ハーフパイプ男子予選速報!平野歩夢が圧巻のルーティーンで1位通過を決めた!!ショーン・ホワイトも決勝へ

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先ほど終わったばかりの北京オリンピック男子ハーフパイプの予選速報!
平野歩夢が圧巻のルーティーンで93.25点で1位通過を決めた!!
さらに平野流佳が3位、戸塚優斗が6位、平野海祝は9位と日本勢全員が決勝へ進んだ。
オーストラリアの強敵スコッティ・ジェームスは2位通過、さらに今大会で引退を表明しているショーン・ホワイトが崖っぷちの2本目を決めて4位で勝ち上がった。若きライバル歩夢との最終決戦へ王者が立ちはだかることになった。

予選のトップバッターとして出場した平野歩夢は、いきなり87.25ポイントという高得点で幸先上々の出だし。しかし、4番目スタートだった宿敵スコッティ・ジェームスに88.25点を出されて抜かれていた。

1本目終わった時点で、スコッティに甘んじる2位となっていた平野歩夢は2本目にさらにチャージを掛けた!
ファーストヒットでいきなりフロントサイドのダブルコーク1440を放つと、続け様にキャブ・ダブルコークの1440を決めた。3発目も高さある1260を出すが、これが着地の際にちょっとエッジを取られる。見ていてヒヤッとする場面だったが、歩夢はその後も何事もなかったように、1260、1080とすべて高さのあるダブルコークでメークしていった。この2本目のランは、93.25点でこの日の予選で最高得点となった。

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決勝では3本滑ることができるが、平野歩夢は伝家の宝刀の超大技トリプルコーク1440(斜め軸に縦3回転、横4回転)を展開しだいでは温存するような形となった。というのも歩夢は1位通過となったため、決勝では最終走者となったのだ。3本終わった時点で誰も抜かせない展開になれば、トリプルコーク1440は出すまでもない。ともかく、予選で1位になった平野歩夢は後攻めができることになり、ライバル選手たちの動向を見ながら、まずは今日繰り出した14→14→12→12→10で有利な展開に持って行くことができるだろう。
大舞台での金メダルは、平野歩夢にとって大きな夢であり、その夢がいよいよ現実となり近づいて来ているようだ。
もちろん、国内のライバルたちも虎視眈々と金メダルを狙っており、日本人同士のメダル争いも楽しみなって来た。

北京オリンピックでは、他の競技で期待された選手たちが悔しい思いもしており、オリンピックを楽しみにしている国民にもちょっとしたイライラを感じている人も少なくないだろう。そんな中、令和の時代の日の丸飛行隊が北京の舞台でうっぷんを晴らす活躍をしてくれるに違いない。

北京オリンピック 男子ハーフパイプ予選結果
1位 平野歩夢(日本)
2位 スコッティ・ジェームス(オーストラリア)
3位 平野流佳(日本)
4位 ショーン・ホワイト(アメリカ)
5位 バレンチノ・グセリ(オーストラリア)
6位 戸塚優斗(日本)
7位 タイラー・ゴールド(アメリカ)
8位 ヤン・シエラ(スイス)
9位 平野海祝(日本)
10位 アンドレ・ホフリッチ(ドイツ)
11位 パトリック・バーグナー(スイス)
12位 チェイス・ジョーシー(アメリカ)

以下、ポイント詳細。
https://dmksnowboard.com/live-score-mens-hp-beijing2022/


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