平昌オリンピック スノーボード完全観戦ガイド パラレル大回転編

 

平昌オリンピック スノーボード完全観戦ガイド【パラレル大回転編】。
日程、競技説明、主要選手、五輪メダル予想まとめ。

スノーボードがオリンピック種目となった長野から、続いているパラレル大回転(注:長野の時は二人同時に滑る「パラレル大回転」ではなく一人だけ滑ってタイムを競う「大回転」)。

旗門を抜けてスピードを競う大回転種目は、
スキーも含めて日本人にはなかなか手が届かなかったメダルであったが、
前回ソチでは、竹内 智香が遂に銀メダルを獲得に成功!
トップレベルをキープを保った竹内選手は、5度目のひのき舞台に立つことになった。

 

韓国 平昌オリンピック スノーボード(パラレル大回転)開催日程

男女予選 2月22日(木) 12:00~
男女決勝 2月24日(土) 12:00~

 

競技説明と見どころ:パラレル大回転

2名の選手が同時にスタートし、ブルーとレッドに分かれた旗門のコースをどちらが速く滑りゴールを切るかというスピードを争うレース。

予選は、ブルーとレッドのコースを1回ずつ走行した後、2つ記録の合計タイムで順位を決める。
16強からはノックダウン方式。1回戦で遅く到着した時間だけ2回戦で遅く出発(最大1.5秒)する。
最終的に2回戦で、先に 到着した選手が勝利。

アルペン・スノーボードの魅力であるカービングターンが伝わる競技で、そのターンの激しさと美しさは観客のハートをつかむことだろう。

決勝のしくみ

1/8ファイナル
1/4ファイナル
1/2ファイナル(準決勝)
順位決定戦(スモールファイナル)※1/2ファイナルの勝者が決勝へ、敗者は3~4位決定戦へ
決勝(ビッグファイナル)

パラレル大回転コース基準

標高差: 最低120m、最大200m。
幅: 40m以上
旗門数: 18旗門以上(FISの推奨旗門数は25)
全長: 400m以上700m以下
旗門間隔: 20~27m(ターニングポールからターニングポールまで)

※以上のコース情報、日本オリンピック委員会ホームページ参考

PGS競技で使用するボードの主な長さ

男性 180cm~185cm
女性 170cm~175cm

 

出場するパラレル大回転日本人選手

斯波正樹 Masaki Shiba

オーストリアで行われたワールドカップでは、なんと予選を4位通過!決勝トーナメントでは6位に入り、日本スノーボード・アルペン界に灯を付けた立役者。
イタリアでのFIS大会でも優勝し、日本男子のアルペン界を背負っていきそうな選手。
オリンピックでは悲願のメダル獲りに勝負する。

自身のSNSで公開したファンへのメッセージ・コメント
「昨日、正式に平昌オリンピック代表の内定発表がありました。
ずっと目指してきたオリンピック代表に選ばれました。
これまで支え続けてくださった、全ての皆様へ感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございます。
スノーボードを辞めずに、今まで続けてきて本当に良かったと思っています。
ここからが勝負です。日本中を沸かす結果を出すために、今出来る最高の準備をして臨みます。
眩しいほどの輝かしい奇跡は、必ず起こせると信じています。」

 

 

 

竹内 智香 Tomoka Takeuchi

前人未到の5回目のオリンピック出場内定!
前回ソチでは、海外チームと練習して切磋琢磨し、遂に悲願の銀メダル。
今回は、金メダルを狙うが、ライバルは手強くその道は険しい。
前回メダルを獲ったことでその期待は大きく、日本からも大きな声援を彼女を後押しすることだろう。
ナショナルチームでは、その人望から種目を超えて慕う選手も多く、まさに日本スノーボード界のクイーン的な存在だ。

 

 

パラレル大回転世界強豪選手

男子

ネヴィン・ガルマリーニ Nevin Galmarini(SUI)

ソチ五輪銀メダリスト。30歳になった今でも現役バリバリで今年1月にオーストリアで開催されたワールドカップでも優勝している。

 

ローラント・フィッシュナーラー Roland Fischnaller(ITA)

2015世界選手権パラレル・スラロームの金メダリスト。
2017年12月に自国イタリアで行われたワールドカップのPSでも優勝し、絶好調をキープし平昌でもメダルを狙う実力者。

 

ヴィック・ワイルド Vic Wild(RUS)

自国開催されたソチ五輪では、回転、大回転共に金メダルを獲得し、文字通りアルペン界のキング。
今季はイタリアで開催されたワールドカップで4位に入っている。
ロシアはドーピング問題で出場が危ぶまれるが、果たして。
ちなみにワイルド選手はアメリカ生まれのロシア人。

 

アンドレイ・ソボレフ Andrey Sobolev(RUS)

2015年の世界選手権の金メダリスト。
今季イタリアで行われたパラレル大回転でも優勝しているアルペン界のエース。
ロシアのドーピング問題で出場が危ぶまれている。

 

女子

エステル・レデツカ  Ester Ledecka(CZE)

2017年世界選手権のパラレル大回転で金メダル。2105年の世界選手権のパラレル回転でも金メダルを獲っている。
今月行われたオーストリアのワールドカップで圧勝するなど、最近のレースでも安定的な実力感を出し続ける選手で、平昌では金メダル候補。
驚くべきは、彼女の才能はスノーボード界だけに留まらずスキーアルペンのワールドカップにも出場中!今季カナダで行われたダウンヒルのレースではなんと7位に入った。
アルペン界の二刀流選手に世界が注目している。

 

セビーン・ショフマン Sabine Schoeffmann(AUT)

アルペン大国オーストリア出身の美人レーサー。
ジュニア時代から数多くの世界タイトルを獲得し、
今季イタリアで行われたW杯では、パラレル回転で優勝、パラレル大回転では4位に入っている。

 

ジュリー・ゾック Julie Zogg(SUI)

前回ソチ五輪では予選で3位に入りメダル獲得に期待が掛かるも決勝ヒートで敗れて9位に終わった。
今季は、イタリアW杯のパラレル回転で2位、スイスで行われたヨーロッパカップでは回転、大回転共に3位の好成績を残している。

 

日本人選手がメダルを獲る期待度

男子:★
女子:★★

星5つ:めちゃくちゃアリ!
星4つ:かなり高い!
星3つ:可能性充分!
星2つ:獲ってもおかしくない
星1つ:うまくハマれば
星0個:たぶん難しい

 

2017/2018 JAPAN SKI TEAM 【スノーボード】 パラレル大回転コーチング&選手

コーチ: 長岡 英明 、フェリックス・スタッドラー

斯波正樹 Masaki Shiba  C指定
神野 愼之助 Shinnosuke Kamino C指定
鈴木 湧也 Yuya Suzuki C指定

竹内 智香 Tomoka Takeuchi A指定
家根谷 依里 Eri  Yanetani C指定
佐藤 江峰 Emi  Sato C指定

 

 

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