NumberWebから、またしても興味深いコンテンツがアップ!
記事タイトル『戸塚優斗(20)のバイクは「230万円超のBMW」、平野歩夢の契約金は“異次元”…スノーボーダーたちのリアルな収入事情とは? ―2021-22 BEST5』
平野歩夢はユニクロのアンバサダー契約など、その契約金は「億はくだらない」という。
プロ・スノーボーダーの重要なスポンサーは、ボードのトップ部分にその企業やブランドのステッカーを貼っているとよく言われるが、たしかにここだけ見てもかなりの契約金が予想される。
ボードのメインスポンサーであるバートン、さらにはオークレー、ナイキなど大手スポーツメーカーのサポート。
また、スノーボードという枠を超えるユニクロやモンスターエナジーのスポンサード費用を足せば、間違いなく億レベルだろう。
DMKでは2014年、ESPNのリリースを元にアクションスポーツ界の長者番付を発表したことがあるが、その時のプロ・スノーボーダーのトップがショーン・ホワイトの9億円だった。ちなみに1位はスケートボードのトニー・ホークで12億円。
2014年 アクション・スポーツ長者番付
1 トニー・ホーク(スケートボード) 1200万ドル(約12億円)
2 ショーン・ホワイト(スケートボード、スノーボード) 900万ドル(約9億円)
3 ライアン・シェクラー(スケートボード) 500万ドル(約5億円)
4 トラビス・パストラーナ(モトクロス) 300万ドル(約3億円)
4 ケリー・スレーター(サーフィン) 300万ドル(約3億円)
6 レアード・ハミルトン(サーフィン) 250万ドル(約2.5億円)
7 ポール・ロドリゲス(スケートボード) 200万ドル(約2億円)
8 ダニー・キャス(スノーボード) 100万ドル(約1億円)
8 デイブ・ミラ(BMX) 100万ドル(約1億円)
8 トラビス・ライス(スノーボード) 100万ドル(約1億円)
あれから8年経った今、現在のプロ・スノーボーダーたちの長者番付は気になるところだが、おそらく平野歩夢はショーン・ホワイトに次ぐ2位に入っているのではないだろうか。
ショーンが相変わらずこの業界で稼いでいるのは間違いなく、最近の引退ライフの姿はあきらかにセレブ!彼女ニーナとのバカンス姿がバンバンとSNSでアップされている。
またこのNumberWebの記事では、230万円超のBMWを愛用していることから戸塚優斗の年収も高いと予想。
ここ数年間、世界のトップ選手として走り続けている戸塚選手が、息抜きでバイクを楽しむのは当然のこと。最近の彼の投稿を見てもやたらにバイクの写真が多いことから、本当にその愛着度が伝わって来る。ヨネックスやモンスターエナジー、そして大会の賞金を合わせてもおそらくまだ億には届かないと思われるが、数千万レベル契約のプロ・スノーボーダーであることを伺わせる。
オリンピックが、スノーボーダーに及ぼした影響はとてつもなく大きい。もしもスノーボードが五輪種目でなかったら、ここまでプロ・スノーボーダーが世間に注目されることもなかっただろうし、ここまでの年収を稼ぐこともなかったであろう。
しかし、命を張っているプロ・スノーボーダーだが、このように成功している例はごく一部だ。
特に国内においては、アメリカのように映像だけの世界で喰っているライダーは、まだまだ少ない。
しかし、ユーチューバーやインスタグラマーという世界を駆使して、新たなプロ・スタイルも確立しているので、また数年後には新しい世界が待っているのかもしれない。平野歩夢、ショーン・ホワイト、戸塚優斗などが、どんどん世間の人に知れわたり、スノーボードの魅力がもっと伝わっていけば、プロフェッショナルなスノーボーダーという地位もより一層高まっていくものと思われる。