優勝したお祝いムードに水を差すビブ肩外し事件!?

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文:飯田房貴

仕事柄、記者の筆者の友人は、スノーボーダーが多く、またスノーボード業界で長年に働いている方も少なくない。
中には30年に渡り、この世界で活躍している人もいる。

自然、私のフェイスブックには、そんなスノーボーダーさんがたくさんいるのだが、昨日の嬉しい岩渕選手の優勝のお祝いムードに、水を差すような話も出ているので紹介しよう。

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最初、コメントを読んでいて、正直、この方たちは何を言っているのだろう?と思った。
内容としては、「大会を開くのもその裏にはスポンサーがいて、その費用のお陰でこうして無事にイベントができるんだ」という話である。

まあ、もちろんそうですよね。
で、そこの投稿には、昨日のW杯で優勝した岩渕選手の新聞の切り抜きのような写真があった…。

しばらく、写真を見て、というか、2、3秒くらい経った後かな。気づいた!優勝した岩渕選手のビブが肩から外れているのだ。その結果、メインスポンサーのロゴが、隠れてしまっているのである。

一瞬、このことを知った時、「ヤバい」と思った。というのも、当然、会場やテレビでは、そのスポンサーのお偉いさんや関係者などが見ているだろうし、その時、このビブの付け方でロゴが消えてしまうのは、嫌がるだろうな、と。

で、改めて昨日の映像を見返すと、女子で優勝した岩渕選手に加えて、男子で優勝したスー・イーミン選手も同じようにビブの片側を肩から外してしまっているのだ。昨日は、気づかなかったけど、競技の時から外していたのである。

このスポンサー費用はいくら掛かっているのかわからないけど…。もしかしたら数千万とか、シーズンのトータルで数億とか出しているスポンサーからしたら、見過ごせない話になる可能性もある。優勝している二人共に、ビブを肩から外しているのだから。スポンサーに対して、反旗というか対抗しているように思われるかもしれない。

で、ここからが肝心なところなんだけど、若い選手二人は、おそらくこのことであとで注意を受けたのだろう。事の重大さとかまったく認識していなかったと思う。
だけど、周りの大人が気づいてあげられなかったことが、ひじょうに残念に思うのだ。

今、北京オリンピックに向かって、大切な時期だからこそ、つまらないことで水を差されないように。ナショナルチームは今一度、そういった服装のことを見直すといいだろう。ついでに、言っちゃいけない発言例や行動例なども伝えておくべき。おそらくこうしたメディア対策はすでにやっていると思うけど、今一度、チームで確認していくという作業を。

もう終わったことはしょうがないし、ポジティブに考えればあまり騒がれない内に、問題点が見つかって良かったと思いたい。

ところで、そもそも優勝した二人は、なんでこんなビブの付け方をしたのだろう?
オシャレ? まさかこの方がパフォーマンスが高まるってことないよね??

(以下の文章は、アメリカでのワールドカップでの出場する時に、全選手にリリースされる招待ドキュメント文章から抜粋。大会主催者は、全選手にビブスの着用はもちろん、適切に着用するように求めている。)

BIBS
All competitors must wear bibs appropriately during all scheduled trainings, competition and at the awards ceremony.
Bibs will be picked up by the Team Leader at accreditation pickup.

ビブス
すべての競技者は、予定されているすべてのトレーニング、競技、および表彰式において、適切なビブスを着用しなければなりません。
すべての競技者は、予定されたトレーニング、競技、および表彰式の間、適切にビブスを着用しなければなりません。
ビブスは、チームリーダーが受付時に受け取ります。

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