のためにいいでしょう。

Car Danchi
One Films

D :CAR 団地について。 全員汚らしい格好だよね。

L :この人らは悟りを開いてるからいいんだよ。

D :とにかくスノーボードがうまいよね。山の滑り方とか。スノーボード自体のうまさとか。

L :なんてったって家が車ですから。このヒッピーぶりは凄い。

S :やっぱ 100 %リスクのあるフィールドでやってるからね。ウエ(植村能成)とかハンパなくうまい。

L :これ、結構音楽いいんだよね。

D :山口睦夫くんとかパウダーの方がうまさが伝わる。

L :ニール・ハートマンってこんな仕事もしてたんだ。ただの日本語のうまい外人かと思ってた。

S :こういうビデオが売れていけば、日本のスノーボードも良い方向に進んで行くんじゃないかな。

D :雪質はやっぱ日本いいよね。

雪道
IST Pictures

L :雪道について。 なんつったって、タイトル「ゆきみち!」って間違えて言っちゃてるからね。

D :太田(宜孝)さんでしょ?その時はそういう名前だったんじゃない?

L :おれは、コニタン(小西隆文)のパートとインド行ったことくらいしか印象にないな。

S :太田ヨッシーの本気の飛びが何年ぶりに見れたんだろう。そこに感動だな。

D :コニタンのパートはいいよね。愛がある。

S :やられても絵になる。日本人でやられても絵になる男はそうはいない。

D :音も完全燃焼だしね。滑りもそれが現れてる。

L :ほんと一生懸命さが伝わる。

D :友達がスイスで同じ部屋に住んでたらしいけど、ハンパなくうまかったて言ってたなぁ。

S :結構いい絵があったしね。

L :こんなとこかな。

HOLY SHIT
YOUNG GUNS FILM

S :(飛びなどの)サイズは小さいけど結構カッコいいんだよね。

D :そこからだと思うんだよね。小さいところでも、きちんとこなしていけばワールドクラスにいつかは追いつけると思う。

L :見どころは、トリを飾った大信 雄一のダブルバックフリップ。

S :頑張っているところでは日本のガールズとして活躍を続ける天池いずみとか。

D :でも、ストリートレールをステアーの外からリップ作って擦るならパークでもいいよね。

S :そこにリスクはないからね。外に逃げれば芝生だからステアー掘り出してる意味がない。

D :パンチくん(長谷川 泰士)とかどうですか?

S :パンチくんは凄い頑張ってると思うよ。

D :大信くんはやたらバックフリップやってるけど。

L :うまいよね。ライダーからの評価も凄く高いし。

S :うまいんだけど、腰から折れる滑りが好きじゃないんだよね。

D :あんまり真上から踏まないって言うか、腰に悪そうな滑り。

L :屋根からドロップしてのダブルバックフリップとかやってるしね。

D :身体能力はかなり高い。最後のダブルキンクのレッジでのバックサイド50-50はヤバい。あのレッジを前にしてパーフェクトなバックサイド・イン。

L :まさに HOLY SHIT だよ。

LIVING LARGE
MAYB’EM

L :メイビーエム語ろっか。

S :メイビーエムに、忠くんの最高の映像をもってこれないところが弱いよね。

D :九州では人気のメイビーエム。 新原友蔵くんが九州出身だからね。

S :今年から、パークやスキー場の映像は使わないっていう方向性でやったんだけど、どうかなって。

L :最近、猫も杓子もストリート、バックカントリーって感じで、とりあえずそのフィールドでやってればいいっていうのがあって見飽きた。

D :そういうこだわりもわかるけど、パークでも、スキー場でも、まだ可能性はたくさんあると思うけど。

S :メイビーエムの最初の志から少し遠ざかってる気がするし。

L :忠さんいつもベースボールキャップだよね。

S :そういう子供っぽさをアピールしてんだよ。

D :それにしても乗れ過ぎだよね。

L :乗れ過ぎだよ。草にフロントサイド360でランディングしたり。

D :桁違いのボードコントロールだ。

S :海外のビデオの忠くんとは違った、身近な忠くんの滑りが見れていい。ともかく、うま過ぎだ。

As If
Mischief Production

D :じゃあ、続いてガールズビデオをピックアップしてみますか。

S :nemo design (CG 、映像系の会社)の手がけた作品の一つだよね。

L :ポップで凄く見やすい。音楽もいいし。彼女にROXY を着せたくなる。

S :ナターシャのこんなたくさんのフッテージ(映像)を見たの初めてだよ。

D :ほんと音楽がいい。

L :みんな可愛くてうまい。

D :着こなしとか超女の子らしくて、細身で、ジャケット小さくてかわいいのに、滑りはイカツイ。

S :映像を出し切ってないからね。ボーナスにも使えるんじゃないかっていう映像が結構ある。

D :映像に対して取り組む姿勢が本気だよね。

S :マイキーばりのHOLDEN スタイルの女の子もいるし。

L :ジーンズはかかせない、みたいな。

D :トーラ・ブライト、ハンナ・ティーター、ナターシャ・ズーリックのレベルは下手な男じゃ相手にならない。

S :これだけのクオリティで雑誌に全く取り上げられないのは可哀想だ。

D :まぁ、フラッシュダンスもあるしね。

L :着こなしがやっぱり日本人ガールズとは違う。最近増えたけど、男のマネしてブカブカばっか着るのはどうかなぁ。

D :中途半端な動きを隠すのには太い方が楽だしね。男ならスタンス広くてヒザの部分で張るから、足の動きが分かるけど。女の子が太いのを着るとただ潰れて見える。

S :影から写すパイプの映像とか好きだなぁ。ハンナのガニったグラブは絶対おにいちゃんに教えてもらってるね。(笑)

L :タラ(ダギラス)のバックサイド720テールとか、トーラ・ブライトの完璧なマックツイストなどもいい。

D :かなりレベル高過ぎの映像が満載。

L :ところで、ナターシャちっちゃいよね?

S :160cmくらい?

D :日本人体型だ。それで、 キャブ360、スイッチ・バックサイド360、バックサイド540、フロントサイド720、凄いなぁ。

L :あと、適度な短さがいいね。

S :ちょっと物足りない長さがちょうどいい。ボーナスで補足、みたいな感じで。

D :ボーナスの映像も結構ハンパないし。

L :全体的に凄くいいビデオだね。 いいビデオはエンドロールまで余韻に浸って見れる。

S :2年越しで作ってるからクオリティの高さは桁違いだね。毎年出してほしいけど。

RUBY MAGIC
Li’l

L :そういえば日本のガールズライダーのルックスはだいぶ上がったよね。

D :Lil のこと? アイドルビデオだよね。

S : セーフティなアイテムでのトリックとは言えない雑なランディングで、内容がないようなビデオだったけどね。

D:にゃんにゃんの13連発があのビデオのベストトリックだったな。

L:じゃあ、おれニセコに滑りに行ってくるにゃん。

D:オレも行くにゃん。

S:オレだけ留守番? 寂しいにゃん。にゃお~ん(涙)。

にゃんにゃんに見事に洗脳された3人の座談会は、また来年に続く模様・・・。

海外編ビデオ座談会を見たい方は、以下からどうぞ
http://www.dmksnowboard.com/special/special-057.htm

 

 

おばばスノーボーダーのちゃれんじ記 Part 2

スノーボードのためなら、引越しだってしちゃう。そんなスノーボードにハマッたおばばボーダーのちゃれんじ記は、昨年大好評を得た。そこで、今年は早くもパート2をリリースするぞ。
今回も、笑いあり、涙あり、感動あり・・・、そしてまた笑いありで、我々の感情を時間割で荒らしまくるぞ。事実はドラマ以上にドラマである、おばば最新のちゃれんじ記だ!

