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W杯開幕戦で岩渕麗楽が優勝!男子は大塚健が優勝、飛田流輝が2位

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W杯スノーボードの開幕戦となったスイスのクールで行われたビッグエアは、女子で岩渕麗楽が優勝!またW杯デビュー戦となった村瀬由徠(15)は4位に入った。男子の方では、大塚健が優勝、飛田流輝が2位でワンツーフィニッシュを決めた。大塚は膝の怪我からの復帰後、初のW杯表彰台に立ち、完全復活を成し遂げた! 予選は、2本ランの内、トップスコアを採用するルール。女子では、24選手出場する中、上位8名が決勝へ。日本女子は、見事に4人全員が決勝へ突破成功。岩渕麗楽は、バックサイド・ダブルコーク1080ウェドルでこの日の女子、最高得点となる89点を獲得した。W杯初出場となった村瀬由徠(15)は、1本目のフロントサイド720はミスったものの、2本目にメイク成功で4位で予選突破。続いて、枝松千優がバックサイド720ウェドルで5位。また村瀬由徠の姉で、北京オリンピック銅メダリストの村瀬心椛は、2本目のバックサイド・ダブルコーク1080はミスったものの、1本目に決めたバックサイド720で、予選は7位通過を果たした。 一方、男子では日本人選手が7人出場。しかし、決勝へ進むことができたのは、大塚健と飛田流輝の2選手のみ。大塚は、1本目にフロントサイド・トリプルコーク1440で85点、2本目にはバックサイド1620で86.75点と安定した実力を披露。飛田は、バックサイド1620で男子2組の中で4位で決勝へ進んだ。男子は、出場選手51名を2組に分けて、各組トップ5位まで、合計10名だけが決勝へ進める過酷なルール。そんな中、國武大晃は、全体12位で惜しくも予選突破とならなかった。 日本の女子は、4人全員が決勝へ進むという展開で、W杯開幕戦から日本フィーバーの予感。そんな中、終始トップに立ち続けて来た岩渕麗楽が、見事な勝利。1本目は、バックサイドダブルコーク1080、さらに2本目はフロントサイド1080で合計で180.5点。もう最後の3本目は頑張らなくても優勝なのだが、そこが彼女の性格なのだろう。最後もしっかりとフロントサイド1080を決めて、さらに得点をアップし、2本のトップスコア合計180.75点で他を圧倒した。 2位に入ったアンナ・ガッサーは、1本目にバックサイドダブルコーク1080、2本目にキャブ・ダブルアンダーフリップ900で2位のポジションだった。そして最後は逆転を狙って、キャブ1260を狙ったが失敗。しかし、もしこのトリックが決まっていたら、優勝していたもしれない。表彰台の位置をキープしながら、最後にリスクある大技を持って来るあたり、試合巧者。さすが平昌、北京オリンピックで2大会連続で金メダルに輝いたビッグエア女王である。 村瀬由徠は、1本目にバックサイド720、2本目にフロントサイド720で高ポジションでゲームを進めた。最後には、フロントサイド1080を狙うも、メイクできずに4位止まりとなった。一方、姉の心椛は、バックサイド・ダブルコーク1080を失敗し、2本目の同トリックを狙ったがダメで得点を伸ばせず。最終的に最後のフロント10を決めて順位を上げたが万事休す。今季のW杯開幕戦は、5位で終わった。しかし、初の姉妹で出場したW杯は、きっと彼女たちにとって良い経験だったに違いない。これから世界を転戦する上で、二人でいっしょに旅に行けるところも、精神的に安心に繋がりそうだ。 枝松千優は1本目にバックサイド720を決めたが、残念ながら2本目と3本目を決めることはできなかった。次戦に期待。 男子で優勝した大塚健は、終始リードを保ち、そのまま勝利へ走っていった。1本目、フロントサイドトリプルコーク1440で2位に立ち、2本目にはバックサイド1620でトップに立った。2本目の時点で2本共にクリーンメイクしたのは大塚のみ。全選手が、大塚の牙城を崩そうと果敢に攻めるも、結局、最後まで大塚が2本目までの合計に出した166.50点には届かず。最終走者となった大塚は、最後にどデカいメソッドを決めて観衆の声援に応えた。 View this post on Instagram ...

飛田流輝 世界が注目するFISインタビューで登場!

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オリンピックのスノーボード種目を管轄するFISが、飛田流輝に注目!世界の人が読むFIS公式サイトにて、インタビューで登場した。 おそらく、日本人スノーボーダーが、こういう形でインタビューに答えるのは、これまでほぼなかったと思われる。スイス・サースフェー中に、通訳を介してインタビューとなったのか。英語でしっかりと答えている内容だ。 インタビューの中で、FIS質問者は飛田が、日本人としては角野友基、大塚健に次いで3人目のスロープスタイルのクリスタル・トロフィーを獲得したことに注目。飛田がシーズン王者となったのだが、このことは本人も思ってもみなかったようで、驚き喜んだ、というコメントを残している。 また、尊敬としているライダーとしては、過去ではショーン・ホワイト、現在ではマーク・マクモリスを挙げた。 インタビューの全体の印象としてFISは、飛田の成績だけでなく、そのライディング・スタイルの高さも評価。今季、世界からRUKI TOBITAに注目が注がれそうだ。 ちなみに、コロナ禍において飛田の過ごし方は、大学のオンライン授業、また家の周りでスケートボードをすること、そして、スノーボードのビデオを見まくったそうだ。こうして飛田が、勉学とスノーボードのスタイルを両立して学んでいたのかも!?