Burton Japan公開|平野歩夢「BEYOND – 追求の先 -」― 限界を超え続ける、その先に見える“自分だけのスノーボード

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Burton Japanが公開した最新映像『Ayumu Hirano BEYOND – 追求の先 –』。
その中で平野歩夢は、これまで語られることの少なかった自身の“内側”について静かに、しかし強い熱をもって語っている。
そこにあるのは、ただのアスリートではなく、「スノーボードという文化を通して自分を表現するひとりの表現者」としての姿だ。

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彼が初めてバートンというブランドを知ったのは、小学4年生の頃だったという。
「大体自分の記憶してる中では4年生ぐらい。キッズの板に乗っていて、“バートン”っていうものの認識とか、どんなライダーたちがこの業界にいるのかとかを把握して、自然と溶け込んでいったような感じですね。」
あの頃から、彼の中でスノーボードは単なる遊びではなく、“生き方”として染み込んでいった。

歩夢は幼い頃から「納得いくまでやり続ける」という姿勢を持っていた。
「負けたくないとか、やり続けるしつこさみたいなのは昔から変わらない。
今の方がそれは強いかもしれないけど、自分で分かる部分で言えば、それが自分の変わらない部分かなと思います。」

彼の中には、努力という言葉すら通り越した“執念”のようなエネルギーがある。
それは、勝つための執念ではなく、「自分にしかないスノーボード」を形にするための原動力だ。

「俺にしかないものは何だ、みたいなところにすごいこだわってきたと思う。
こういう生き方をしたいとか、こういう人にないものを持ちたいとか、そういうものを突き詰めた時間の中から生まれる自分のスノーボード。
それはすぐに生み出せるものじゃなくて、長年ずっと目指している“自分にしかないインパクト”を人に届けたいし、自分の中でも表現したいっていう気持ちが強い。」

長年にわたり、世界の舞台で結果を残し続けながらも、彼が本当に求めているのは“勝利”ではない。
それは、世界中の誰にも真似できない、平野歩夢という存在そのものが表現されたスノーボードだ。

そしてその追求は、道具にも及ぶ。
「今までは板に何かを求めることはあまりなかった。ずっとカスタムに乗って、それで申し分ないと思ってた。
でも今は違う。パイプを何本も滑れる環境の中で、自分が“こういう板がいい”って伝えて、10本くらい持ってきてもらって。
今乗っている板は自分の中でベストだと思ってる。
昔とは違って、板に対して求めるものが変化したというか、モチベーションがさらに上がった感覚がある。」

これは単なる機材の話ではない。
自分の感覚を信じ、理想の一本を生み出すまでの過程そのものが、彼のスノーボードに対する哲学なのだ。

さらに彼は、今、自分の中で新しい扉を開こうとしている。
「自分だからこういうことを伝えられる。スノーボードだけに収まらない何かを伝えられるんじゃないか。
その“自分らしさ”を追求し続けて、スノーボードを通して何かを伝えたい。
今までは想像つく自分とやり取りしてきたけど、これからは想像つかない自分の形や姿に挑戦したい。」

それは、もはや競技を超えた探求だ。
スノーボーダーという枠の外へ踏み出し、
“自分という存在を通して何を残せるか”というテーマに向き合っている。

「スノーボーダーがどこまで行けるのか。
その限界を、自分自身で感じたいし、伝えたい。」

この言葉は、挑戦を続ける者すべての胸に響く。
限界を超えることを繰り返し、その先で見つめるもの。
そこには、勝ち負けを超えた“生きるための表現”としてのスノーボードがある。

映像『BEYOND – 追求の先 -』には、派手な演出や誇張はない。
代わりにあるのは、言葉と静寂の中に宿るリアルな熱
雪の上で生きる彼の哲学が、淡々と、しかし力強く語られている。

“スノーボードというカルチャーをどう生きるか”を問い続ける平野歩夢。
その眼差しの先には、まだ誰も見たことのない新しい世界が広がっている。

Video&Edit: Kiyomasa Kawasaki   @k4mara2000  

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