一話

いよいよシーズン突入だ!おばば夫婦が、ここに引っ越しをしてきて2シーズン目の冬が来た。 『スノーボードをするだけのため』その理由だけで、本当に引っ越しをしたの? そうです。間違いなく、それだけが理由です。おばばの仕事への通勤時間は、片道2時間になっちゃったし、いろいろな買い物も不便になっちゃったし、主人も電車の乗り換えが増えちゃったし・・・
何もかもが不都合になっちゃった生活だよ。 でも、でも、で~も~!山に少しでも近くなって、そりゃー最高の幸せ~! みんなー、このバカ夫婦を笑ってくれー!

と言うワケで、先シーズンは今まで近いようで遠くて、 なかなか行けなかった飛騨の流葉に行くことができた。違う!流葉じゃなくて、なんか洒落た名前に変わってたぞぉ。近頃あちこちのゲレンデの名前が、横文字に変わっちゃって、おばばにゃー覚えにくくてかなわん! そうそう、確か “スターシュプール緑風リゾートひだ流葉”って言ったけぇ?

ほんでもって、せっかく流葉に行くんだから泊まりで行こうぜ!二日目は近くの朴の木平にも行ってみよう!ってことになった。 期待満々、ルンルン気分でおばばたちは出発した。 だが・・・実は何となく怪しい天気予報に、少々?の不安があった・・・。

順調に車を走らせ、以外に走りやすい道に主人も上機嫌。 予定時間通りに、無事に流葉の駐車場に着いた。そして、車中泊のために、いかに快適に朝までぐっすり眠るかを、二人であれこれ工夫をしながら、眠りについたのでした。
しっかーし!おばばには?雨女?と言う疫病神が、約10年ほど前から取り憑いている。 もちろん、?雪女?も例外じゃない。 もうおわかりのように、この日もおばばが気持ちよく眠っている間に、おばばの元には、雪女の疫病神が舞い降りてきていたのでした。

翌朝、目を覚ますと・・・
そりゃあ、とんでもなく凄いことになっとった。車のカーテンを開けると、なんも見えんじゃん! 一瞬、何が起こっちゃったのか? ワケがわからずに、ぼーっとしてたら、「さすがちかやん!」と、主人が悲しそうな顔でつぶやいた。 それを聞いて、やっと状況が飲み込めたおばば。 やっぱり今回も取り憑いたかぁ!?そうかぁー。

そう言えば、こんな主人の可哀想な顔を見るのは、これで何度目なんだろう? そんなことを思いながら、おばばもガックリと肩を落として「なんでやねん?」と一言。 こんな時にちょっとだけ関西人になっちゃうのは、それこそ「なんでやねん?」 勘弁してくれよ~!!雪女さん。 って、それおばばのことかぁー。(笑)

そんなこんなで、初日の流葉のゲレンデも、思いっきり楽しむことはもちろんできなかった。仕方なくおばばたちは、その日は早々に引き上げることに・・・。「明日がまだあるじゃん!」なんて、おばばが言っても、主人はもう聞いていない。

「せっかく来たんだから、今日はおいしいものでも食べて、温泉にでもゆっくり入りに行こう!」
「高山の街まで行って、郷土料理を食べるぞ~!」と、主人が言ってくれた。 主人もこんな状況にはすっかり慣れちゃって、切替の早いこと早いこと。「やったぁー!!」おばばは人ごとのように大喜びよぉ。 でも、そんなおばばの様子を “チラッ”と見た時の主人の冷ややかな視線・・・。
でも、そんなんも慣れちゃったよ~、っと。 「温泉!温泉!」おばばの切替も早いこと早いこと。

ちょっと雰囲気のあるこしゃれた店で、高山の郷土料理の飛騨牛やら、朴葉味噌やら・・・。うまいもんをたらふく喰った。そこでおばばは調子ぶっこいちゃって、生ビールをジョッキで勢いよく飲んじまった。何で?これが “調子ぶっこいとる”かって言うとだねぇ・・・。
おばばはほとんど飲めんだよね(笑)

そんなのに、一気に飲んじゃったから大変じゃん!そこを出る時には、足はもつれるわ、うまくしゃべれんわ・・・。昔ドリフのコントで、寿司屋の土産をぶら下げたお父ちゃんが、よろけながら「オェ~」ってやってるような・・・まさしくおばば的にはそんな感じだった。 でも、何とかもつれる足を上手く操作しながら、器用に歩いて店を出た。 気持ちはしっかりしていて、いつもとあんまり変わらん感じだったんだけど、 主人が言うには、この時のおばばはかなりおかしかったらしい。 でもまぁ、酔っていなくてもこんなようなもんだし・・・(笑)

「よし!ほんじゃー、次は温泉にいくぞ~!」とおばばが言って、そのまま温泉に向かった。もうこの当たりで何となく想像できる方もいるかもしれませんが・・・、ここでおばばは、もの凄~い体験をしたのでした。 笑えるけど、涙が止まらない体験を・・・。

温泉に行くまでに少しずつ醒めた(?)酔いが、急におばばの体温を奪いだし、おばばの体は一気に冷え切っちゃった。一分でも早くお湯に浸かりたいモードに突入し、温泉に着くないなや、洋服を脱ぎ捨てロッカーに放り込み、湯船に向かって突進した。 後でここで脱いだ洋服の残骸が、おばばの恥をさらすことになるんだけど・・・。

そこの温泉の特徴だろうか?ドアを開けるともの凄い湯気で、中の人達の位置さえしばらくはわからないくらい真っ白け~。おまけに冷え切った足先を湯船に入れたとたん、「ひゃ~~~!」
熱いお湯が好きなおばばでも、悲鳴を上げたくなるほどの高温だった。それでもゆっくりゆっくり体を沈めたんだけど、熱過ぎて入っていられない。 暖まると言うよりは、痛いのを何かの理由で我慢している、って感じ。

そのうちにおばばは湯気と熱さとで、少し自分の様子がおかしくなっているのに気付き、こりゃあ、早々に出んといかん!そう思って上がる事にした。ロッカーの鍵を開けた瞬間、「バッコーン!」っとよろけて、ロッカーに頭をぶつけてしまった。

そこまでは覚えとる。も、その先が・・・、
気が付いた時には、風呂上がりに休憩する畳の大広間で、素っ裸でおばばは寝ていた。まさしく “すっぽんぽん”のまんまで・・・

そう、おばばは、そのまま気を失って倒れてしまったのだ。そのワケはただ一つ。
「飲んだら入るな!浸かるな!」
どれぐらい経った頃だったんだろう? ザワザワと人の声が聞こえ出し、やがてそれが、おばばを呼んでいることだと気付いた。

「お客さん、お客さん、わかるかねぇ?」
この従業員らしい人の顔と、体にバスタオルを巻き付けた人、頭にタオルを巻いている人、着がえ終わって赤ら顔になっている人・・・、たくさんの人たちがおばばを取り囲んでいた。
そして、おばばが「はい、わかります。本当に申し訳ありません」
そう謝ると、「良かったぁ~、良かった、良かった」とみんなが喜んでくれた。

その中の一人は自販機にすっ飛んで行って、冷たいお茶を買ってきてくれ飲ませてくれた。また、他の二人は、「寒くない?どっか痛くない?」そう言って、毛布やら座布団やらをあててくれた。それから他の人は、私のすっぽんぽんの体を気遣って、「ロッカーの番号を教えてくれる?」
そう言って、さっき脱いだ洋服をロッカーまで取りに行ってくれた。そう、この時おばばは、脱ぎ捨てて放り込んだ洋服やらパンツの残骸を、親切な人に見られてしまうことになる。まだすっきりとしない意識の中でも、それを見られるのは顔から火が出そうだった。

