日本勢4人全員が決勝進出!清水さら予選2位、2大会連続金メダリストのクロエ・キムは1位通過|ミラノ・コルティナ五輪 女子ハーフパイプ

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ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード女子ハーフパイプ予選がイタリア・リビーニョのスノーパークで行われ、日本勢は出場した4人全員が決勝進出を果たした。世界最高峰の舞台で、日本チームの総合力があらためて証明された形だ。

予選は2本滑走し、そのうちのベストスコアが採用されるルール。上位12人が決勝へ進む方式で、各国の有力選手が顔を揃えるなか、日本勢は安定した滑りと完成度の高さで上位に名を連ねた。

16歳で五輪初出場の清水さらは、1本目こそ失敗し窮地に立たされたが、2本目にフロントサイド、バックサイドともに900を決める力強い滑りを披露。高さのあるエアで会場を沸かせ、87.25点をマークし全体2位で堂々の通過を果たした。「1回目で転倒したが、2回目はリラックスして臨めた」と振り返り、決勝では新技にも挑戦する意欲を見せている。

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同じく16歳で初出場の工藤璃星も84.75点で4位通過。序盤から2回転半を連続で成功させるなど完成度の高いランをまとめ、「やりたいことができれば結果もついてくる」と決勝を見据えた。

前回北京大会銅メダリストの冨田せなは77.50点で9位、2大会連続出場の小野光希は76.00点で11位に入り、経験組もきっちりと仕事を果たした。これで日本は出場4人全員が決勝へ。メダル争いに複数名を送り込む万全の布陣が整った。

一方、予選トップ通過は“女王”クロエ・キム(アメリカ)。平昌、北京と2大会連続で金メダルを獲得している絶対王者は、肩の負傷を乗り越えて今大会に出場。1本目にバックサイド720インディ→スイッチ・バックサイド・アーリーウープ→キャブ1080ステールフィッシュ→フロントサイド900テール→マックツイストを完璧に決め、唯一の90点台となる90.25点を叩き出した。これでトップ通過を決め、貫禄を見せつけた。2本目では着地ミスもあったが、すでに十分なスコアを持っていたため無理はしなかった。

韓国の17歳チェ・ガオンも82.25点で6位通過。ワールドカップ3連勝中の実力者で、今大会ではクロエ・キムとの新旧対決にも注目が集まっている。予選では高難度トリックを温存しており、決勝でどこまで難度を引き上げるかが鍵となる。

予選は本命選手たちが“安全運転”でまとめる場面も多かったが、決勝は別物になる。高さ、難度、完成度、そして勝負強さ。2大会連続金メダリストのクロエ・キムが貫禄を示すのか。それとも日本勢が一気に頂点を奪いにいくのか。

女子ハーフパイプ決勝は日本時間13日午前3時30分スタート。世界最高峰の空中戦が、いよいよ本番を迎える。


女子ハーフパイプ予選結果

決勝進出(1〜12位)

順位選手名1本目2本目ベスト
1クロエ・キムUSA90.25DNI90.25
2清水さらJPN19.7587.5087.50
3マディ・マストロUSA81.0086.0086.00
4工藤璃星JPN83.5084.7584.75
5蔡雪桐CHN77.7583.0083.00
6チェ・ガオンKOR82.25DNI82.25
7ケラルト・カステリェトESP78.7581.0081.00
8エリザベス・ホスキングCAN61.0080.2580.25
9冨田せなJPN50.5077.5077.50
10キム・ベアUSA76.75DNI76.75
11小野光希JPN68.2576.0076.00
12ウー・シャオトンCHN74.5075.2575.25


予選敗退(13位以下)

順位選手名1本目2本目ベスト
13レイラニ・エッテルGER54.5067.5067.50
14劉佳宇CHN62.75DNI62.75
15マデリン・シャフリックUSA25.7561.7561.75
16イザベル・レッチャーSUI48.50DNI48.50
17フェリシティ・ジェレミアCAN44.00DNI44.00
18コナ・エッテルGER38.2543.2543.25
19ヤン・ルーCHN42.50DN42.50
20アメリー・ハスケルAUS41.75DNI41.75
21アンネ・ヘドリッヒGER14.7536.2536.25
22イ・ナユンKOR35.00DNS35.00
23ブルック・ドンドCAN24.00DNI24.00
24エミリー・アーサーAUS5.757.257.25
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