Burton US Openのいくつかある種目の中でも、ハーフパイプは最も歴史があり権威がある種目と言っていいだろう。過去には、クレイグ・ケリー、テリエ・ハーコンセンなどが優勝している。
そして、記念すべき30回目を迎えたハーフパイプは、やはりこの人!ショーン・ホワイトが優勝した。
以下、バートンからのリリース内容。
Burton US Open ハーフパイプのファイナルが行われ、ショーン・ホワイト、エリーナ・ハイトが優勝し、賞金$25,000を手にしました。今週、舞台となったハーフパイプは春のような陽気と、雨、そして真冬のような寒さが代わる代わる訪れ、両サイドの壁、ボトムのコンディションに手を焼くライダーも多く見られました。
女子ハーフパイプではメジャー大会16連勝中の大本命、ケリー・クラークを、エリーナ・ハイトが抑え見事初優勝を果たしています。エリーナは900を繋ぎ、3本目にこの日最高の86.50を出し、ケリーを逆転。ケリーは最後のランに逆転を狙いますが、一歩及ばず惜しくも2位となりました。降旗由紀は6位に入っています。
続いて行われた男子ファイナル。勝ち進んだ13名に、ショーン・ホワイト、ダニー・キャス、國母和宏の3シードライダーが加わって争われました。
注目のショーンは、1本目にBSエアー(メソッド)→FSダブルコーク1080ステールフィッシュ→キャブダブルコーク1080メロン→FSインバート540ステールフィッシュ→ダブルマックツイスト1260→アーリーウープバックサイドロデオで90.44を叩きだし、そのまま逃げ切り、記念すべき大会を制しました。
ショーンは「Burton US Open 2012に参加できてとても嬉しかったよ。ジェイクにも会うことができたし、歴史に残るイベントに名を残せたし。この勝利を誇りに思うよ」とコメント。
國母和宏は公開練習中のアクシデントにより、途中棄権となっています。
また平野歩夢は、NOKIAルーキーアワードに選出され、$5000を獲得しました。
ケリー・クラークは今回の成績で2012 BURTON GLOBAL OPEN SERIESのハーフパイプ・チャンピオンになり賞金$25,000を手にしています。
またケリーはThe 2011/2012 TTR World Tour(TTRツアー)のタイトルも獲得しました。
2012 USO Men’s Halfpipe Finals
1 | Shaun White | USA |
2 | Louie Vito | USA |
3 | Benji Farrow | USA |
4 | Christian Haller | SUI |
5 | Greg Bretz | USA |
6 | Taku Hiraoka | JPN |
7 | Iouri Podladtchikov | SUI |
8 | Matt Ladley | USA |
9 | Zack Black | USA |
10 | Danny Kass | USA |
11 | Danny Davis | USA |
12 | Ryo Aono | JPN |
13 | Janne Korpi | FIN |
14 | Kohei Kudo | JPN |
15 | Markus Malin | FIN |
16 | Kazu Kokubo | JPN |
2012 USO Women’s Halfpipe Finals
1 | Elena Hight | USA |
2 | Kelly Clark | USA |
3 | Ellery Hollingsworth | USA |
4 | Arielle Gold | USA |
5 | Ursina Haller | SUI |
6 | Yuki Furihata | JPN |
7 | Hannah Teter | USA |
8 | Gretchen Bleiler | USA |
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