すっぽんぽんのまま気絶したことよりも、あの凄い脱ぎ方をしてしまった残骸を見られてしまったことの方が、何倍も恥ずかしく、情けなかったよ。『穴があったら入りたい』って言うのは、こうゆう時に使うんだなぁ、そう思った。

そして、その脱ぎかけのままのパンツをみんなで履かせてくれ、ジーパンもセーターも靴下まで履かせてくれた。アホなおばばの行動を攻めるどころか、みんな優しい言葉を掛け続けてくれ、おばばのことをずっと心配してくれた。広間でダウンタウンのテレビを見て大笑いしていた、今時の若い女の子二人も、最後にそこをおばばが出ていく時には、私の体を支えてくれ、主人の待っているところまで送り届けてくれた。

「ウォォォー!ウォウ、ウォウ~!」おばばは泣き叫んだ。涙が溢れて止まらんかった。おばばの胸は熱くなって、心は芯まで暖まった。体は冷え切っちゃったけど、こんなに熱く暖かいものを感じたことはなかったよ。大雪のせいで、流葉のゲレンデを楽しむことはできなかったけど、雪女?のお陰?で、一生忘れられない最高の夜になった。翌日おばばが最高に楽しいスノーボードを楽しんだことは言うまでもない。

おばばも、あの時のあの人達の様なあったか~いハートを持ち続けていたい。スノーボードを通して、色々な人達と出逢うことができる。そこで出会った人達と想い出を、おばばは冥土の土産にでもすっか~?!

ほんでもって、おばばから一言。
「みなさ~ん、温泉に入る前には飲んじゃダメよぉ~。」

二話

おばばがスクール大好きって言うのは今さら言わなくてもねぇ・・・
今までに、入った入ったぁ。ほんで、いろいろなことを教えてもらったぁ。なのに、何でおばばはうまくならんのかやぁ~?近頃真剣にそう思っちゃう。

スノーボードを始めた頃は、何でターンができるだぁ?
何で、あんな斜面を降りてこれるだぁ?
そう思っていたけど、いつの間にかターンもできていたし、恐ろしく急な斜面に見えたコースだって、知らないうちに普通に降りてこられるようになっていた。日々進歩はもちろんしているんだろうけど、何かが違うんだよね。おばばはには、何かが足りないと思う。こんなにスクールに入っているのに、いくら何でも進歩がなさ過ぎるんじゃないんだろうか?

主人は、ほとんどスクールには入らない。入る時は、新しい何かにチャレンジする時だけ。それはロングターンだったり、ショートターンだったり、グラトリだったり・・・。初めて何かにチャレンジする時に限って、一日お世話になる。そして、その後は黙々と一人で練習する。おばばはって言うと、スクールに入って教えてもらう。ちょっとうまくなった気がして、でももっともっとうまくなりたくて次もスクールに入る。それから一人でちょっと練習してみる。うまくいかないから、また次にスクールに入る。

スノーボードを始めて二年目ぐらいまでは、間違いなくおばばの方が上達が早かった。主人なんて、あっと言う間に抜かせちゃうぐらいスピードも速かったし、何より転ぼうが、頭打とうが、何も恐くなかった。つまり、おばばには恐怖心ちゅうもんがほとんどなかったっちゅうこと。何でもやってみたし、何でも出来そうな気がしていた。なんも恐くなかった。

おばばにはお気に入りのスクールがあって、そこは何年もお世話になっていて、シーズン始めに入ると、「ずいぶんうまくなりましたよねー」
なんちゃって言ってもらえるんだけど・・・ほんとか~?

そう言えば、先シーズンスクールに入った時のことなんだけど・・・
20代後半?ぐらいの男の子と二人だけのスクールって時があった。その男の子は、スクール経験があんまりない感じに思えたんだけど、インストラクターには気軽に話しかけていたから、「あれ?」ってちょっと不思議な感じがした。聞けば、2級のバッジテスト合格目指してスクールに入ったらしい。驚いたのは、3級は受けずにいきなりの2級挑戦で、しかも、もう5回?6回?7回?本人もよくわからなくなるほど落ちていると聞いて、ビックリするというよりは、口あんぐりだった。

でもなぜかおばばは、この後ちょいとこの男の子の言動や行動に興味を持ってしまった。この子は、今までどうやって滑ってきたんだろう?何でそんなにも受け続けるんだろう? そして、いつまで挑戦するんだろう?
「1級なんて簡単に受かると思っていた。」って言っていたけど、何でそう思っていたんだろう?
何もかもが不思議なことばかり。

見れば彼のバインディングのセッティングは妙なことになっとるし・・・。イントラが、そこをさりげなく「おかしいですねぇ」と言っても、本人はイントラが何を言っているんだか?さっぱりわかっていない様子。ちんぷんかんぷんな答えが返ってくる。私もイントラも、ゴンドラの中で顔を見合わせてどうしていいんだか?ワケがわからなくなって、二人で口あんぐり。

その日のスクールは、 “バッジテスト攻略・ロングターンコース”だった。なのに、なのにだよ!
「じゃあ、今日はロングターンを極めましょう!」そうイントラが言ったとたんに、「僕はショートターンが苦手なので、ショートターンをやりたい!」
そんなことをこきやがった。当然、おばばもイントラも二度目の口あんぐり。

困ったイントラは、「じゃあ、少しやってみますか?」と優しく言うと、「少しじゃなくて、僕はちゃんとやりたい!」とこうだ。
「貴様ーーーー!!黙っとりゃーいい気になりやがって!どの口が言うんじゃい!」
「だいたい今日のレッスンは、一日『ロングターン』って決まっとったんとちゃうんかい!」
おばばは、おもいっきり切れそうになった。でもグッと堪えた。それは、イントラのお兄ちゃんが、嫌な顔一つ見せずにその彼に接しているのを見て、ちょいと恥ずかしくなったからだ。

でも、何でこの子はそんなことが言えるんだぁ?おばばは、ますますこの不思議な彼に引き込まれていってしまった。後から知ったんだけど、彼はとても2級が受かるレベルではないにも関わらず、何回もバッジテストを受験し、しかもずっと落ちているから、少し知られた存在だったらしい。

とにかく、おばばはその不思議な彼と、一日いっしょに滑ることになってしまったのでした。その日は、彼の希望どおりショートターンも入れつつ、予定通りロングターンも教えてもらえることになったのはいいんだけど、ここからが凄かった。

まず、イントラが『谷まわりから・・・・』次に『山まわりから・・・・』そう説明した。
「じゃあやってみましょうかー」そう言ったとたん、彼がまたまたとんでもないことを口にした。
「山で回るんですか?」「谷はどこですか?」こんなことを言い出したのだ。
もう、おばばは途方に暮れた。もちろん、三度目の口あんぐりだ。

一体彼が何を言っているのか?全く内容がつかめない。何とか理解しようとしてみても、やっぱりわからない。そして、彼のこの一言のために、貴重な時間を30分以上も使ってしまった。
どうも彼は、山の方に行って回って、谷にも行って回りたかったらしい?
「行きたきゃどこへでも行ってこい!」おばばは、冷たいようだけどマジそう思ったよ。何てことだ!冗談じゃなく、彼は本気で話しているんだ。しかも、自分はうまくなりたい!イントラの資格だって来シーズンには取りたい!そう熱弁するんだから、彼なりに真剣なんだろう。彼は、『山まわり』も『谷まわり』の言葉さえ理解していなかったのだ。もちろん、この後イントラの説明する『クロスオーバー』なんて言葉も当然知るはずもない。きっと何かを拭くモノぐらいに思ったかも?

