ニュージーランドのスキー場はレベル4のままで再開できずにスノーボーダーからため息

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4日前のニュースで、『ニュージーランドたった一人の感染判明でスキー場がクローズへ』をお伝えしたが、あれからニュージーランドではさらにコロナ陽性者が見つかり、同国が認定するレベル4という警戒の中、スキー場は再開できない状況だ。スキー場がオープンするには警戒レベル2に下がらないといけなくて、同地のスノーボーダーからは、「せめてウェブカムで現在の雪の状況を見せてほしい!」とため息コメント。


「カードローナとトレブルコーンは、少なくとも8月25日まで、レベル4の要件に従って閉鎖されたままになります。
警戒レベル2で営業ができるので、それまで辛抱強くお待ちください。
できるだけ早くスキーやスノーボードを楽しめるように願っています。またすぐにお会いしましょう!」

以上のようにカードローナは、コメントを発表した。
スキー場関係者も自宅待機で仕事をしている関係で、今のろころウェブカムも作動していないようだ。しかし、これはすぐに普及できる見通し。

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だが、現在のニュージーランドの状況は、ひじょうにシリアスな局面に入っている。
というのも最初に一人だけコロナ陽性者が発見されたが、その後にも検査を広げた結果、陽性者数はどんどん増えている状況となったのだ。
昨日は、21名の陽性者がわかり、これで合計51名となった。
それらの51名の感染者が辿った場所を調べていて、その範囲は北島最大都市のオークランド、南島最大都市のクライストチャーチに、さらに首都のウェリントンにも広がっている。このような状況なので、ニュージーランドは、警戒レベルを4として、ロックダウンとしているのだ。

日本から見れば、羨ましいほどの感染者数の少なさではあるが、同国はゼロコロナ政策なので陽性者の感染経路をしっかりと調べ、コントロール範囲に収めるためにロックダウンを継続中。アーダーン首相は、昨日のテレビ記者会見で「徹底的な検査を行うこと」を示唆した。

この後、感染者数が減っていけば良いのだが、もしさらに広がるとなるとロックダウンによる影響で、市民生活にも大きな影響を及ぼしそう。結果、スキー場に行くどころのレベルではなくなるのである。

日本では、すでにwithコロナの政策で動いているが、来るべきシーズンに向けて各スキー場のコロナ対策への取り組みが問われそうだ。

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