北京オリンピックで日本の女子最年少となる17歳で銅メダルを獲得した村瀬心椛が、スイスのシルヴァプラーナで行われたスロープスタイルのワールドカップ最終戦で3位。村瀬はビッグエアなどと合わせたパーク系の種目において、今季の総合優勝を決めた。4シーズン後に行われる2026年ミラノ・コルティナ オリンピックに向けて朗報だ!!
村瀬は決勝の1回目、難度を抑えたルーティーンでまとめ78.00をマークして4位につけた。2回目の滑走では逆転を狙いエアの難度を上げた。
バックサイド900ウェドル、スイッチバックサイド900インディー、そしてビッグブーターでのフロントサイド1080メランコリーで87.20点を獲得。トップに立っていたアンナ・ガッサーの95.40点及ばずフィニッシュ。しかし、これで今シーズン5度目の表彰台を獲得!
女子スロープスタイル優勝したアンナ・ガッサー(オーストリア)、得意のダブルアンダーフリップ900を決め、続くエアで巨大なキャブ900ノーズグラブ、そしてバックサイドダブルコーク1080メラン。北京オリンピック金メダリストの実力者が、有終の美を飾った。
そして2位はカナダのローラー・ブルーイン。バックサイド900メラン、キャブダブルアンダーフリップ900、フロントサイドダブルコーク1080ウェドルグラブと、ジャンプライン全体で2880度分の回転も行い、90.20点を獲得。
以下、女子結果詳細。
https://medias3.fis-ski.com/pdf/2022/SB/6656/2022SB6656RLF.pdf
男子は、マーカス・クリーブランド(ノルウェー)が優勝。
2位、モンズ・ロイズモンド(ノルウェー)、3位はオーストラリアの大型新人バレンティノ・グセリだった。
日本勢では、大塚健が10位、飛田流輝が11位。長谷川帝勝は決勝を棄権し16位。
以下男子結果詳細。
https://medias2.fis-ski.com/pdf/2022/SB/6655/2022SB6655RLF.pdf