昨夜、中国・北京で行われたワールドカップ・ビッグエアー大会で、村瀬心椛(15歳)が世界の並みいる強敵の前で、見事予選1位通過を果たした!
この勢いで今季初となるワールドカップで優勝しそうだが、油断できない展開だ。
というのも、女子で決勝に残った8名に、超実力選手が残ったからだ。
見る方としては、ひじょうにおもいしろい展開になったが、今季初のW杯の優勝を狙う15歳の少女にとっては、厳しい決勝戦となりそうだ。
2位には、ここのところ世界の主要大会で金銀メダルを獲得しているニュージーランドのヒロイン、ゾイ・サドウスキー・シノット。
3位には、お馴染みスロープ女王のジェイミー・アンダーソン。
4位には、日本期待の岩渕麗楽(17歳)。ちなみに明日、北京で誕生日を迎える高校生。
そして、5位に入ったのはメダル候補アンナ・ガッサー。村瀬にとっては憧れのライダーだけど、おそらく決勝で最も強敵な相手。
また、日本のエース、鬼塚雅が8位で決勝に。
ちなみに6位には、ローリー・ブルーイン(カナダ)、7位にジュリア・マリノ(アメリカ)が入り、まさに現在進行形の女子トップ選手が、見事なまでに決勝に残れた熾烈な戦い模様。誰がメダルを獲ってもおかしく情勢だ。
願わくは、村瀬、岩渕、鬼塚の3人でメダル争いをしてほしいが、勝利の女神は誰に微笑むのか!
女子ビッグエアー予選結果
http://medias1.fis-ski.com/pdf/2020/SB/7173/2020SB7173RLQ.pdf
1本男子の方は、2つのヒートに分かれて、各ヒートのトップ5選手が決勝へ進めるルール。
そんな中、ヒート1で1位通過はクリス・コーニング(アメリカ)、ヒート2で1位通過はスヴェン・ソーグレン(スウェーデン)となった。
日本勢男子も大活躍!!
ヒート2で飛田流輝が3位、同ヒートで木俣椋真が5位で決勝へ。
残念ながら、濱田 海人は全体24位、国武 大晃は41位で予選敗退という悔しい結果に。
日本勢全体で見れば、男女合わせて5人が決勝という誇れる結果を得た。
ともかくも決勝戦。世界のトップ選手が参加する今大会でメダルを獲得することができるのか。注目される。
男子ビッグエアー予選結果
http://medias2.fis-ski.com/pdf/2020/SB/7174/2020SB7174RLQ.pdf