【レポート】南米アンデス山脈スノーボード体験

日本のスノーボーダーでは、ほとんど馴染みのない南半球のアンデス山脈にあるスノー・リゾート。南半球と言えば、ニュージーランドが有名だけど、南米のチリのスノーボード事情なんてまったく知らないよね? そんな中、dmk特派員ecoから体験レポが送られて来たので、ご紹介しよう。
ちなみに現在、ecoは南アメリカ旅行中で、すでにイースター島など遺跡スポットを観光していて、今はアルゼンチンのCerro Catedralで滑っている模様だ。


レポート&写真: eco

今回、私の行ったところは、チリのサンティアゴから車で2時間ほどのところにある、アンデス山脈のスノーリゾート『VALLE NEVADO SKI RESORT CHILE』です。
これから、みなさんがこの地を訪れた時、お役に立てればと思いつつ、チリでのスノーボーディング情報をお伝えします。

レンタルとリフト券購入(サンティアゴ新市街)
朝7時、ホテルのロビーに集合し、ツアーバス(10人乗りのミニバン)に乗って、サンティアゴ新市街に向かいました。 まずは、その街にあるショッピングセンターの駐車場に設置されていた半円形のドームテントに行ったのです。
ここでリフト券の購入や、板、ブーツ、ウェアーのレンタルを行います。つまり、街で食事以外の支払いと必要なものを揃えててから、雪山へ行くんです。ユニークなシステムですよね。
ちなみに、わたしのが行ったところでは、ロシニョールの板を多く取り扱っており、モデルも新しそうに感じられ、加え、手入れが行き届いた美品でした。
レンタルする時には、­デポジット代わりにパスポートを預けます。
試着スペースもちゃんと設置されていました。ドームの奥にはリゾート(ゲレンデ)のお土産屋さんがあり、ロゴ入りTシャツ300チリペソ(6000円くらい)で売られていました。
ここでは、ヨーロッパ、オセアニア、そしてブラジルの­人を多く見かけました。みなさん南半球の雪を求めて、世界からやって来たようです。

 ここが冬場だけの特設リフトチケット売り場。

世界から雪を求めて、やって来ていました。

レンタル、再びスキー場にて
ミニバンに乗って、ゲレンデに向かいます。だんだんと雪景色が増えて来て、アンデス山脈の美しい景色が広がって来ます。
途中、事故渋滞があったため、予定より大幅に遅れたようですが。その分、きれいな景色をたくさん撮影することができました。
「周囲の山より高いところへ行くなんて・・・・、­いったいどんなスキー場に到着するんだろう­?」とワクワクでした。

 バスの中からのアンデス山脈の素晴らしい景色。

 ゲレンデに向かい、どんどんとワクワク。

ゲレンデに到着!すっごい、一面パウダー天国です。早く滑りたいのだけど・・・、すぐに行けない事情が。
実を言うと、私は先のドームでレンタルすることができませんでした。というのも、私のブーツのサイズ、24.5センチから取り扱われていなかったのです。欧米でも日本人女性の足は小さくなってしまうのですが、こちらの南米でも同じことに。仕方なく、私はここでレンタルコーナーに向かうことになりました。
どうにか見つかった品がBurtonの子供用ブーツ。 サイズ4が私にはぴったりでした。 板は139センチのクルーザーを借りました。 バインディングは、SMサイズっていうのがついていたのですが、 トゥ側が3センチ近く余るわ、 トゥストラップはいっぱいまでカチカチしても全然締めれなくて・・・。目の前にパウダーがたっぷりあるここに来て、これほど自分の道具が恋しくなったことはありません。
小足のみなさま、Cerro Catedralでスノーボードをするときは自分のギアを持参することをおススメします。

 一面パウダー、だけど、私にはやることが・・・、

 なんとキッズのブーツをレンタルすることに。

ランチ
見事なまでの青空の下、気持ち良く、慣らしで1、2本滑ったころにはもう12:30。 軽めに昼食をとってから本格的に滑ることにしました。 どのレストハウスに行ってもメニュー、値段は同じ。 メイン、ポテト、ドリンクって感じのコンボメニューが5500ペソ(1200円くらい)でした。 左のカウンターで注文と代金を払って、 右のバーカウンターでドリンク(アルコールも可)を受け取ります。
味は勿論美味しいんだけど、量がハンパなく多い! この値段で長さ50センチくらいの串に刺さったバーベキューのコンボとか食べれちゃいます。
数々のセットメニューの中から、私のお気に入り­はcombo4のバーベキューコンボ。
もちろん、単品メニューもあります。
ここでは$の記­号を使っているのですが、それはチリペソの意味なんです。USドルと間違えない­でね。
すべてのドリンクは、バーカウンターで受­け取ります。comboメニューに含まれて­いるドリンクはアルコールも可なんですよ。

 私のお気に入りは、コンボ4です。

 このカウンターでドリンクを受け取ります。

山とTバー・リフト
ゲレンデ下部にはいくつかのチェアー・リフトがあり、 上部はTバーのみ設置されています。 初心者バーンにもTバーがあるので、 初めての人はここで練習してから山の上に行くといいいですね。

ここは、標高が高過ぎて、木がありません。 辺り一面、真っ白な世界。 トレイルはしっかり圧雪されていますが 、それ以外はどこをどう滑っても自由。 思うままのラインをあちこちにつけてきました。

気になる雪質ですが、握ったらかるく固まる程度。 未圧雪のところで20センチ程度の深さでした。

あまり、うまいスノーボーダーがいないようで、日本から腕自慢のスノーボーダーの方が来たら、ヒーローになれるかもしれませんね。

ゲレンデ・マップにはパークやパイプがあるって記載されてるけど、 パークは見かけませんでした。 そして、パイプも見事にパウダーで埋まってました。だけど、新雪の恩恵に感謝です!

 1664メートルの長~いTバーが楽しめますよ。

一応パイプを発見したけど、一面パウダーでした。

スケジュール
7:00 ホテルのロビーに集合
<サンティアゴ近郊のレンタルコーナーを経由>
11:00 山に到着
16:30 山を出発
<サンティアゴ近郊にてレンタル品返却>
19:00 ホテル到着

予算
(単位:ペソ)
44000:リフト券、板とブーツのレンタル(スキー場)
9500:ウェア、グローブ、ゴーグル(ホテル)
9000:ホテルからスキー場までの送迎バス(運転手)

合計:62500(およそ12000円くらい)※食事等除く

VALLE NEVADO SKI RESORT CHILE

標高
リゾート:3025メートル
最高:3670メートル
最低:2860メートル

搬機
リフト:4機(290〜1676メートル)
テレスキー(Tバー):8機(60〜1664メートル)

コース(30以上)
初級:14%
初中級:30%
中級:42%
上級:14%