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アメリカで超大型の定額制ビデオ・オン・デマンドサービスを行っているParamount+(パラマウントプラス)は、アメリカ全域のスキー場と提供、あるいは保有しているAlterra Mountain Company(アルテラ・マウンテン・カンパニー)が管理するIKONパスとグローバルパートナーシップを発表した。
IKONパスは、アメリカをはじめ全世界のスキー場を滑れるシーズンパスを$1,259ドル、日本円にしておよそ18万7千円で発売していて、EPICパスとはライバル関係にある。EPICパスを運営するベイルリゾートは、北米最大スキー場のウィスラーを保有し、日本でも白馬バリーと提携していることでも有名。
お互い世界主要のスキー場を滑れるようにスキー場を買収、あるいは提携しながら進んでいるが、今回、Alterra Mountain Companyが発表した内容は、新たな展開を見せたと言っていいだろう。
IKONパスを所有している人は、Paramount+ Standardプランを3ヶ月間利用できるようになり、IKONパスの購入に含まれるライブ・スポーツやA Mountain of Entertainment™などの人気コンテンツを提供する、と伝えている。
日本国内において、IKONパスを持っていると滑れるスキー場は、ニセコとロッテアライリゾートだ。共に7日間だけ滑れる提携契約となっている。
こうしたIKONパスとEPICパスの激しいビジネスバトルは、日本にとっては対岸の火事のようにも見えるが、今後、我々も通うスキー場がどんなサービスを提供するのか、1つの目安にもなるかもしれない。
●IKONパスとEPICパスで滑れるスキー場を詳しく知りたい方は、以下のコラムをご覧ください。
EPIC、IKON、MOUNTAIN COLLECTIVEを利用してNZスキー場がどこまで滑れるのか調べてみた
https://dmksnowboard.com/can-we-ski-nz-ski-resorts-using-epic-and-ikon-passes/