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ボード界に衝撃的な新説発表!「グーフィースタンス」の起源とは?
これはぶったまげた!スノーボード界、いやスノーボードに限らず、サーフィン、スケートボードなどあらゆる横乗りのボード界に衝撃的な新説が発表されたと言っていいだろう。「グーフィースタンス」名称の起源は、ディズニーキャラクターの犬をモチーフにしたグーフィーにあるというのだ。そう、あの丸くて大きな耳、豊かな表情で可愛いしぐさが世界中で愛されているあのワンちゃんキャラだ。
そもそもgoofy(グーフィー)というのは、英語で「おろかな」とか「ばかげている」という意味なので、そうしたところから「ちょっと人とズレている」というところから、グーフィースタンスという名称になっていると思わていた。少なくとも記者は、そう思っていた。しかし、実際には1937年のウォルトディズニーの映画『ミッキーのハワイ旅行(Hawaiian Holiday)』でグーフィー(キャラクター)が、右足を前にサーフィンしたことから、そのスタンスのことを「グーフィー」と呼んだそうだ。
記者はそのことを知らなかったので驚いたが、このことはほぼ公然だったという。ただ、実際、多くの人たち、日本人に限らず世界中の人たちも!このことを知らなくて、一部の人だけが「ディズニー映画から来た名称」だったということを知っていたらしい。
しかし、さらに驚くべき事実は、実を言うとグーフィー(キャラクター)は、必ずしも右足を前にサーフィンしていなかったこと。テープを少し巻き戻すと、そこには左足を前にしてサーフィンしている場面もあるという。そのことを昨日伝えたのは、カナダのプロ・スノーボーダーで有名なダーシー・シャープの弟、ダグ・シャープだ。
それでは、なぜレギュラーとグーフィースタンスでサーフィンしたいたグーフィーくんが、語源となってしまったのか。その答えになるかもしれない人物こそ、デズモンド・ミーアヘッドさんだ。彼は1962年に『surfing in Hawaii』という回顧録を書いた。ちなみに記者が、その方のことをウィキペディアで調べてみると、英国生まれのアメリカのゴルフコースデザイナーでお亡くなりになったのが、2002年カルフォルニアのニューポートビーチとなっている。この『surfing in Hawaii』という本で、ミーアヘッドさんは、「右足を前に出す人は、グーフィー・フットと呼ばれるのだが、個人的にはこのポジションが快適である」と伝えているそうだ。ミーアヘッドさんが、誤った解釈でたまたま自身の本で「グーフィー・フットと呼ばれるのだが」と書いたことが、もしかしたら右足を前に出すことを「グーフィースタンス」を決定付けてしまったのかもしれない。しかし、先にも伝えたように、肝心のディズニーキャラクターのグーフィーは、最初はレギュラーでサーフィンしていて、瞬間的に反転してグーフィーにスイッチしているのである。なぜ、両スタンスで乗ったグーフィーが、名称の語源となったのだろう。謎は深まるばかりだ。以下、今回、衝撃的な新説を発表したダグ・シャープの動画。ちょうど20秒あたりでしっかりとグーフィーくんがレギュラースタンスでサーフィンしている映像も流れるので、ぜひチェックしてみて。
https://youtu.be/wu2wye8q2VA
「ボードスポーツでは、右足を前に出して乗る人を "Ride Goofy"、左足を前に出して乗る人を "Riding Regular "と呼びます。」
そもそも「右前足ライダー」「左前足ライダー」と呼ぶべきだった!?
そもそもの話だけど、単純に「右前足ライダー」とか「左前足ライダー」とか、呼ぶべきだったのではないだろうか?あるいは略して「右ライダー」「左ライダー」でも良かったかもしれない。野球のように単純に右打者、左打者にすれば良かったように思うのだ。
日本人はあまり気にしていないが、英語圏にとって「グーフィー」というのは、ちょっと軽薄したような言葉である。スクールに来る初心者も「なぜ、私がグーフィー(おろかな)スタンスなの!」と冗談交じりだけど、憤慨する方もいるほどだ。
オリンピックを見ているような一般の方も、「グーフィースタンス」よりも「右前足ライダー」の方が、わかりやすいだろう。
横乗りのスポーツの起源としては、まずサーフィンがあり、その「サーフィン的な遊びをどこでもできるようにできないか」という発想の元、スケートボードが始まった。さらにその感覚を「雪上でできないか」で生まれたのが、スノーボードだ。だから、スノーボードの名称は、スケートボードにかなり影響されたものが多いのだが、その横乗り起源の元となるサーフィンの「レギュラー or グーフィー」の名称を変えない限り、スノーボードの名称は難しいかもしれない…。
●関連記事スノーボード初心者に捧げる!レギュラースタンス or グーフィースタンスの決め方https://dmksnowboard.com/goofy-or-regular/
スノーボードの歴史https://dmksnowboard.com/snowboard-history/
スノーボード用ゴーグルの選び方 「求められる機能、デザイン」/おすすめのゴーグル9選
これからスノーボードを始める人で、ゴーグルのご購入を考えている方のために、スノーボード用ゴーグルの選び方をご紹介します!
