天神バンクド王者のテリエは3位!夏の王者はストーレ!!

@Mushroom Crew
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国内最高峰と言われているバンクドスラローム大会、天神平の王者は2年連続でテリエ・ハーコンセンだが、そのテリエも参加した夏のバンクド決戦!Mushroom CrewによるThe 7th Annual Banked Shalom(※彼らはスラロームと呼ばずにシャークを掛けてシャロームと呼ぶ)の結果をご紹介しよう。

この大会はノルウェーのスキー場、Stryn Sommerskiで6月10日に開催された。
バンクドスラロームは、キッズからレジェンド、スロープやパイプ選手からビデオスターまであらゆるカテゴリーのライダーたちが参加することで、近年、世界的にも盛り上がっている。
元祖は、アメリカのワシントン州のマウントベーカーで、日本でも天神平の大会は大人気。
そして、今回行われたMushroom Crewによる大会は、第7回を迎えて、ノルウェーを中心とした欧州系のトップライダーたちが集結。

1位は、今でも現役コンペティターとして活躍するストーレ・サンドベック。
改めてスノーボードのうまさ、ストロングさを見せつけた。
2位はアレックス・オーストレング、そして3位はテリエ。

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以下、男女のトップ3選手とタイム。

KINGS
1 Ståle Sandbech 25,5s
2 Aleksander Østreng 25,79s
3 Terje Haakonsen 26,02s

QUEENS
1 Stine Tønnessen 30,26s
2 Silja Sundsfjord 30,38s
3 Nora Hegge 30,85s

タイム差を見ると、接戦ぶりが伺える。
バンクドの良さは、やはりキッズから年配者のようなスノーボーダーも出場でき、お祭り要素が高いことだと思うが、このMushroom Crew大会の表彰するカテゴリーもひじょうにユニークなので紹介したい。

まずは単純に男女トップ選手を決めるキング、クイーン決戦から、他には「HOFFNARRS(13歳以下)、スイッチキングとクイーン(スイッチでの速さを競う)のカテゴリーもある。そして、最も平均的な人物、最も遅い選手、スキーヤーやボードに乗る、ベストヘルメットなど、なんだか、よくわからない賞もあるのだ(笑)。
それだけではない、最年少選手(受賞したのはアルフ・ステンシェーゲンくん 4歳)、最年長選手(ポール・ロバーツ 50歳)、トリックマスター、 スタイル賞まである。
これだけ賞があれば、出場した選手は何かしたら受賞しちゃいそう。

ちなみに優勝したストーレのベストタイムは、25.5秒だけど、スイッチはなんと3秒遅いだけの28.94秒という速さ!
このタイムは、女子で優勝した選手よりも速くて、驚かされる。
本当、スノーボードがどれだけうまいんだ!という証拠。
ノルウェーのスノーボーダーは、以前からうまいライダーが多いと言われているけど、こうしたバンクド大会でも彼らの強さの秘密を明かすカルチャーがあると言えそうだ。

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