これが20-21コロナ時代の新ルール!北米最大スキー場グループCEOが発表

日本のスキー場関係者も思わず、聞き耳を立てたい!?
北米最大スキー場グループのベイルのCEOロブ・キャッツ氏が、本日、業界大注目のウィンター・オペレート・プランを発表した。これが20-21コロナ時代の新ルールだ。

コロラドのベイルを拠点に、ブリッケンリッジ、カナダのウィスラーブラッコム、オーストラリアのペリッシャーなど世界にまたがるスキー場を経営する巨大スキー場グループのベイル、そのCEOロブ・キャッツ氏が先ほどコロナ時代のオペレートプランを発表した。このルールは、ベイルが保有する34ものスキー場に適用される。

世界でも最大のスキー場グループだけに、日本にも影響するような新ルールだ。
くわしくその内容をチェックしていこう!

リフト、ゴンドラに乗る時のルール

・リフトへ並ぶ時や、リフト、ゴンドラへの乗り降りなど、山へのアクセスにはフェイスカバーが必要。
・チェアリフトとゴンドラの物理的な距離を維持するために、スキー、スノーボード客だけの利用になる。(※スキーをせずに観光で山を上がる人も多いが、そのような方はお断りということ)
・また、リフト、ゴンドラを乗る時には、友人や家族などのグループはシェアして乗ることが可能。
・シングルで来るお客さんは、4人乗りリフトを乗る場合、両端だけに乗り2人で利用すること。
6人乗りリフトの場合には、2人組を両サイドにして乗ることができる(最大で4人乗れる)
ゴンドラは、2人のシングル、あるいはリフト同様に両サイドにダブル(2人)で乗れる
(※この夏、DMKではウィスラーに取材に行ったが、その時、ウィスラーとブラッコムを結ぶ巨大ゴンドラのピーク・トゥ・ピークは、ど真ん中で仕切られていた。おそらくこの場合、両端同士で4人のシングルが乗ることが可能だろう)

人数制限のための完全予約制

山へのアクセスは、スキー、スノボ客が必要なスペースを確保できるように管理される。 そのため、事前アクセス完全予約システム制となる。シーズンパス保有者も、事前に予約を取ってからでないと、山に上がれない。(以下、ベイルグループが管理するEPICパスの情報ページ)https://www.epicpass.com/info/reservation-details

※一日のアクセスできるゲストの数は不明。北米最大のウィスラースキー場では、クリスマスのピーク時には3万人もの人が訪れる。

スキー、スノーボード・スクール

スキー&ライドスクールは行われる。
すべての従業員は、職場に到着する前に健康診断を受ける必要があり、参加者は全員、レッスンの前にオンライン自己健康診断を受ける必要がある。 グループおよびプライベートレッスンは最大6人に制限される。
(※ウィスラーでは元々グループレッスンでも最高4人。しかし、キッズのプログラムでは6人以上になることがあった。またプライベートレッスンの場合には、インストラクターを確保する料金プランになっているので、ある6人以上のグループが一人のインストラクターをオファーすることも可能だった。しかし、今季は完全に6人に制限されるということ)

レストハウス(山の上のレストラン施設)

フルサービスの座ったままのレストランは、物理的な距離を確保するために間隔を空けて配置され、座席数は少なくなる。 大規模なクイックサービスのレストラン(※いわゆる多くのスキー客が利用するタイプのレストハウス)は、単一方向の通路を使用するように再構成される。
屋外席もこれまで通り設けられる。
(※この夏、ウィスラーへ取材に行った時には、テーブルとテーブルの間はかなりの間隔、おそらく3メートル以上離れていた。またその時には、コーヒーとクッキーのようなものしか購入できなくて、いわゆる山の上の定番メニューのハンバーガーなどは購入できなかった。)

ビールとワインはほとんどの場所で販売されるが、フルサービスのバーはない。(※市販のアルコール類、缶、瓶などの購入ができるということ)
ベイルリゾートでのすべての取引はキャッシュレスになり現金での支払いはできない

従業員の宿と労働ビザに関して

国際的なスキー場は、多くの外国人労働者によって成り立っている。
特にウィスラーでは、冗談半分で「どこにカナダ人がいるの?」と言われるほど、オーストラリア人や外国人ばかりだ。
従業員のスタッフアコモデーション(宿)は確保されるが、現在、外国人の労働ビザの所得が困難なため、地元に住むローカルの人たちだけで仕事を任す方針。

今年の冬に撮影したウィスラー・ピークのパウダー日の混雑状況。もうこんなラインナップはあり得ない!?


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