当DMKサイトでは、一般ユーザーの方にどんな視点でゴーグルを選ぶのかお聞きしました。ご意見をいただいた方のスノーボードのレベルやキャリアなどは把握はしていませんが、内容を聞いてある程度か、かなりスノーボードをされている方のような印象を持ちました。だから、ここで紹介するご意見は、初心者のスノーボーダーの方にとっては、スノーボード界の先輩のアドバイスと言ってもいいでしょう!「求められる機能・デザイン」を探っていきましょうまた、21-22シーズンの最新トレンド、さらにおすすめのゴーグル・ブランド9選もご紹介します!!
私たちがスノーボード ゴーグルに求める機能
まずは王道なご意見から。小園さんから、いただいたご意見です。
「曇り難さ、凹凸の見やすさ」
滑っていて曇ってしまったり。ちょっとしたハイクアップで曇ってしまって、ゴーグルが使い物にならない、という思いをした方もたくさんいると思います。だから、曇り難いというのは、大きなポイントですね!
また、雪や曇りなど暗い天候の時にではコブなどの凸凹が見え難いものですが、そうした時にレンズの良いゴーグルだと凸凹が見やすくなります。かつては、このような見やすいレンズのカラーは、ピンクやレッド系が定番でしたが、最近はミラー系のレンズでも凸凹が見やすくなっているので、このへんの情報もぜひショップの方などにアドバイスを聞いて、レンズをセレクトしていきたいですね。
まつさんからのご意見、「目に風が当たると涙がすごく出るのでゴーグルは必ず着けて滑っているので、一番は曇りにくいことと、視界が良いゴーグルを選んでいます」
視界が良いゴーグル。これも大事な要素ですよね。ライディング中の視界の確保は、スノーボーダーにとって最も大事な要素。だから近年は大きいレンズのゴーグルの人気が高まっています。
トミーさんからはとても良いアドバイスをいただきました。「見やすいことはもちろんだけど、レンズの傷が付きにくいもの」
確かにゴーグルって丁寧に使っているようでも、気づいたらレンズに傷がついているもの。そうすると視界に支障を来たし買い替えの時期って感じになりますね。最近では、「キズに強いレンズ」の謳い文句のゴーグルもあるので、そのへんも考慮するといいでしょう。
バックカントリーをしている三浦義昌さんは、以下のように軽量化やバックル装着など細かいところまで挙げてもらいました。
「私の場合はバックカントリーをしているので、荷物を背負って登るわけですから、軽量化ゴーグルがいい。快晴でも吹雪でも見やすい。バックル装着がすぐに締められる。デザインがカッコイイ!フリーランでも長く集中できるもの。という条件で、100%合ったゴーグルを選びます。カーメイト社より紹介でREVOLTと出会いました。自分が求めるゴーグルを見つけたので、バックカントリーで最高なランを尽くすことができました」
以上、様々なご意見が出されましたが、主だったご意見を集約すると、機能面ではこの4つのポイントが浮かび上がります。
視界の広さ凸凹の見やすさ曇り難さレンズの傷が付きにくい
これらのポイントは、多くのスノーボーダーの方が気にしている機能ポイント!まずはこの要素を基本にゴーグルを選ぶといいでしょう。
私たちがスノーボード ゴーグルに求めるデザイン
デザイン面で、意外に多かったのが、以下のような真紀さんのご意見。「外から眼が見えにくいこと」
自分の目が、周りの方から見えるとなんとなく恥ずかしい。ゴーグルをサングラスのような目を隠すような使用したいという方は少なくないようです。
あと、KENZEEさんのご意見も興味深いです。
「鼻の部分の形状は気にしています。合わないものは使っていてつらいので。あとは、色合いですね。ビーニーが何種類かの色を使い分けているので、ゴーグルの色が派手だと、バッティングしてしまうので、合わせやすいようにモノトーンかカーキなどのゴーグルを好んで選んでいます。」
今では多くの海外ブランドが、アジアンフィットを採用しています。西洋人に比べて鼻が低い日本人でもフィットするように、鼻の部分のクッションを多く使ったりしているのです。それでも、メーカーによって、そのフィット感は様々なので、できるだけ自分に合ったものを選ぶといいでしょう。
また、ビーニーと色合わせているのはマニアック。確かにビーニーって、どのファッションアイテムの中でも、ゴーグルの近くにある存在。だからこそ、色合いに気を付けているのですね。こちらの意見もとても参考になります。
次に紹介するkooohchangさんは、ご自身のスノーボード・ヒストリーに合わせて、ゴーグルの選び方も変わっているところがユニークです。
