【ハウツーコラム】他人と比較せず ライバルは昨日の自分

スノーボードは個人競技のスポーツで、他の人と争うような野球やサッカーとは違います。
しかし、一方で他人の目というものを、他のスポーツ以上に気になるものでもあります。

いっしょに始めた仲間が、自分よりも上達が早かったり。
自分はうまくターンができずにゲレンデで転げ回っているのに、他のスノーボーダーの颯爽と滑る姿に羨ましがったり。
どうしても、他人と自分を比較してしまいがちです。

しかし!
他人と自分を比べたところで、あまり良いことはないでしょう。
むしろそんなことでネガティブな気持ちになってしまう時間があるなら、うまくなるために何ができるのか考えるといい!

ライバルは他人ではなく、昨日の自分!

上達が遅い人というのは、イメージしたことがなかなかできない方であったり、運動的に不器用なところがあるかもしれません。
しかし、不器用な方の方が確実にしっかりと覚えて、上達していくということがあります。
むしろ、不器用であるいうことを真摯に受け止めて練習していけば、誰よりも高い頂に達することだってあるのです。

例えば、プロ野球選手では、元ヤンキースの松井選手が不器用なタイプと認めているようです。
メジャーリーグであれだけ活躍した選手が不器用とも思えませんが、だからこそ誰よりもコツコツと練習して来て偉大なプロ野球選手になりました。

だから、単純に自分の今のレベルを見定めて、これから望む自分の未来の姿をイメージして、その差を埋めるようにコツコツと練習していくようにしましょう。
焦って早く上達しようとすると、返って怪我につながる可能性もあります。

プロ・スノーボーダーでオリンピックに出場したような選手でも、不器用なタイプはいたと思います。
自分の練習ルーティーンをしっかりと決めて、どんなコンディションでもそれをこなしていくというライダーも見て来ました。そんな地道な選手の方が、勝利の女神は微笑んだように思います。

長い時間を掛けて育った木は、どんな嵐が来ても倒れないように、焦らず確実に上達する気構えが必要です。
そうすれば、いつかきっとあなたもカッコいいスノーボードができるでしょう!

飯田フサキ プロフィール
東京都出身、現在カナダ・ウィスラー在住。
スノーボード歴35シーズン。そのほとんどの期間、雑誌、ビデオ等スノーボード・メディアでのハウツーのリリースに捧げている。
90年代を代表するスノーボード専門誌SNOWingでは、「ハウツー天使」というハウツー・コラム執筆。季刊誌という状況で100回以上連載という金字塔を立てる。またSnowBoarder誌初期の頃から様々なハウツー・コーナーを担当し、その中でも一般読者にアドバイスを贈る「ドクタービーバー」は大人気に!その他、自身でディレクションし出演もしたハウツービデオ&ハウツー本は大ヒット。90年代のスノーボード・ブームを支えた。
現在も日本最大規模のスノーボード・クラブ、DMK Snowboard Clubの責任者として活動し、レッスンも行っている。
普段は、カナダのウィスラーのインストラクターとして活動し、世界中の多くの人にスノーボードの楽しさを伝え続けている。2016-17シーズン、ウィスラーのインストラクターMVPを獲得!!
AmazonのKindleストアで最新書籍『スノーボード入門 スノーボード歴35年 1万2000人以上の初心者をレッスンしてきたカリスマ・イントラの最新SB技術書』絶賛販売中!!