午前中はそんなんで、ほとんど滑っていないのに、クタクタの内に一瞬で終わってしまった。午後からのレッスンは、どうせなら彼から発せられる不思議な行動や言動の数々を、思い切って楽しんじゃえ!そう気持ちを切り替えて、おばばはレッスンに参加した。

ところがだよ、思わぬ収穫もあったじゃんね。それは、おばばが当たり前のようにやっていた数々のことを、彼は当然のように、一つずつ疑問に思い質問する。例えば先落としの意味だとか・・・何で木の葉落としなんだとか・・・
とにかく、何でもかんでも聞くし、見事に何にもわかっていない。イントラがやってみせると、
「僕にはこんなに簡単なことじゃなくて、ちゃんとターンを教えて欲しい!」と来る。
全くもって、またかいな?おばばはだんだんと、自分の顔が引きつっていくのがわかった。なのに、ここのイントラのお兄ちゃんは心が広い! きちんと彼にわかるように、優しく説明してあげている。おばばだったら、とうの昔に首を絞めて、蹴り入れて、山で振り回し、谷に落としていただろう。ちなみにバしちゃうと、この時のイントラはテク選2位の?マ ○ツ?でした。やっぱ、光っている人は心が広い!そして優しい!いい男だ!おばばなんて一瞬、惚れちゃいそうだったもん!迷惑だってー???そりゃ、確かに(笑)

つまりおばばは、彼の質問のお陰で、改めてそれらの意味をしっかりと理解することが、できちゃったって、言うワケよ。他にも、やることなすこと全て彼は一度止める。だから、いろいろなことをやることはできなかったし、ロングターンを極めるにはほど遠かったけれど、意外な収穫におばばは結構得しちゃったかも?

だいたい、おばばのような2級レベルぐらいが、一番妙なプライドを持っちゃっていて、結構知ったかぶりなんかしちゃうもんだ。おばばだって例外じゃない。スクールでのイントラの説明で少し不安なことだって、今さら恥ずかしくて聞くこともしないし、少し人数が多いと、なおさら知ったかぶりで滑っちゃうことも多い。一番タチが悪いかも?

でも、彼にはそんなもんはどこにもない。わからないから聞く。わかるまで聞く。いっしょに入っているスクールの他の生徒(おばば)のことなんて考えちゃあいない。自分がうまくなりたい一心で、ただ一生懸命なだけなのかも? ひょっとしたら、こんな子がうまくなっていくんじゃないのかなぁ?なんて感じちゃった。

その後、彼が2級合格を果たしたのか?それとも1級までひょっとして取っちゃったのか?
消息は不明だが、きっと今シーズンも何処かのゲレンデで、イントラ泣かせのスノーボードを楽しむに違いないだろう。「がんばれよ~!」
でも・・・考え方によっちゃー、とんでもない奴だったなぁ!やっぱり(笑)
できれば、一緒のスクールはご遠慮いたします。
だって、スーパーおやじギャグ連発の相 ○盛○くんのスクールより疲れちゃったもん!

おばばには彼の持っている『素直な心』と、彼の持っていなかった『自分自身で考える』と言う、その両方とも少しばかり欠けていたみたい。おかしなプライドが邪魔をして、人任せで上手くなると勘違いをして、何となくうまくなった気になっていただけだね。自分でなぜ?どうして?どうすれば?をちゃんと考えて、学習せずに滑っていたってことだぁ。もちろん、今までだって本が破れるほど見てきたし、ビデオだってすり切れるほど観た。ちゃんと考えていたつもりなんだけど・・・やっぱり、何かを捨てきれなかったんだ。ゲレンデに行くと、それが出ちゃってたんだね。やっばいね~、これって。だから、今何かが違うって感じるんだ。

おばばがなんにつけ、今までずっと言い続けて来たこと。
『考えること。』
それはカチカチになることじゃないよ。頭ではちゃんと理解しているって言うこと。わかってくれるかなぁー?
それに、おばばは急ぎ過ぎるんだ!いつも早くうまくなりたい!早く合格したい!早くマスターしたい!
早く、早く・・・そればっかだったかも?何をそんなに急ぐ必要があるんだろう?
山は逃げやしないのにね。

それから、やっぱり『楽しむこと』なんだよ。 これに尽きるね。おばばは、ロングターンを極めたいと思ったら、一ヶ月でも二ヶ月でもロングターンばかりしている。それがうまくなる近道だと思っていたから。でも、全然違った。いろんなビデオを、シーズン始めにいっぱい観て思ったんだけど、オーリー覚えたり、プレスしてみたり、おばばの恐いツリーランしてみたり・・・
そんなんは、ちゃんとターンができるようになってから、それからやるもんだと思ってた。ひょっとこいたら、おばばが遠回りだと思っていたことが、うまくなる近道なのかもね?

おばばはダメだな~、いくつになっても勉強だね。若いもんに教わっちゃたよ(笑)

三話

おばばは腰の手術のリハビリのためと、今シーズンの体力作りのために12月の半ばまで近くのスポーツジムに毎日通った。
今回もここで、ジムの若いお兄ちゃん達のエキスを吸い取ったるぞ~!
と、勢い込んでリハビリを始めたのに、そこにいたのは、もうすでに他のミラクルスーパー?おばちゃんたちによって、すっかりエキスを吸い取られ、抜け殻のようになっちゃった、お兄ちゃんたちばかり。どいつもこいつも目が死んじゃっていて、どうにもなりませんでした。仕方なく今回おばばは自力で頑張りました。

おばばの通うスポーツクラブは、田舎のクラブなもんで、メンバーが、じっちゃん、ばっちゃんばっかり。
お恥ずかしい話しですが、私はみんなから「おたくは若くていいねー」
なんちゃって言われるぐらいだから、どんな様子かは想像してもらえると思います。

ここのスポーツクラブで、しばらくぶりに見るおばちゃんパワーの凄さにおばばボーダーのちかやんも、少々後ずさりしてしまいました。目ざとく新人の私を見つけたおばちゃんが、コーチのお兄ちゃんに向けておばばのことを「あの人はどうゆう人だん?」「何歳だん?」「どこから来ただん?」の質問攻め攻撃を始めた。小さな声で聞けばいいのに、そこはさすがにスーパーミラクルおばちゃん。全員に聞こえるほど大きな声だから、こっちが小ちゃくなってしまいました。
その次は、私が間違って外履きのスニーカーを、じゅうたんの上でうっかり履いてしまったら、すかさずまたまたお兄ちゃんに、私に注意するように指示をしている。あれじゃあ、コーチのお兄ちゃんもヘロヘロになっちゃうわけだ。可哀想だけど、「がんばれよ~!」とエールを送っておきました。

ところで、ジムのおばちゃんたちに痩せた人は一人もおらんよ。みんなブヨブヨかパンパンか、ボヨンボヨンの体型の人ばかり。お腹なんて、階段みたいに六段腹ぐらいになっている人もわんさかいるし・・・
何年も鍛えている人たちばかりなのに、何で?
その体型なのに、腹筋軽々やっちゃうし、メチャ重いのも軽々上げちゃうし。エアロビだか、フラフラダンスだかわからないようなのを、「イエ~イ!」なんちゃって踊っとるし。人間の構造はどうなっているんだろう?不思議でたまらん。私なんかそれを何度見ても慣れなくて、毎回めん玉が飛び出るくらいな顔をして見入っちゃう。とにかく行く末は、おばばもああなっちゃうの?と思ったら「お~、恐いよ~」
いかん、いかん、気を付けよ~っと。おばばボーダーも、スクールでイントラのお兄ちゃんのエキスを吸うのも、ほどほどにしんとね、そう反省しました。

ジムのマシーンで汗を流したら、今度はプールで一時間泳ぐんだけど、ここでも初日に凄いもんを見てしまった。テレビで見る『大自然の驚異!!』みたいなやつ。水しぶきが高々と上がり、バッシャンバッシャンともの凄い音とともに、トドの様な大群が押し寄せてきた。「何じゃー!?あれはー?」
見れば確かに時々顔を上げて、呼吸らしき動作はしているようにも見えるけど、どう見てもあれは、溺れかけて、もがいているようにしか見えん。何なの?あれは・・・?
やがてその大群は、あっけにとられている私の目の前を、ターンしていった。
「えぇぇ~!?」思わず声が出てしまい、さらに口が開いたまま閉じなくなっていた。あれこそトドの大群の大移動だ!大自然の驚異だ!地響きなのか?激しい水しぶきの音なのか?とにかく凄い音と共に、それは何往復も続いたのでした。おばちゃん軍団凄過ぎる!