「20年前は好きなライダーのつけてるやつ。10年前は機能性重視主にSmith。現在は原点に返って好きなライダーのゴーグルです。forum8世代のど真ん中だったので、ピーターラインとジェレミージョーンズが大好き!だから、エレクトリックを愛用しています。軽くて曇らずの平面レンズが最高に気分を高めてくれます。同じフレームが色違いで3個、レンズが5枚あります(笑ウェアや天候に合わせてフレームとレンズを使い分けています」
以下のNogiccoさんのご意見は、スノーボードのギアを長年見ている方だからこその考察しているような、ご意見だと思いました。
「ある程度の価格ならば性能に差はないと思っているので断然デザイン重視です」
もう、今の時代、ある程度の値段のものなら、どこも機能面はいっしょ。なら、もう自分が好きなデザインのゴーグルを選ぶよ!というような達観したようなメッセージにも聞こえます。
こちらも少数意見ながら貴重なご指摘、テツさんのご意見。
「フレームのノーズが高過ぎないこと(チラ見で遠近感が計れるように)。悪天候やナイター、早朝に滑ることが多いのでレンズカラーが暗すぎないこと(曇り~ナイターのレンズ+晴れ用にスペア)あと、汗っかきなのでベンチレーションが広いこと。オークリーのフライトデッキを使用しているのですが、去年大寒波の日(-20℃の吹雪)にベンチレーションが広すぎたせいか、ゴーグルの中で汗?結露した水気?が凍りました。気温を見て極寒用にベンチレーションが狭めのフレームを用意しておくことも検討中です」
雪ん子さんのご意見。「レンズの性能、人とかぶりにくさ、ウェアとのバランス、鼻のフィット感など」
「人とかぶりにくいさ。」というのも、興味深い意見ですね。確かに、みんなが持っているモノも良いけど、同じのものでは嫌という気持ちも理解できます。
せっかくいただいた貴重なご意見なので、なるべくもっとたくさんご紹介しますね!
「安心できるブランドかどうかです」 こいたろうさん
「ダブルレンズ、視界が広いこと、鼻部分のフィット具合(ジャパンフィット)、暗くないミラーレンズ(外から目が見えない、できれば全天候型、交換面倒なので)、デザイン、ウェアに合うか、など」 セイさん
「配色やデザイン、価格も考慮しますが、一番は、装着感が何よりも大事です。私の場合、スポンジ次第で、鼻の辺りが、僅かに空いてしまうので」 zawa0901さん
「価格と格好良さ!」 しじみ太郎さん
「シンプルなもの!視界のいいミラーレンズ」 kenodaさん
「ヘルメットにフィットすること、曇らないこと」 みーさん
「レンズ視認性と曇らないこと。何よりテンション上がるナイスなデザイン!」 雄太さん
「ゴーグルの選ぶ基準はズバリビーニーとのカラーバランスです。派手なビーニーには渋いゴーグルの色。渋いビーニーの色には派手なゴーグルを選びます!」 スーザンボイルさん
さらに、名古屋 inaさんと鬼頭さんから、メガネをかけて滑るスノーボーダーの方に良いアドバイスをいただいたので、こちらのご意見を機能面の最後にご紹介しておきましょう。
「近視だけど、コンタクトレンズが合わなくて眼鏡等です。(街では勇気がいる白いファンキーなメガネですが。雪山専用)よって、顔に快適にフィットして、メガネが掛けられることが必須条件です。あとはカッコよさと絶対に曇らないことかなぁ。今はanonのm2.です。メガネが収まって、絶対曇らなくて、カッコ良いです」 名古屋 inaさん
「私は近眼が強いのでメガネ着用可で電動ファンの付いたものしかダメです。スミスのゴーグルを愛用しています。曇ったらどうしようもないですからね」 鬼頭さん
機能面と違って、デザインに関するご意見は、まさに様々なコメントが寄せられました。やはり、このへんはそれぞれの好みになって来るのかなあ、と思います。最後の方に紹介している21-22シーズンのトレンドも参考にされるといいでしょう。
まとめご意見
最後に総合的なご意見をいただいた方のアドバイスをご紹介します。
「視認性:視野の広さ、凹凸見やすさ、天候の変化で極力レンズ(ゴーグル)を変える必要がない見た目:カッコ良さつけ心地:フィット感、特に悪いものはなかったけど曇りにくい:もはや当たり前ヘルメットの相性:あまり合わないというのもないと思うけど」 村田猛さん
「ゴーグル選びの基準は一番に、傷がつかないことです。一度傷がついてしまうと、視界に入り気になってしまいますし、替えレンズも高額なので、丈夫なのが一番です。私がゲレンデに行くとほぼ悪天候なので、色はクリアかイエローを選びます。後はやはり曇らないことでしょうか。愛用しているのはスワンズです。顔に合いますし、丈夫です。オークレーやスミスも使いましたが、私はスワンズが一番です」 はっかさん
