本日、米コロラド州コッパーマウンテンで行われたワールドカップ(W杯)ハーフパイプ第2戦の予選において、男子では北京オリンピック金メダリストの平野歩夢が1組1位となり、10人で争われる20日の決勝進出を果たした。
平野は右肋骨を骨折しているうえ、大会直前に腰も痛めるなど厳しいコンディションの中、1本目で74.00ポイント、2本目で87.00ポイントをマークする渾身の滑りを披露した。同組2位には、決勝でライバルとなるオーストラリアのスコッティ・ジェームスが入った。また、同組5位には重野秀一郎が入り、決勝進出を決めた。
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男子予選2組では、平野流佳が2位で決勝へ進出を決めた。
今季開幕戦で優勝した戸塚優斗は、安定した滑りで予選2組3位に入り決勝進出。前回大会で大技「フロントサイド・トリプルコーク1440」を成功させた勢いそのままに、今回も優勝を狙う。
開幕戦で3位に入った山田琉聖が4位で決勝へ進出。2戦連続の表彰台にも期待がかかる。
一方、女子では15歳の清水さらが予選2組で1位通過。北京オリンピック銅メダリストの冨田せなが1組3位、昨季種目別女王の小野光希が1組4位でそれぞれ予選を突破した。
さらに、女子の予選では北京オリンピック金メダリストのクロエ・キムがW杯に復帰。2本目で90点というハイスコアを叩き出し、見事1組1位で決勝進出を果たした。その絶好調ぶりが注目される。
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