しかし、この後とんでもない悲劇がおばばを襲ったのでした。そろそろ落ち着いてきた頃、気を取り直してプールに入ったんだけど、その入り方がまずかった。勢いよく「ドッボーン!」って飛び込んじゃったもんだから、おばばボーダーの水着の胸の辺りに入れてある、ようするに・・・、
まぁ、言ってみれば・・・偽乳?仮乳?付け乳?もう何でもいい!
とにかくそいつの片方が飛び出しちゃって、気が付けば『ひょこりひょうたん島』のようにプカーン、なんて浮いとるじゃん!
「ヒャァァァァ~!!」
まぁ、この後のことはお伝えしなくても・・・・・

今シーズンの初滑りはケガもなく楽しく滑ることができた、良いスタートだったなー。「おばばはやっぱり体力あるじゃん!」って思っちゃたもん!本当に46才かぁ~?
ノンストップで息切れなし。太股ブルブルなし。ふくらはぎ突っ張りなし。誰も言ってくれないから自分で言っちゃうけど、「若いじゃん!」でも、顔はパキパキ、ショボショボ、ガサガサ・・・。
「ほっとけー!」
やっぱり肌は正直だわ。おばばは間違いなく46才みたい(笑)
とにかくおばばはケガに気を付けて滑らなきゃ。みんな体力は付けてある?甘く見ると偉い目にあうぞー!

おばばボーダーちゃれんじ記 Part 1は以下からどうぞ
http://www.dmksnowboard.com/special/special-054.htm

トリノ五輪直前!期待のハーフパイプ日本勢メダル獲得徹底検証

ワールドカップでメダルを取るたびに日本のハーフパイプ陣に注目が浴びる。テレビなど一般メディアの報道は、まるで日本のパイプ陣がメダルを取れるものだと思っているかのようなフィーバーぶり。その一方で、スノーボード・メディアは冷静に分析し、日本のメダル獲得は難しく、うまく行けば銅メダルか、という分析もある。
dmkではこれまでに、多くのワールドカップ速報に交えて、独自のレポートも出して来たが、この五輪直前の今、改めて冷静に分析し、日本のメダル確立について検証する。


がんばれニッポン!

はじめに

この企画、当初は漠然と自分の考えを元に本文を構成し、さらにバラエティにとんだ専門家の予想を加えることを考えていた。例えば、その専門家とは元五輪代表選手であったり、様々なメディア関係者など。確かにこうした企画は、1つの魅力的なコンテンツに映るような気もした。しかし、それでは正しく世界トップ選手を検証できないように思えてきた。というのも、自分自身ワールドカップを取材していて、どのメディアの方がどれだけの知識を持って取材しているかある程度想像できるし、また実際に選手と接して、現場で専門家としての知識があった上で取材しないと本当の分析などできるものでないと考えたからだ。

そんな中、自分の頭にあったのは4人の専門家である。
ナショナルチーム・ハーフパイプのチーフコーチの綿谷直樹氏。
国際A級ジャッジとして五輪でもジャッジングする横山恭爾氏。
某一般メディアの方で、ここ一年で急速にスノーボードの考えが深まり分析力も高いN氏。
そして、真駒内軍団(中井、村上、 國母など)を小さい頃から取材し、ワールドカップでの現場取材経験も多く、何よりその選手を見る目が冷静である岩田氏。

以上の4名の中で、この五輪前の大事な時期、綿谷氏と横山氏に聞けるわけがなく、また聞いたところで答えてくれるハズがない。そこで残る2名、N氏と岩田氏に分析していただこうと思ったのだが、残念ながらN氏は立場上難しいという回答だった。
しかし、五輪フリークで最も頼りになる予想ができる岩田氏が貴重なコメントをしてくれることになった。そこで最初に岩田氏のコメントを紹介し、最終的に自分の意見をまとめてこの特集記事を構成することにしよう。

岩田氏の予想

分析力抜群でいつも読者に関心コメントを寄せてくれる岩田氏がメダル予想をした。

まずは自分が岩田氏の意見を尊重する理由について述べたい。 岩田氏の特徴は、どの取材者よりも選手とコミュニケーションを図り深い取材を続けていること。こうした場合にはよくその選手への思い入れが深くなり過ぎて、冷静に分析できないことも多々あるのだが、岩田氏に限ってはそれはない。
例えば、ある取材者などはその選手に思い入れが強いためにライバル選手を正当に評価できないということがある。一般の方からしたら信じられないことかもしれないが、それは選手間でもあるし、かなり上の立場の方でもあることなのだ。
岩田氏は、おもいっきり選手と仲がいい反面、クールなどほど選手を見ているというところで、自分は最大の敬意を払っている。
そう、まずはそんな岩田氏の予想を聞いてみた。

岩田氏の男子メダル予想
金 ショーン・ホワイト(アメリカ)
銀 アンティ・アウティ (アメリカ)
銅 メイソン・アギュレラ(アメリカ)

まず男子のオリンピック予想ですが、かなり難しいです。転倒がないという条件で、以上のように予想しました。

中井(孝治)は足の具合によるけれど、もし万全な体調で望めるなら、メダルの可能性も高い。 ただ中井はブラインド・スピンが出せていないので、それが出るのかどうか。もし今までのルーティーンに、バックサイド壁でブラインドスピンを入れてきたらメダルは確定的だ。これに、ハーコン1080、そして4年前にメイクしているサトゥー1080をミックスすれば、縦回転、オープンスピン、ブラインドスピン、スイッチスピンとバランスよくすべてをルーティンの中に組み込むことができるから、金メダルも夢ではない。 あと中井には、高さでアピールしていってほしい。今回のパイプは6メートルサイズを作る予定なので、トリックの高さは間違いない世界一をアピールしてくれるのではないか、と期待しています。

ルーティーンも世界一流のカズにショーンも警戒している。

カズ(國母)の良さは多方向に回れる強さ。これはショーンに匹敵するし、そうした意味では、カズはショーンのルーティーンに引けを取らないものを持っている。ただ、問題はパイプの状況がカズ向きかどうか。そこが気になるところです。パイプが自分にぴったりなら、ショーンを上回るエアーの高さで勝負してくるでしょう。
それと、カズにとって大きいのはFISの大会で勝つ味を知っていることです。これはかなりのアドバンテージになる。ショーンはXゲームとか、Burton関連のオープンシリーズの大会で好成績を残しているが、FISの大会への出場はほとんどない。この雰囲気の違いを味方にできるかどうかも見どころ。

童夢(成田)は、やっぱり当日の天候や雪質が問題ですね。ショーンやカズ、中井は完璧さを求めているから、当日天候が荒れたり、パイプの状況が悪かったりすると、童夢の潜在的なスキルが爆発する可能性が大です。この前のキスマークカップで、そんなにパイプの状況が良くないのに、ロデオとグラブ入りのキャブ1080の高さは半端じゃなかったです。本番で状況が悪くて、ルーティーンにフロント1080を入れてきたら、かなり凄い存在になるかも。

