ジェイク・バートン・カーペンターのレガシーを讃えるA DAY FOR JAKEが世界各地で開催!

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昨日は、スノーボード界に偉大な痕跡を残した故ジェイク・バートン・カーペンターのレガシーを讃えるイベント、『A DAY FOR JAKE』が世界各地で開された。
https://www.burton.com/jp/ja/a-day-for-jake.html

私が住むウィスラーでもお昼前のブラッコムに音響システムを含めたイベント会場に多くのスノーボーダーが集まっていた。
あいにく、私はインストラクターの仕事があったので、チラッと拝見したに過ぎないが、おそらくマーク・ソラーズだろう。「RIDE ON JAKE」という大きな旗を持って滑走していた姿があった。

参加した友人の証言によると、そこではビールを飲むことができ、パーティのような会場で楽しかったとのことだ。
ちょうど昨日のウィスラーは記録的な温かさで、春のような陽気。おそらく日中は、山の上でも気温が15度ほどあったと思う。そんなポカポカ陽気の下、スノーボーダー仲間が楽しいセッションも行ったようだ。

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あなたもスノーボーダーなら、なんとなくジェイクのことを知っていると思うけど、ここで改めて彼のストーリーを振り返りたい。
以下、出典元:https://www.burton.com/jp/ja/jake-burton-carpenter.html

ジェイクは1977年にバーモント州の納屋でバートン・スノーボードを創業し、その後の人生をスノーボードに捧げた。彼は私たちの創始者であり、スノーボードの魂であり、私たちがこよなく愛するスポーツを与えてくれた人だ。

彼の精神が私たち一人一人に与えた影響は否定できない。スノーボードを通じて私たちが経験した感情や思い出は忘れがたいものだ。彼の遺産は永遠に生き続けるだろう。

ところで、こんなストーリーに興味を持った方なら、ぜひ一度手にとって読んでもらいたい本がある。

福原 顕志 (著)スノーボードを生んだ男 ジェイク・バートンの一生

子供用のソリから開発した板でスノーボードという新しいスポーツを生み出し、自身のブランドBURTONと共にスノーボードを発展させてきたBURTONスノーボード創始者ジェイク・バートン。その比類なるパイオニア精神、遺した偉大な功績、そして彼が真っ白な新雪の上に描いた夢の軌跡を一年に渡る密着取材から得た貴重なインタビューの数々と関係者の証言、写真から綴るノンフィクション。世界で初の出版となる「バートン物語」だ。
藤原ヒロシ、中村ヒロキ、滝沢伸介ら日本を代表するクリエイターたちとの関係も丁寧に描かれる。

私は、スノーボードの代理店の仕事(※SANDBOXなどの輸入販売業)をしていることから、売り上げがアップする一方で、会社がどのようにお金を回していったのか。あるいは、リーマンショックの苦しい時代にバートンという会社がどのように乗り切ったのか、ひじょうに興味を持った。
そもそも現在までスノーボードの雄として知られるバートンの生い立ちが、どのようなものだったのか知れて勉強になったし、おもしろかった。

ともかく、私たちは何の気なしにスノーボードという楽しい遊び(?)スポーツ(?)に恩恵を受けて、素晴らしいライフを送るサポートを受けているわけだが、たまにはこうしたレガシーは讃える気持ちを抱く時間もあってもいい。
偉大な先人に敬意を払おう。

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