雪山で眠ると死ぬのはなぜか?

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スノーボード愛好家なら、一度は誰でも気になったことがあることではないだろうか?
「雪山で眠ると死ぬのはなぜか?」

VAIENCE バイエンス・チャンネルから、その人間の神秘的ともメカニズムを解説する動画【驚愕】雪山で眠ると死ぬのはなぜか?がアップされたので、シェアしよう。

私の友人でも、寒い冬のシーズンの最中にテントを持って撮影に行くスノーボーダーもいる。2シーズン前にアイスケーブ(雪の洞窟)で一晩過ごした友人は、「寒過ぎて眠るどこではなかった」と言っていた。自分もその気持ちはなんとなくわかる。

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●以下記事参考:
氷のドームで至福の時間
https://dmksnowboard.com/blissful-time-in-the-ice-dome/

以前、秋になると松茸採りのために、キャンプして山で一晩過ごしたことがあるが、本当、寒くて寒くて眠るのが大変だった。
しかし、実際に映画やドラマのシーンでは、雪山で眠くなってしまって「おーい、眠るな!眠ると死ぬぞー!!」なんて、平手打ちなどして叩き起こすような場面を見て来た。あれっていったい何なのだろうか?

詳しくは、以下の動画を見てほしいが、まず人は寒くなるとシバリングという整理現象となり、ガタガタ震えだすそうだ。震えることで体温低下と戦っているのだ。みなさんも、そのへんの状況までは何度か経験したことがあるだろう。

さらに深部体温(※脳や臓器など体の内部の温度)が低下して、30度以下になると震えも止まるそうだ。
私もマイナス20度以上のところを滑り、まるで夏にアイスクリームを食べた時のようなキーンとした頭痛を経験したことはあるが、おそらく深部体温は、そこまで低下していなかったのであろう。人はだいたい37度ほどの体温がある。しかし、長く寒いところに留まったり、山小屋や防寒着がないような状況では、震えが止まるほど深部体温が低くなるそうだ。
そうなると、人は正気を失い、判断力が低下。ポカーンってしちゃうらしい。たしかに、寒いところでは人間の判断力の弱さを感じることがある。そして、さらに深部体温が低くなると、遂に眠気が来るそうだ。
体温が20度以下となると…、死が訪れる。だからこそここで「眠るなー!眠ると死ぬぞー!」という例の映画などの場面に遭遇するわけだ。

体温27度での活動に最適化された人間にとって極端に低い体温は命の危機。脳機能が壊れた結果、その不都合の一つとして眠りにつくそうだ。
以上の観点から考えると「眠ると死ぬ」のではなく、「死にかけているから眠い」が適切な表現かもしれないという。

みなさんも、ぜひ以下の動画をチェックしてみてください。
雪山を愛するスノーボーダーなら、いつか役立つ知識かもしれません。
ひじょうにわかりやすく詳しく解説してくれています。また「あなたが雪山で遭難し眠くなった時の対処法」も紹介してくれています。

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