今季も二刀流で大忙しだ!
平野歩夢の地元、新潟県村上市で行われているスケートボードの日本選手権で、昨日の予選1位で見事に準決勝進出を決めた!
45秒間のセッションを2回行い、得点の高い方が採用されるルール。
平野は1回目から大技、540(ファイブフォーティー)をメイクに成功し、ノーミスで終了し60.83点というハイスコアをたたき出した。2回目はさらに攻めて勢いよくスタートしたが、途中で体勢を崩し演技を終了した。
予選突破13人の選手とシード3人の計16人が、27日の準決勝に臨む。
平野にとって22-23シーズンは、スノーボードとスケートボードの大会に過酷なシーズンとなったが、本人は二刀流を楽しんでいるようだ。
新潟県村上市で11月24日からスケートボードの日本選手権が行われています。東京オリンピック代表で地元・村上市出身の平野歩夢選手が25日に登場し、予選1位で準決勝進出を決めました。
村上市スケートパークで開催されている、日本スケートボード選手権大会。
【山中麻央アナウンサー】
「25日、きょうは北京オリンピックスノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩選手が出場します。素早いスピードでパーク内を駆け巡っています」
スケートボードの大会に出場するのは、東京オリンピック以来となる平野歩夢。パーク種目の予選に登場しました。
予選では2本滑って、ベストスコアの上位13人が準決勝へと進みます。
平野はいきなり、持ち前の高さあるエアを決めると、スピードのある滑りで会場を沸かせます。そして、ラストは大技のバックサイド540を成功させた平野。ミスのない滑りで60.83の高得点をたたき出し、トップに立ちます。
2本目は転倒し、得点を伸ばすことはできませんでしたが、1本目の得点で予選1位通過を決めました。
【平野歩夢 選手】
「地元の人たちにも応援してもらっている。恩は滑りで返せたら。(準決勝・決勝は)ケガなく、自分のベストを尽くしたい」
また、平野の兄・英樹も大会に出場しましたが、15位で惜しくも予選敗退となりました。パークの準決勝・決勝は男子・女子ともに27日に行われます。