先日、『憶測呼ぶショーン・ホワイトのオーストリア入り』の記事をアップしたところ、大きな反響があったが、その後の追跡取材の結果、Air & Style開催のビジネス・ミーティングではなく、本気でオリンピック挑戦を狙っている情報をキャッチした。
以上の動画は、ショーンが早速、ライディングしている模様を本日、自身のインスタでアップしたものだ。
どうやら、オーストリアから入国して、そのまま隣国スイスに行きライディングしたようだ。
日本人には、ちょっと馴染みのない欧州の国土の感覚だが、例えばスイスの場合には九州より少し大きく四国の2倍の面積しかない。さらにオーストリアはもっと小さい国で、この辺の行き来は、日本で言うなら東京から広島ぐらいの感覚だろう。
欧州には、この時期でもスノーボードを楽しめるグレーシアがいくつかあり、現在は特にスイスのサースフェーで世界中のトップライダーが集結。パーク施設も充実し、最高のトレーニング環境を提供してくれている。現在、日本からもナショナルチーム選手が練習を行っている。
情報をくれたのは、オーストリア在住でスノーボードのメディア活動しているある友人エディターから。
彼曰く「ショーン・ホワイトが再びライディングを始めて、オリンピックに挑戦するかもしれないと聞いた。彼はうまくできると思う」という内容だった。
どうやら関係者筋の間でも、ショーンは再び五輪に挑戦するという話が飛び交っている模様だ。
おそらく、この時期はしっかりと滑り込み身体作りをしてシーズンに備えるのだろう。
そして、本格的なシーズンに入ったら、再びコンペティションに参加し、オリンピック出場するためのポイント獲得、ナショナルチーム入りを目指す、という流れになるのだと思う。
まだ、ショーンが大会に出て結果を出すまでは、本当にオリンピック行けるかどうかはわからないが、挑戦するとなれば大きな拍手を送りたい。
先月3日の誕生日で34歳となったショーン・ホワイト。北京オリンピック挑戦時には、35歳となっている。前人未踏のチャレンジとなれば、スノーボード界だけでなく、世界中で大きな注目となりそうだ。