フミ(村上)に関しては、メダル取りというよりも、前回ソルトレイクの宮脇健太郎のように「オレの高さを世界にアピール」みたいに、たとえ玉砕しても、バカデカい飛びで観客の度肝を抜いてほしい。世界を「あっ」と言わせてほしいです。そしてその自信をもって次回のバンクーバーで花咲かせてほしいと思っています。

ただ、金メダル候補はショーン(ホワイト)ですね。以前から思っていましたが、やっぱりショーンはFIS大会向きの滑り。あのリップ・トゥ・リップは凄過ぎです。ボトム落ちの多い選手が多い中、あれをやられたら減点するところが少なくなる。FISの大会では、その点しっかり見られているから着地が完璧なショーンは有利。
そして、何よりUSオープン3連勝の安定感は抜群。

なぜメイソンを入れたかというと、なんかショーンがメイソンのスキルを引っ張り出して、かなりのスーパーランをするような気がするから。同じチームに、スキルの高い選手がいると、それに引っ張られて「よーしオレも」みたいないところがあるから怖いですね。メイソンは少年時代からショーンと戦っているし、ブラインドスピンもある。そのへんも良いだろう、という見解です。

岩田氏の女子メダル予想
金 ハンナ・テーター(アメリカ)
銀 グレッチェン・ビューラー(アメリカ)
銅 ドリアン・ビタル(フランス)

女子は、順当なら以上のようになるでしょう。
ただ、ケリー・クラークは前回大会を経験しているからその辺が恐い。金メダルは難しいがその日の調子で銀メダル、銅メダルも可能性大。

エリーナ・ハイトは、金メダルはどうかと思いますが、メダル獲得の可能性は充分にある。もしかしたらソルトレイク五輪の男子と同じ光景が見られるかもしれません。「驚異のアメリカ女子、表彰台を独占。星条旗がヨーロッパの席巻」というような状況が。

日本選手は聡ちゃん(山岡)、シホ(中島)は決勝に進む可能性はありますが、入賞が目一杯というところか。もちろんメダル獲得するように応援していますが、アメリカ勢の実力は高い。
ともかく、そうならないように日本女子にも何とかメダルを取れるように頑張ってほしい。そしてその可能性もあり、と予想しています。

そして最後に岩田氏は、こんなメッセージを残してくれた。
「オレは、11日にトリノへ出発します。今回は応援に回ります。中井やカズ、フミ、童夢の晴れ舞台を生で見て、奴らの生き様をこの目に焼き付けようと思っています。」

岩田氏は、今回に五輪に出場する男子勢とはかなり前から仲がよく、今回は取材という立場を超えて単純に彼らを応援しに行くのである。そんな思いが彼らに伝わり、良い結果を願わずにはいられない。


左)何かやってくれそうな予感を漂わせる童夢。悪天候でも強いダークホース的存在。
右)高さなら金メダル級の村上フミ。テレビを見ていて同じ日本人のぶっ飛びに感激するだろう。

SnowBoarder誌、現在全国に発売している6号では五輪特集で、日本人選手の予想ルーティーンを紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてほしい。

女子はアメリカ独占に山岡が一矢

さて、ここからがdmkフサキの見解だ。
女子だが残念だけど、日本勢は難しいと思う。というのも、これまでニュースなどで伝えて来たように、メダル候補と呼ばれるアメリカ女子ではフロントサイドでは900も回せるところ、日本女子はまだ720しか回せないからだ。もちろん日本女子でも五輪では一気に900までトライする選手が出ることも否定しないが、まずその可能性は低いし、出したところで決まる可能性も低い。ということは、順当に行けば難しい、と。

メダルの雰囲気出していると感じているのは、自分だけかな。何かやってくれそうな山岡選手。

ただ、山岡聡子に関しては、安定したルーティーンにフロントサイド720、さらにはスイッチ720決ることになりそうなので、上位6位には入れるように思える。となると、上3人の結果うんぬんによっては、メダルの可能性もあると。そして何より、山岡選手は安定感が高いので、確実に入賞はしてくるのではないかとも思える。また、山岡は女子の中では早くから五輪に焦点を当てたトレーニングをしていて、精神力も強い大人の選手だと思う。何かやってくれそうな気がしてならない。

今井メロに関しては、まったく予想がつきにくい選手。いきなりフロントサイド900から突っ込んで来そうな気配もあるが、果たしてその完成度は!? また得意のメロー・フリップの完成度がどこまで高いか。他の女子選手が完璧にマックやクリプラーという縦回転技を決めてくるので、完成度が低いと逆に縦回転は仇となる可能性もある。もはや女子の縦回転は珍しい技から、あたり前の技になっているからだ。

中島志保は、入賞狙い。もちろんメダルの夢もあるだろうが、入賞を確実に狙えるようにスムーズに決めて来るのは間違いないだろう。そして、彼女の精神力、そしてルーティーンの完成度が高いので入賞圏内だ。ちなみに五輪での入賞も、とても凄いことなので、入賞したら本当に拍手を送りたい。それくらい五輪のレベルは高いのだ。

伏見知何子 は、最初に得意のアーリーウープをきれいに決めて、あとは700と標準技をスムーズにつなげる演技になるだろう。入賞はチャンスは、もちろんあるが苦しいような気もする。ただ、彼女の現在持っているルーティーンは筋金入りのど根性でつかんだようなものだけに、悪天候、悪コンディションのパイプがあれば、チャンスが舞い込んで来るように思える。つまりアメリカ勢などのぶっ飛び系が目立たないような展開で、伏見選手は逆に真価を発揮できるような気がするのだ。

女子の強豪選手というと、アメリカ女子は4人すべて。ハンナ・テーター、グレッチェン・ビューラー、エリーナ・ハイト、そして前回金メダリストのケリー・クラーク。この4人の共通点はすべて900を決めて、しかもエアーが高い。
他には前回の銀メダリストのドリアン・ビタルは確実に良い結果を残しそう。
そしてオーストラリアのトーラ・ブライトも不気味な存在。お国事情もあって、最も早い時期に五輪内定が決まり、みっちり練習して来ているに違いない。 ちなみに最も可愛い女性ライダーとも言われているので、そのへんにも注目!?

もし、本来の選手の実力を出し切ったら、ハンナが一番強い。エアーの高さが一番高いと思うし、900、縦回転と難易度の高い技も揃っている。
安定感という意味ではグレッチェンとドリアン。グレッチェンは、縦回転のクリプラーは目を瞑ってもできると言うし、USグランプリで勝ち続けた実績は、ドリアンよりも上だろう。ただ、ドリアンの経験も強い材料なので、ドリアンは銀も銅も充分射程範囲だろう。
エリーナというのは、実際に見る機会が少ないので予想し難い選手なのだが、マックツイストの高さはあるし、900もできるということで、活躍しそう。ポテンシャルの高さは、間違いなくメダル候補。

最終見解だが、ハンナというのは、意外に完成度がないことでも有名だ。練習ではどんなに魅力的な高さを決めても結果的に2位だったとか、時には表彰台から外れちゃったということも仕出かすのである。だから、女子の予想は難しいのだが、安定感が高いグレッチェンを金になると予想する。そして、銀は五輪も経験し、確実に実力を出して来そうなケリー・クラーク。3位は何か五輪に対して良い結果を出す雰囲気を持っている山岡聡子だ。彼女が自分のベストランを出す精神的な強さは、他の選手よりも上だと思うのだ。

フサキの女子メダル予想
金 グレッチェン・ビューラー(アメリカ)
銀 ケリー・クラーク(アメリカ)
銅 山岡聡子(日本)

男子金は中井孝治!

