【ハウツー】スノーボーダーの身体コンディショニングに最適なのは水泳

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僕は普段、ウィスラーでイントラをしているのですが、この時期になると、怪我などで脱落して来る人が増えて来ます。

若いイントラは、パークで思わぬ転倒で怪我したり。
年と共に、突然、腰を悪くしたり。

いつもマイナス気温の中、一生懸命レッスンし、スノーボーディングをしているので、突然、ガタが来てしまうもの。

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だから僕自身、日々気を付けています。

スクールが設置してくれているロッカールームは、ゴンドラ乗り場に隣接したところにあり、メインのロッカールームでもあります。
そこには、エアロバイクがあり、いつでも有酸素運動ができるようになっています。

スクールの方で推奨しているのは、滑った後の有酸素運動です。
疲れたと言って、そのまま寝っ転がるよりも、ある程度身体を動かしてクールダウンしていく方が良いようです。

で、ここから大事なところ!

僕のオススメのスノーボーダーのコンディショニングに最適なのは水泳かなと考えています。

スノーボードは、主に下半身を使うけど、上半身もある程度鍛えてくれて、身体全体の筋力バランスが整います。

以前、自分のブログ日記でも伝えたけど、ギックリ腰にも広背筋を使うので、最適!

あとバタ足運動が、疲れた足をリラックスするにも効果的。

雪上で重力と戦った身体を水泳という無重力のような空間で、解放させてあげることもいいでしょう。
おそらく、極端な話、泳がなくてもプールの中に入って、身体を浮かせたり、歩いたりするようなことでも効果的です。
ついでに、ツイストダンスのような動きをすれば、広背筋をはじめとする筋肉のストレッチング効果もあると思います。

また、水泳ができる場所は、たいていブクブクが出るジャクジやサウナなどもあるので、さらにスノーボードで疲れた身体を癒してくれます。

自分は、週に5回以上山に上がりますが、2週間に一度はプールに行くようにしています。
だけど、本当はもっともっと行った方がいいですね。

みなさんもぜひ、スノーボードで疲れたなあ、身体をリラックスさせたいなあ、と思ったら、ぜひプールに行ってみてください。
きっと、その効果が感じられると思います。

飯田フサキ プロフィール
東京都出身、現在カナダ・ウィスラー在住。
スノーボード歴35シーズン。そのほとんどの期間、雑誌、ビデオ等スノーボード・メディアでのハウツーのリリースに捧げている。
90年代を代表するスノーボード専門誌SNOWingでは、「ハウツー天使」というハウツー・コラム執筆。季刊誌という状況で100回以上連載という金字塔を立てる。またSnowBoarder誌初期の頃から様々なハウツー・コーナーを担当し、その中でも一般読者にアドバイスを贈る「ドクタービーバー」は大人気に!その他、自身でディレクションし出演もしたハウツービデオ&ハウツー本は大ヒット。90年代のスノーボード・ブームを支えた。
現在も日本最大規模のスノーボード・クラブ、DMK Snowboard Clubの責任者として活動し、レッスンも行っている。
普段は、カナダのウィスラーのインストラクターとして活動し、世界中の多くの人にスノーボードの楽しさを伝え続けている。2016-17シーズン、ウィスラーのインストラクターMVPを獲得!!
AmazonのKindleストアで最新書籍『スノーボードがうまくなる!20の考え方 FOR THE LOVE OF SNOWBOARDING』絶賛販売中!

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