村瀬心椛がさらなる進化を遂げた!合宿先のイタリアでバックサイド・ダブルコーク1260ノーズグラブを敢行し見事にメイク。現地スイスのサースフェーからインスタ公開してくれた。
これまでバックトゥエルブでのミュートグラブでX Gamesなどビッグエア大会で輝かしい成績を残して来たが、さらにここへ来てノーズグラブまでできる技術に発展させた。
村瀬心椛は、すでに12歳の時に、バックサイド・ダブルコーク1080をメイクさせて、その時のグラブはウェドル(※旧呼び名ミュート)だった。そして、さらに13歳の時には、ダブルコーク1260をメイクしている。
2018年のノルウェーで開催されたX Gamesでは、テンとトゥエルブを放ち金メダルを獲得している。(下記、動画参照)
今回メイクしたのは、同じ前の手(左手)でグラブするノーズ。
これまでにも何回か村瀬選手の映像をチェックしているが、技の大きさ、安定感や迫力など増している印象だ。
通常、1260回転を回す時には、「回したい」プレッシャーからアプローチが左側に膨らみがちになるのだが、相当、この技のための練習しているのだろう。ほぼ真っすぐにアプローチしていて、そのためエアも大きくなっているのだ。さらにランディングでしっかりとトゥ(つま先)に合わせて来て、見事にドライブ回転を防いでいる。
16歳になり、身体もできて来て、かなりストロングなライダーになった印象だ。
いよいよ10日間を切った今季最初のワールドカップ、スイス大会に向けて調子は上向きのようだ。
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東京オリンピックでは、村瀬選手と同年齢のような女子が大活躍し世間に注目されたが、北京オリンピックでも同じような光景が見られるかもしれない。
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