W杯スロープスタイル3戦目は鬼塚雅、長谷川帝勝ともに4位

広告 five  

カナダのカルガリーでW杯(大会名称:Calgary Snow Rodeo)スロープスタイル第3戦が行われ、女子では鬼塚雅が4位。鬼塚は、キャブ900インディとバックサイド720ウェドルをメイクし、70.86ポイントで良いポジションを確保。2本目と3本目にはセクション5でバックサイド1080を狙うも決めきれずに表彰台まであと一歩の結果となった。
岩渕麗楽、村瀬心糀は出場せず。女子の優勝は前大会優勝のアメリカのジュリア・マリノに輝いた。

男子では長谷川帝勝がこだわりのスイッチトリックを披露。全6アイテムすべてスイッチでアプローチした。最後のジャンプセクションでは、スイッチバックサイド1440インディからキャブ1440ウェドルをメイク。3位までにはわずか0.5ポイント足りずに4位となった。


W杯初出場の宮村結斗は、セミファイナルまで進み12位に入った。10人で争う決勝には、もうちょっとというところだった。飛田流輝は22位、濱田海人は32位で予選敗退。
男子はカナダのダーシー・シャープが初のスロープスタイル優勝を飾った。

© Buchholz/FIS Snowboard

カルガリーで開催されたFISスノーボードワールドカップは、日曜日のスロープスタイル決勝で幕を閉じた。アメリカのジュリア・マリノが女子でワールドカップ2連覇を達成し、カナダのダーシー・シャープがこれまで見た中で最高の滑りを披露し、キャリア初のスロープスタイル勝利。

広告

マリノ、2連勝でイエロービブスを手に入れる!

先週末のマンモス・マウンテンで優勝したばかりの25歳、ジュリア・マリノは土曜日の予選をトップで通過し、Calgary Snow Rodeoの大会が始まる前から、手強い存在であることは予想されていた。

マリノはその勢いをそのままに、この日の1本目に臨んだ。
フロントサイド・ボードスライド270で幕を開け、50-50からフロントサイド・リップスライド・フェイキー、そしてスイッチバックサイド・ブラントスライド270で多面的なレールセクションを滑り続け、コースの2つのジャンプに向かい、キャブのダブルコーク900ウェドル、バックサイド720メランを踏み、最後のキャノンレールでのバックサイド・ブラントスライド270メロンで締めくくった。これで78.36点を獲得し、自身7度目のワールドカップ勝利を手に入れた。

この勝利により、マリノはFISスノーボード・スロープスタイル・ワールドカップのランキングで岩渕麗楽を抜いて首位に立った。2022/23シーズンのスロープスタイルは残すところスイスのシルヴァプラーナのみとなった。

マリノは優勝した後、フィニッシュ地点で「ここはとても楽しいコース。今週はとても楽しかった。コースでたくさん時間をとって、感触を確かめ、乗り心地を良くして、いろいろなことをやってみた。最終ラップではバックサイド1080を狙ったんだけど、ちょっとハイテンションになりすぎて、キャブ900でちょっと大きくなりすぎて、着地が変になっちゃった」とコメントした。

地元のヒロイン、ローリー・ブルーインは76.41のスコアで2位、また同じくカナダのジャスミン・ベアードは76.21のスコアでブルーインに続く3位を獲得した。

スロープスタイル・ワールドカップが2019/20年に約10年ぶりにカルガリーに戻って以来、3回目と開催となったが、それ以来、大会名称はSnow Rodeoととなり、地元では大きな盛り上がりのイベントとなっている。ローリーは、そのいずれの大会でも表彰台に立っていて、まさにお祭り娘!
またベアードは、今季、スイスでのビッグエア大会での3位、エドモントンでのビッグエアでの優勝しており、W杯は嬉しい3度目の表彰台となった。

マリノは今大会で253ポイントを獲得し、スロープスタイルのイエロー・ワールドカップのリーダーズビブを手にしただけでなく、パーク&パイプの総合ランキングでも日本人ライダーの小野光稀(360ポイント)と岩渕(322ポイント)に続く3位へと浮上。

女子ファイナル詳細。
https://medias2.fis-ski.com/pdf/2023/SB/6158/2023SB6158RLF.pdf

シャープの壮大な2本目がスロープスタイル・ワールドカップ初優勝をもたらす

一方男子では27歳のダーシー・シャープが、キャリア最高のランを披露。彼のワールドカップ・スロープスタイル初優勝を飾ったことで、会場は大いにヒートアップした。

シャープは2本目、ダウンフラットレールでのギャップスイッチバックサイド270リップスライドで幕を開けると、フラットダウンでのギャップスイッチハードウェイ270オンから270オフ、そしてフロントサイドリップスライド270アウト。
ジャンプでは、フロントサイドのトリプルコーク1440ウェドル、バックサイドのトリプルコーク1440ウェドル、そしてキャノンレールでのバックサイドロデオ720ウェドルの50-50からノーリーで締めくくった。

シャープの88.85というスコアは、セクションごとのジャッジメント方式では過去最高のもの。この方式では、ライダーのランの各要素が別々にジャッジされ減点対象となるため、90点台に迫るスコアを出すことは難しい。

フィニッシュエリアでは、友人や家族、そしてカナダの観客が見守る中、シャープはスノーロデオでの1週間を当然ながら満喫したようだ。

「特にレールが多いコースでは、レールを最大限に利用しなければならない。僕はレールが大好きだから、それを最大限に利用しようとした。あの1本(2本目のラン)は、ただ流れに乗って、すべてにロックオンして、とても気持ちよかったよ。
2015年以来のワールドカップ優勝だけど、あの時じゃビッグエアだったので、スロープスタイル・ワールドカップでの優勝は初めて。この優勝をマントルに飾れただけでも大きな意味があります。そして、家族がここにいて、友達が飛んできてくれて、ホーミーがどこにでもいて…。これ以上ないくらいストークしています」とシャープは喜びのコメントした。

シャープの次に2位に入ったのは20歳のカリフォルニア出身ダスティ・ヘンリクセン。2本目は82.66点を獲得し、持ち前のスタイリッシュさで、コースを流れるようなスタイルで攻めた。

17歳のキャメロン・スポルディング(カナダ)は、地元の後押しの声援もあり、2本目77.33点で3位となり、ワールドカップで初めて表彰台に立つことになった。

男子ファイナル詳細。
https://medias1.fis-ski.com/pdf/2023/SB/6157/2023SB6157RLF.pdf

広告