「ゴーグルの選ぶ基準は、とにかく快適なこと。そんな中で、ノンストレスで最高なのが偏光調光レンズのモデル。一日中、どんな天候でもシームレスに同じ視認性を確保でき、着けていることすら忘れそう!?特にオススメなのがSANDBOXの平面レンズのKINGPIN!ASIAFITだし、フレームも小さめなのですっきりとしたシルエットを演出できますよ~。顔の小さな女性にもおススメですよ」 DMKクラブますみ部長
昨年はanonのm3.を愛用していたという藤谷瞭至さんは、以下、具体的にまとめ意見を伝えてくれました。
1.視界曇り空でも雪の凹凸が分かりやすい。曇らないレンズ。晴れでも曇りでも対応できるレンズ。足元(下側)の視界が広め。
2.形状鼻とゴーグルに隙間がない。(風がゴーグル内に入らない。)ヘルメットとゴーグルの隙間。
3.機能レンズの付け替えが簡単。ベルトはプラ金具の無いタイプ。(後頭部がヘルメットと干渉しない)出来るだけ軽い。傷つきにくいレンズ。
4.価格高過ぎるのは、、買えない。
以上、ご参考にゴーグルを選んでみてください!
人気ゴーグル 9ブランド
ここまで紹介して来たご意見で、スノーボードのゴーグルの選び方、その目安はある程度、理解されて来たかと思います。そこで実際に、ゴーグルを選んでみたい気持ちになったかな、と思いますが、「いざゴーグルを買おう!」と決めた時、自分の選んだものがブランド品かどうか、というのは気になるところですね。あとで、スノーボードをよく知っている友人から、「何それ~、聞いたこともないよ」とか言われたくないし…。できれば友達から「良いゴーグル買ったね!」と、言われてみたいものです。
そこで、これなら間違いはないんじゃない!?というスノーボード・ゴーグルの代表的な9ブランドをご紹介しましょう。もちろん、ここで紹介したブランド以外でも良いものはあるのだけど、あくまでも初心者の方の目安になるように、人気のゴーグル・ブランドを紹介していきます。
Oakley(オークリー)
かつては、イメージ先行だったが、今ではクオリティとイメージ共にトップ・ブランド!おそらく世界で一番人気が高いゴーグル・メーカーでしょう。レンズの装着性が良く、曇り難い設計。さらに全天候型のレンズも揃えています。特に人気なのは、A-FRAMEでそのデザイン性の評価は高い。もちろん、視界良好で通気性も良いので、機能面でも申し分なし。その他、フレームレスな視界で「超」広いレンズも出ているが、このゴーグルをするとレンズの大きさが強調されるので、好みは分かれるところ。トップブランドで人気が高いため、その値段も張るところが一般ユーザーの選択の悩むところか。
Oakleyを愛用する主なライダー:平野歩夢、マーク・マクモリス、トースタイン・ホグモ、ストーレ・サンドベック、角野友基、テリエ・ハーコンセン、ジェイミー・アンダーソン、クロエ・キム、田中幸
【特別価格】オークリー ゴーグル GOGGLE スノーゴーグル OAKLEY AIRBRAKE エアブレイク OO7073-02 Polished White...
憧れのRed BullやMonsterのライダーになる条件とは? 気になる年収は?
プロ・スノーボーダーにとっての大きなステータス――それは、ビッグスポンサーを獲得し、賞金や契約金で自由で華やかなライフスタイルを送ることだろう。しかし正直に言えば、多くのスノーボードブランドがライダーに支払う契約金は、一般企業の水準と比べると決して高くはない。
だからこそ、Red Bull、Monster Energy、Rockstar Energy Drink といったエナジードリンク系スポンサーからサポートを受けることは、プロにとって憧れであり大きなステータスとなる。
では、どうすればそのスポンサードを得られるのか?条件は?そして実際にどれくらいの報酬がもらえるのか?
今回の特集では、そのリアルな部分に切り込んでいきたい。まずは、各エナジードリンク企業がサポートしているプロ・スノーボーダーを整理してみよう。対象はフリースタイル系のライダーに限定。Red Bullはスピード系やアルペン系の選手もサポートしているが、ここでは僕たちに馴染み深い X Gamesなどのビッグイベントに登場するフリースタイル・ライダー にフォーカスする。
なお、以下で紹介するライダー名は、それぞれの公式ページを参考にまとめている。
Red Bull Pro-Snowoarder
Jesse Augustinus NEDJake Canter USAQueralt Castellet SPABrock Crouch USAEero Ettala FINBen Ferguson USAAnna...