【フサキ日記】ウィスラーは「短い板がいい!」と語るライダーの理由

最近、よく一人で山に上がることがあります。
今日も一人で行こうかな?と思ってゴンドラ乗り場付近を歩いていると、目の前にリョウくんとカズキくん発見!

カズキくんとは撮影で何度か上がっていたけど、リョウくんとは初セッション!
リョウくんは、最近、DMKの記事、『【特集】今!インスタ・フォローすべき7人のプロ・ライダー+1』、『【特集】今、アツいライダー10人』でもご協力してもらったり、最新のスノボ・ファッションなどでも、アドバイスを受けて、実際にリョウくんの提言で、アプローチしたブランドもあります。
まだ決まったメーカーはないけど、もしかしたら日本では知られていないけど、海外では人気が出始めたあのブランドも、入って来るかもしれませんね。

さて、二人と滑ったのがですが、速いし元気!
リョウくんは素早い板さばきで、オシャレなスタイル。
カズキくんはどこのヒッツでも豪快に攻める暴れん坊将軍。高速でスピンする姿もカッコ良かったです。

最近、レッスンでゆっくり滑っていたせいもあり、二人の滑りの迫力を感じました。

そんな二人とのリフト待ちでの会話。
「ウィスラーでは、短い板がいい!」という話になりました。

自分は、「えっ、違うでしょ。ウィスラーだから長い板が活躍するというのが定説だよ」と伝えました。

スキー場は、北米で一番の大きさ!
パウダーだって多いしエリアで、豪快にスピードを出して滑ることができます。
ある程度、長い板でパウダーの浮力を求めて、高速安定性を求めるというのが、レギュラーな考え方だと思うのです。

しかし、二人の考えは違うんです。

「すぐにボコボコになっちゃうウィスラーだからこそ、短い板の方が扱いやすい」と言うのです。
カズキくんは、「高速ターンにしたって、短い板だって問題なし」と言います。

そう言えば、2、3年前の春にナショナルチーム・スロープスタイル選手と撮影したことがあったのですが、彼らの板の長さは140センチ台でした。ワールドカップでの巨大ジャンプ台では、高速で突っ込むわけですが、短い板でなんですね。むしろ、短い板だからこそ、高回転トリックができるわけです。

カズキくんとリョウくん曰く、「パウダーだって短い板で問題なし!」なんです。

日本では、「グルーミング(圧雪)がしっかりしている」と言います。だからカービングとかやりやすい、と。
そういったところでは、長い板は重宝されるのかもしれません。

自分は、1990-91シーズンからウィスラーで滑っていて、それまでに日本での滑走というと、毎年ちょこちょこで、そんなどっぷりと滑った経験がなし。だから、日本のゲレンデの状況が、「グルーミングが良い」という認識がちょっと薄かったかな、と思います。

リョウくんは、「ニセコなんかでは、ウィスラーの状況と似ているところがある」と言います。
確かにコースも長いし、ボコボコになるような状況も生まれて来るのでしょう。
そんなスポットでは、自然にライダーのフリーライディング能力も高まるのかな、と思います。

上の写真は、最近、自分が使用している板。カナダ・バンクーバーのブランドで、Endeavor SnowboardsのBODというモデル、長さは152です。
自分のスノーボードの使用歴の中でも、極めて短めの板になります。

先週パウダーの日に使ってみて、浮力が弱いな、という感覚がありました。
でも、152って取り回しが、本当に楽なんです。エンデバー独特のSmoothride Sidewallsという、ようはスケートのウィールのような素材をサイドウォールに使用することで、振動吸収も高く、高速もへっちゃら。当然、これまで以上に小回りもやり易いし、オーリーもしやすい。毎日のスノーボーディングで、楽しめる板。

今日は、リョウくん、カズキくんとのパウダー・セッションも楽しめました。
「楽しめた」というか、この長さにも慣れて来て「楽しめるようになって来た」という感覚です。

最近、この152という長さが自分に合っているのかな、と思い始めたところ、二人のアドバイスで確信に思えて来ました。

で、二人のウィスラー使用の板の好みの長さは?

リョウくんは「152」、カズキくんは「148」とのことです。

これからウィスラーで滑る人は、ぜひ二人の意見も参考にしてみてください。