妙高がアスペンやウィスラーと肩を並べるような高級スキーリゾートに変貌する!

@Madarao Mountain Resort
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豪雪地域として知られる新潟県の妙高高原が、アメリカのアスペンやカナダのウィスラーなどと肩を並べるような高級スキーリゾートに変貌する。そんな夢のようなプロジェクトがあることを世界の最新金融ニュース、マーケット情報などを伝えるBloomberg(ブルームバーグ)が報じた。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-10-10/S2BC3EDWLU6801?srnd=cojp-v2

記事『元GIC駐日代表手掛ける2000億円スキーリゾート、妙高に高級ホテル』によると、シンガポール政府系投資ファンドGICの日本支社代表を務めたケン・チャン氏(56)は、GIC退職後の2019年に不動産投資ファンドのペイシャンス・キャピタル・グループ(PCG)を立ち上げた。そして、2年前から周辺の土地を買い進めており、26年までに高級ホテルや数千人の従業員のための住宅などを建設することを目指しているという。その額は、今後数年間で約14億ドル(2080億円)だ。円安も追い風となり、準備は着々と進められている。

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PCGはすでに妙高高原周辺に東京ドーム約75個分に相当する350ヘクタールの土地を購入し、昨年には新潟県と長野県にまたがる斑尾高原スキー場も買収した。現在は従業員向け住宅の建設用地取得について交渉中であるという。

斑尾と言えば、日本で初めてフリースタイルのワールドカップを開催した場所で、日本一のツリーランコース数があると言われている。元々スキー場のポテンシャル価値は高かった。この開発事業をきっかけに、これまであまり『MADARAO』を知らなかった外国人スキーヤー、スノーボーダーも今後注目していくに違いない。レストランハイジのボリューム満点の安価なカツカレーは過去の遺産となり、今後は海外リゾートでお馴染みの超高級ハンバーガーがゲレ食の定番になるのかも!?

東京から車で約4時間、または新幹線で約2時間で訪れることができ、冬はスキー、スノボを楽しめる。また暖かい季節にはハイキングをしたりなど一年中楽しめるリゾート作りを考えているようだ。

たしかに記者が住むウィスラーもかつては冬だけがメインのリゾートだったが、今では夏のマウンテンバイクやハイキングなどのPRも力に入れて、一年中賑わう高級リゾートに育った。ちなみに私が初めてワーホリでウィスラーに来た1990年は、まだカナディアンロッキー山脈があるバンフの方がもっとメジャーなスキー場だった。あれからウィスラーは変貌し今の成長があるわけだが、妙高もそんな状況にあるのかもしれない。もしそうなら!今からたくさんの不動産所得をオススメしておきたい(笑)。かつてウィスラーで3千万で購入できたおんぼろの家は、今ではリノベーションして2億円以上の価値だ。

記事の中では、日本でのスキースノボ人口の低下にも触れているが、その分は外国人のお客さんインバウンド需要を見込んでいるとのこと。また地元住民への理解も進めているという。

今では世界でも広く知られるスキーリゾートとなった北海道のニセコは、現在の姿に至るまでには約19年を要した。しかし、妙高高原では初期段階から長期的な計画を策定し必要な土地の多くをすでに所有していることから、より早く発展させることができるとも伝えている。

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