パークのキッカーでありがちな「超」危険な衝突例

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昨年3月に投稿された動画ながら、ぜひパークに入るスノーボーダーには見てほしい「超」危険な衝突例があるので、ご紹介しよう。しかも、これはよくありがちな例でもある。

ザックハリー・モーザーくんは、まさかキッカーの着地エリアに女性が座っているなんて知らなかった。飛んだ直後に気づいたが、後の祭りだ…。衝撃的な衝突シーンへ。なんと女性の頭にボードがヒットしてしまった。(※女性はヒット瞬間抱え込むようにして肩越しに当たったようにも見える)

そこに座っている人が悪いと思う方もいるだろうが、サックハリーくんの投稿コメントを読むと

「私たちはどちらも悪くないんだ!!彼女はジャンプして転んだだけだから、全く問題ない。残念ながら私は彼女に気づかなかった。これは、ナックルにスポッターがいない場合のほぼ最悪のシナリオなんです。」

たしかにザックハリーくんの言う通りで、ひじょうにアンラッキーなシナリオだと思う。彼女がヘルメットもビーニーもしていないのが気がかりだが、おそらくビーニーをしていたのか。転倒の際に吹っ飛んだのだと思われる。ヘルメットなら、転倒しても頭から離れることはないので、この最悪のシナリオでも、彼女がヘルメットをしていれば、より安全だったということが考えられる。

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あと、記者も同じようなシチュエーションを何度か経験しているが、前の人がジャンプした後、なんとなく「あれ、あの人転んだのでは?」と疑う場面がある。そんな時には、絶対に飛ばない。そうした不安を抱えたまま飛ぶ気にもならないし、安全第一。お互い怪我がなければ、またリフトに上がってジャンプにトライできるのだから。もしかしたらザックハリーくんもそうした配慮が必要だったかもしれない。

まあ、転んだ方は、上からすぐに次のライダーが来るのがわかっているハズなので、転倒したらすぐに多少身体が痛くても這ってでも、その場から逃げるようにしないと。その点も大事かな、と思う。
みなさんは、どう思いますか?

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