さて、これから男子の予想を述べるが、実を言うと自分は3週間ほど前に、テレビステーションという雑誌で、予想を求められている。そこのメダル順位を言うと、なんと今回の岩田氏の予想とまったく同じなのだ。その偶然に驚いているが。つまり、自分は岩田氏とかなり近い分析で五輪選手を評価しているのである。ただ、こうして予想順位を変更した背景には、五輪直前までの自分の感も頼りにしているから。また、ここまでの各選手の五輪への標準の合わせ方など改めて考慮し、さらには五輪という魔物が潜むところに、どこまで実力を出せるのか、という点も考えた結果である。
そして、これから本題、男子の予想に入るのだが、ここの部分では中井孝治だけについて述べたいと思う。男子選手の分析は、岩田氏がしてくれたので、ここでは自分が「なぜ中井が金なのか」という理由を述べるに留めたいのだ。

中井は4年前の五輪の後、悲劇のメダリストとも言われた。当時はなぜあの演技でメダルを取れなかったのか、とジャッジへの疑問報道も伝えられた。しかし、中井はあの状況を冷静に分析したのではないか、と。あの日、メダルを取れなかったのはなぜか、ということを。

五輪へ落とし前、いざ金に向かい出陣だ!

4年前、五輪後の夏、中井がグレーシアキャンプに来ている時のコメントが忘れられない。
「出るからには一番高いところを狙う」
五輪の次の年こそ、本気でワールドカップに出ていない状況であったが、あれから4年間、中井はずっと五輪を背負って戦っていたように思う。これは今回、どの選手よりもずっと重く中井がだけが持っているものだ。メダル候補と呼ばれるショーン・ホワイトもアンティ・アイティも中井ほどヘビーな五輪実績を持ち合わせていない。

中井は五輪から2年目のシーズンに、見事に自分の目の前、ブラッコム大会でW杯を優勝した。あの日、中井は決勝1本目で優勝を決めて、2本目にはコマネチポーズでおどけながらドロップインしていたのが印象的だった。

3年目にはウィスラーで世界選手権があった。その時、中井は練習ランからまったく良い状態ではなかった。しかし、予選1本目にハーカンやサトゥフリップを決めて、本番に強いところを見せて40点以上をマーク。これは予選トップの成績だ。このままメダル獲得か、と思われたが決勝で、最後に強引に1080を入れてきた。着地で転倒したが、抜きまでは完璧だっただけに残念な結果だった。あの時、もし900ぐらいで抑えていたらメダルが取れたように思えた。しかし、中井はあえて1080狙い。そう、すでに中井の五輪はあの時に始まっていたのだ。この時からその場の勝負を考えずに、五輪モードのルーティーンを考えていたのである。

中井はこの世界選手権で日本人最高位の8位。しかし、五輪内定にはキツい成績。結局、今回の五輪までに決定的な成績を出していないにも関わらず、五輪に出場することになった。

中井は雑誌のインタビューなどで
「オレがなぜ五輪に出るのか不思議に思っている人もいるから、その人たちを納得させたい」
と自信を持って発言している。
そう、中井は五輪後にずっと五輪を背負っていたのだ。だからこそ、五輪モードで大会にも望んでいたし、その点で他選手よりももっとも五輪に対して自信を持っているのである。 そして何より、どんな時でも中井が本番に強い選手であることを忘れてはいけない。彼ほど、集中力を使って大きな目標に対して狙う選手もいないのだ。

中井は今年の秋、室内でカカトを痛めた。 それから、12月にウィスラーでのワールドカップ遠征に同行。しかし、まったく練習はナシ。2日間あった内の大会の1日目も出場せず。しかし、2日目にいきなり登場し、まったくスピードを出せない状態でのドロップインで、3本目まではその日のどの選手よりもレベルの高く完璧なルーティーンを決めて見せた。そう、まさに本番に強く集中力を発揮する勝負師タイプなのだ。

最近、この男にオーラを感じるのは自分だけでないだろう。メダル取りの予感が漂う。

1月にはキスマークで中井の笑顔も見られた。それは中井が順調に回復していることが感じられたからだろう。失敗したランであったが中井本来の持ち味を出せた復調の兆しのランを見せているのだ。 本番に向かって上昇機運が見えた。

五輪までの間、特別に良い成績を出しているわけではない。ただ中井はどの選手よりも五輪の緊張感を知っていて、五輪の怖さも知っている。そして勝負強く、ショーンよりも高く飛べるテクニックも持つ。トリノ五輪のハーフパイプが通常5メートルから6メートルになるのも好材料だ。

対してメダル候補と呼ばれる、ショーン、アンティ、カズ、そして伏兵とも呼ばれる童夢やメイソンにしても五輪を知らない。アンティの20代前半以外に他は10代。そんな若者が初の五輪でどこまで実力を出せるのか。返ってメダル候補と呼ばれるプレッシャーが、お荷物にならないとは限らない。唯一、実力選手の中で、中井が最も大人の心境になれる可能性が高いと言えるのだ。

ショーンはFIS系の大会で実績がないことを問われて一笑している。
「オレはもっと注目度の高いXゲームで優勝しているんだ。こっちの方が多くの視聴者があって、その中で活躍している」と。

しかし、オリンピックとXゲームは別物である。アメリカ1億人視聴者から、全世界の何十億視聴者の世界になるのだ。そして、大会があるのはアメリカではなくイタリアであるというのも大きな違い。ショーンのイメージの中に五輪とは、ソルトレイクのことにあるのかもしれないが、それは大きな違いだ。そう、五輪とはショーンが味わったことのない異様な雰囲気の中で行われるのである。その雰囲気を唯一知っている選手が中井孝治なのだ。

あと、細かいことだけど、中井にとってフミが代表に選ばれたことは好材料だ。というのも中井はナチョナルチームの中でも、最もフミと仲がよく、最もリラックスできる相手に見受けられるからだ。カズが村上ダイキと仲良く、中井が村上フミと仲がいい、そんな気がしてならない。ホテルの同部屋でフミの靴下の臭さには何度も悩まされたかもしれないが、そんな相棒がいるのも幸運の女神とも思える。あのフミの存在が、どうも中井をリラックスさせるような気がしてならない。何より、あのフミのぶっ飛び魂が中井を良い方向に燃えさすような気がするのだ。

さて、具体的に中井がショーンを倒すルーティーンとはどんなものなのだろうか。
ここからはさらに自分の勝手な予想になるが、過去の中井の練習方法を見ていると、いきなり最初に難しい技を入れてくるような気がする。中井は、ワールドカップの練習で、よく一発目に本番でやりもしない難しい技を練習していた。4年前から五輪を背負っている中井のことを考えれば、一番苦手な技を一番最初に持ってくるのではないだろうか。つまり、それはバックサイド壁でのブラインドサイド900だ。次にそのリスクを背負った中井は、本来の自分の滑りに修正できる標準技を持って来るに違いない。
そこから先は、中井の往来のルーティーンの世界へ。キャブ1080、フロントサイド900、どデカいマックツイストで縦回転調味料をジャッジと観客にアピールし、フロントサイド1080、ハーコン900、そして再び標準技という流れ。
もし中井がバックサイドで900を決めれば、ショーンの1080コンボやバックサイド900に対抗できるルーティーンが完成する。そして、しかもショーンよりも高く決めて金メダル獲得という予想だ。 そして過去の中井の好成績を見れば、きっと五輪最初のランで、いきなり金メダル・ルーティーンを決めてきそうでならない。ショーンはXゲームで最高得点を取った3本目のランで手を突いている。ああいうミスは五輪では認められないし、あの時の大会でショーンを優勝させるムードもない大会となるだろう。ショーンはこれまであまりにも自分を応援してくれる世界の大会に出過ぎた。それが彼を五輪で狂わす。そして、その隙を縫って中井がドカンと行くような気がしてならないのである。

