W杯スロープスタイル開幕戦 深田茉莉2位、村瀬心椛3位表彰台

@FIS Snowboarding
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女子は日本勢が2〜4位独占/W杯スロープスタイル第1戦アスペン

オリンピックシーズン初戦となるスノーボード・スロープスタイルのワールドカップ(W杯)第1戦が、現地時間1月10日、アメリカ・コロラド州アスペンで行われた。女子では深田茉莉が2位、村瀬心椛が3位に入り、日本勢が表彰台に2人を送り込む結果となった。

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日本勢は前日に行われたハーフパイプW杯第4戦で男女ダブル優勝を果たしており、種目をまたいで高い競技力を示した形だ。2月6日に開会式を迎えるミラノ・コルティナ2026冬季五輪に向け、日本女子スロープスタイル陣の層の厚さを改めて印象づけた。

波乱の女子決勝、深田が最終ランで逆転

女子決勝には予選を勝ち抜いた8人が進出。最初のレールセクションでは同じスポットで転倒が相次ぐなど、序盤から不安定なコンディションの中での戦いとなった。

1本目は村瀬心椛が70.68点をマークし、暫定首位に立つ。しかし最終2本目では、カナダのローリー・ブルーアンがフロントサイド・ダブルコーク1080など高難度トリックを織り交ぜたランをクリーンに決め、81.21点を記録。一気にトップへ躍り出た。

村瀬心椛は、1本目のエアーセクションでは、フロントサイド1080では着地の際、少し手を付いたものの、2本目にはしっかりろ修正して、豪快にメイク!トップのローリーに肉薄する滑りを見せたが、、得点は75.36点にとどまり暫定2位。最終滑走となった深田茉莉は、1本目の転倒を感じさせない落ち着いた滑りを披露し、77.26点をマークして2位に浮上した。ビッグエアに加え、スロープスタイルでも安定した強さを示した。

4位には18歳の鈴木萌々が入り、日本勢が2位から4位を独占。スロープスタイル(ビッグエア兼ねる)の五輪代表枠は最大4名とされており、代表争いの中で鈴木も強い存在感を示した。日本人女子の層の厚さが際立つ一戦となり、最終選考の行方に注目が集まる。

男子は木村葵来5位、次戦が代表選考の最終局面

男子決勝(16人)では、予選を首位で通過した木村葵来が1本目終了時点で2位につけた。しかし2本目でエアトリックの転倒があり得点を伸ばせず、最終的に5位に終わった。

優勝は地元アメリカのジェイク・キャンター。2本目のジャンプセクションでは、この日出場した選手の中で最高難度となるバックサイド1980メランコリーをクリーンに成功させるなど、完成度の高いランを披露した。北京2022スロープスタイル銀メダリストのスー・イーミン(中国)が2位に入った。

今季W杯デビューとなった木村悠斗は9位、荻原大翔は13位。宮村結斗は26位、木俣椋真は30位、長谷川帝勝は33位で予選敗退となった。

ビッグエアでは安定して結果を残している日本男子だが、スロープスタイルでは表彰台にあと一歩届かない状況が続いている。ミラノ・コルティナ2026冬季五輪まで残された時間は多くなく、次戦が代表選考の最終局面となる中、スロープスタイルにおけるラン全体の完成度向上が大きな課題として浮き彫りになった。

次戦はラークス、五輪代表選考の最終対象大会

W杯スロープスタイル第2戦は、1月15日から18日にスイス・ラークスで開催予定。これがミラノ・コルティナ2026に向けた代表選考の最終対象大会となる。
なお、五輪代表の最終決定は各国オリンピック委員会(NOC)が行い、選手の出場はNOCによる代表選出をもって確定する。

W杯スロープスタイル第1戦 アスペン結果

女子決勝

  1. ローリー・ブルーアン(カナダ)81.21
  2. 深田茉莉(日本)77.26
  3. 村瀬心椛(日本)75.36
  4. 鈴木萌々(日本)65.86

※岩渕麗楽は10位、鬼塚雅は27位で予選敗退

男子決勝

  1. ジェイク・キャンター(アメリカ)85.16
  2. スー・イーミン(中国)84.18
  3. デイン・メンジーズ(ニュージーランド)83.68
  4. 木村葵来(日本)79.25

※木村悠斗9位、荻原大翔13位

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