岩渕麗楽の大技 一斉に世界の選手が駆け寄った!! 実を言うと手首を骨折で出場したド根性

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やはり東北の女性は強かった!?
大技フロントサイドトリプルアンダーフリップを放ち、残念ながらランディングを決めれなかった瞬間、倒れていた岩渕麗楽に決勝に残った選手たちが駆け寄った。あの名シーンの裏には、なんと前日の予選で左手甲を骨折していたいうから、驚きだ。「左手でグラブするのもつらく、恐怖心もあった」というで出場したド根性には、本当驚かされるしリスペクト!

https://www.youtube.com/watch?v=nNZk_RaOeE0

その衝撃の骨折したレントゲン写真は、岩渕のインストグラムでも紹介されている。(以下、写真5枚目)


すでに小5で将来の夢を明確に持っていた麗楽

小柄な体型でキュートな岩渕麗楽は、見た目だけの印象では、あまり主張するタイプにも見えない。しかし、すでに小5の時には、明確に将来の夢を持っていた、ということを教えてくれたのは、日本のジュニアを育成して来た幼少の頃から麗楽を見て来たKIRARA KAMPの橋本通代さん(※元オリンピック選手で長年ジュニアの育成に努めている)だ。(※紹介されている橋本さんのコメントは、オリンピック前に取材したもの)

岩渕は、4歳からスノーボードを始め、10歳でU-15世代のスノーボード・ルーキーツアーに相当するINDY PARK JAM(アルツ磐梯)で優勝を飾る。そして、中学校1年にしてプロフェッショナル・スノーボーダーに転向し、世界各地の大会に出場するようになり期待のルーキーとして順調に成長した。

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(写真提供: KIRARA KAMP)

レイラが初めてキララキャンプに来てくれたのは小学1年生の時。すでにジャンプ、ボックスが上手で、“みやびに続き、またまたすごいキッズが現れた!”と衝撃を受けたのを覚えています。
私はレイラのたくましい着地が大好きでした。小さい頃から軸が本当にしっかりしていました。
次に覚えているのは小5のレイラ。目的達成に向けてのカウンセリング。「どんなおばぁちゃんになりたいか、どんなお母さんになりたいか、どんな20歳になっていたいか、じゃあ、今何をしなきゃいけない?」という具合に計画を立てていったのですが、レイラは全て自分の言葉で応え、そして立てた計画以上の速さで全て有言実行しました。迷う事や悩む事があってもレイラは大丈夫。体だけでなく心の軸もしっかりしている。それがレイラの印象です。

世界のステージでレイラが笑顔で思いっきり楽しく表現できること、心から応援しています!

(写真提供: KIRARA KAMP)

REIRAの名がもっとも世界に広がったきっかけは、2018年に彼女が16歳の時に参加したXゲームズのビッグエア大会。
この時、Xゲームズ放送のコメンテーターは、「97パウンド(44キロ)の彼女がこんなトリックを決めるなんて凄い!」と伝えた。全米の視聴者は、「こんな華奢で可愛い感じの女の子が、とんでもないトリックを決める!」 と驚いた。

そして、今回の北京オリンピックで、骨折の状況の中、大技フロントサイドトリプルアンダーフリップに挑戦したことで、これからのスノーボード界でも永遠に語られていくライダーになったのである。

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