フサキの男子メダル予想
金 中井孝治(日本)
銀 ショーン・ホワイト(アメリカ)
銅 メイソン・アギュレラ(アメリカ)

見事中井!4年前の屈辱晴らしアメリカ勢に強烈な一矢

注目のハーフパイプのテレビ放送予定
女子予選
2月13日(月) 17:54~ テレビ東京(生中継)
2月13日(月) 21:15~ NHK総合(録画)
2月13日(月) 17:55~ BSh(生中継)
2月13日(月) 17:55~ BS1(生中継)
2月14日(火) 11:30~ BSJ(録画)
女子決勝
2月13日(月) 23:30~ テレビ東京(生中継)
2月13日(月) 22:00~ NHK総合(生中継)
2月13日(月) 23:00~ BSh(録画)
2月13日(月) 23:00~ BS1(録画)
2月14日(火) 11:30~ BSJ(録画)
男子予選
2月12日(日) 18:00~ フジテレビ系列(生中継)
2月12日(日) 21:53~ NHK総合(録画)
2月12日(日) 18:00~ BSh(生中継)
2月12日(日) 18:00~ BS1(生中継)
2月12日(日) 14:00~ BSフジ(録画)
男子決勝
2月12日(日) 22:00~ フジテレビ系列(生中継)
2月12日(日) 23:10~ NHK総合(録画)
2月12日(日) 21:30~ BSh(生中継)
2月12日(日) 21:30~ BS1(生中継)
2月13日(日) 20:10~ BSh(録画)
2月13日(月) 12:10~ BS1(録画)
2月13日(月) 14:00~ BSフジ(録画)

 

神田にRONINスノーボード・ショップ誕生へ

来月8日、スノーボード・ショップ激戦地域の神田にRONINスノーボード・ショップが、誕生することになった。主にアクセサリー類に重点を置き、神田の中でも最もフレンドリーで親切なショップ作りを目指す。

ミナミ・スノーボードの全盛期時代、日本で最も大きなショップであるSPAZIO店の舵取りをしていた左氏義和が、今度は坂本竜馬の精神にあやかりRONINショップの舵取りをすることになった。明治維新の立役者の坂本竜馬が、海援隊を率いて日本各地の浪人を率いたことは有名であるが、平成の時代に生まれるこのショップはどのように成長して行くのだろうか。
左氏義和はここ3年間SMJ株式会社(SMITH、マツモトワックスなどを扱う代理店)で働き、ショップとは違うメーカーという感性で、この業界を勉強して来た。そして、自身がスタートさせるショップのことを考えていたようだ。その結果、RONINスノーボード・ショップでは、アクセサリー類などを主体にしたショップで、さらに海外からのアパレルを直接仕入れることも考えているようだ。元々、dmkとも深い関係の人で、クラブ活動の陸トレにも来ていただいている。さらに、歴史を辿れば、dmk代表フサキの兄貴分にあたり、ミナミ時代に初心者のためのスクールを開くことを行ったり、さらには社員講習の場を設けたりなど、数多くの地道な活動を動かして来た人物でもある。
dmkとの関係で、カナダで誕生した新ブランド輸入や浪人シリーズのビデオも販売されることが予想される。もちろんdmkとしても支援して行くことは間違いない。

JSBA Obstacle Design Competition開催!

現在までにスノーボーダーたちの異なった経験を元に多数のObstacle(障害物)が造られて来た。ワイルドなネーミングがつけられたObstacleはこの先もっと多数考案されるだろう。そこでJSBA(全日本スノーボード協会)では、オリジナルObstacleを公募しているぞ。
そう、自分で考えた夢のObstacleデザインが完成する可能性があるのだ。Obstacleはスノーボードクロス、スロープスタイルどちらでもOK。
最優秀作品に選ばれると第23回JSBA全日本スノーボード選手権大会のSXまたはSS競技に採用される!
なお、dmkからミノル(ギア担当及びボーダークロス選手)もいくつかアイデアを応募する予定。
くわしくはJSBA公式サイトで今すぐチェック!

【お問合せ】
日本スノーボード協会 競技本部
TEL:03-5458-2661
FAX:03-5458-2662
http://www.so-net.ne.jp/jsba/

長野金メダリストのロス・ロブが前彼女に訴えられる

世界で初めてスノーボードの金メダルに輝いた男、ロス・ロブアリティ。長野五輪でマリファナ吸引騒ぎがあったものの金メダルを奪われることはなかったが、前彼女からの訴えで、とんだスキャンダルに巻き込まれ名誉を奪われるようとしている。

今から遡ること6年前、長野で行われたオリンピックでは、スノーボードがいきなり正式種目になった。この背景には、スノーボードの認知度やそのことからお金が転がるという五輪委員会の思案があったと言われるが、ともかくそんな状況の中でもスノーボード種目は五輪に華々しくデビュー。そして、最初の金メダル受賞は、カナダの英雄ロス・ロブアリティだった。当日は霧の中のジャイアント・スラロームで、見事なスーパーリカバリーで勝ってみせたロス。しかし、そのメダル授賞式の後に、マリファナを吸っていた疑惑が浮上! スノーボード=悪者で押したい一部世間の波に、世界中で「ほら、見たことか!」騒ぎがあったが、地元に帰れば、そのスキャンダルがセンセーショナルになり返って英雄扱い。そして、なんとバブルを迎えていたウィスラーで、家を褒美でもらった。その家、いつの間にやら転売していて、前彼女との共同名義で新たに新しい家を購入。カナダの新聞によると、当初は500万ドル強(5千万円ほど)だったが、今では900万ドルという夢のミリオン価格に近づいていると言う。前彼女は、別れたのでその家を売りたいのだが、当のロスが住む家がないので売れない、と言い張った。そこで裁判を起こされた、というワケだ。
それにしても、ロスほどの英雄が、何で彼女分(半分)も払えないのだろうか? たんなる意地なのか? しかし、よくよく考えてみれば彼の職業は不明であり、どこで収入を得ているのか、と思う。同じ長野のハーフパイプで金に輝いたジャン・シーメンは当時「無名のわけわからん奴が勝った、だからオリンピックはダサイ」など言われていたが、今では泣く子も黙るトップ・ライダーとして活躍。そして、同じロスでも前のソルトレイクでの金メダリストであるロス・パワーズはスノーボード界のスーパースターである。ちなみに本国アメリカでは、ブロックおもちゃレゴのキャラクターにまでなっているのだ。だけど、カナダのロスは、スノーボード界から悲しいほどにソッポを向かれて専門誌などの登場は無に近い。同じプロ・スノーボーダーでも市場が狭いアルペンの方が辛いというところ、か。これがもっとアルペンに理解があるヨーロッパなら、別のストーリーも展開したかもしれないが。結局、仕事と言ったら、オリンピック招致イベントでのパンダ的な役柄ぐらいで、これっといった職がないようだ。
(注:本人に確かめたわけではないので、本当の仕事はわかりません。意外に凄い仕事をやっていたりして!? だけど、間違いなくスノーボード界での活動はないだろう)
前彼女からは、「私にとってはスターでも何でもない」とこき下ろされ、半分の金額を払って解決できる甲斐性もなかった可愛そうなロス・ロブアリティ。金メダルの保持はできたが肝心の名誉が足元から崩れて、これから2010年に向かって行われるバンクーバー・ウィスラー五輪での役割がなくなりそうである。否、逆にこのスキャンダルを利用して、さらに有名になったりして!?