やあ!立春も過ぎたというのに日本はマダマダ寒いね!雪を見るだけで元気になるミンナは風邪を引く暇もないぐらいだね!
それでは今週の再確認、行ってみよう!
『スクレーパー』
英語で書くとScraper。意味をネットで調べたら、ズバリ「はがす道具」だそうです。ボードではがすといったらワックスしかないでしょう!?
もちろんホットワックスをした後に使うんだけど、それ以外にも使うシーンがあるから、使用方法と併せて紹介しましょう。
スクレーパーにはいろいろな素材、形があります。
一般的に使われるのは、プラスチックでできた長方形の物。
金属でできたメタルスクレーパーなんてものもあるけど、ワックスの時には使いません。スノーボードの滑走面(ソール)はプラスチックでできているので、それより硬い素材のものを使うと傷がついてしまって、滑りを悪くしてしまうんだ。
長方形以外にも、三角の物もある。マツモトワックスでは両方あるけど、あまり高価なものじゃないから使ってみて自分に合ったものを選んでみてね。
使い方は滑走面にスクレーパーの角を斜めに当てて、「カンナ」の要領で力を入れすぎないように、スイ~と削ります。一度でごっそり落とそうなんて思わないでやさし~く焦らず何度かに分けて削ればOKです。
削っていくうちに角が丸くなる。そうなると削りにくくなる。そんなときにはスクレーパ専用のシャープナー(研ぎ器)があるから、シャープな角を出してください。レンジャーが使っているシャープナーはホルメンコールのものです。
角が丸くなったスクレーパを使い続けると、力を入れなければ削れなくなる。ここで体力を使わないで滑りに取っておきましょう。
そして、ワックスをした後に使うだけではなく、滑った後、汚れのついたボードにスクレーパーをスイ~とやってみて。意外と知られていないテクニックだけど、見た目以上に汚れがスクレーパーに張り付いてくるのがわかるよ!
ワックスやリムーバーで汚れを落とす前に、まずスクレーパーでスイ~してみて。そうすれば汚れを落とす手間がすっごく減るよ。無駄にワックスなどを消費しなくてお財布にもやさしいね。ぜひお試しあれ。
来週は『ペーストワックス』を再確認!
このワックスコラムは毎週火曜日に更新する予定です。
ワックスの知識は、全スノーボーダーにとって必要なことです。毎週しっかりとチェックしてくださいね。
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