平野歩夢の真夏の挑戦終了!東京オリンピックは14位予選落ち

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平野歩夢の真夏の挑戦終了…。
東京オリンピックのパーク種目、予選3本のトップラン採用ルール、平野は2本目のランを転倒なしにメイクするもスコアは62.03点。
このランはおそらく平野にとって良いランだったと思うが、スケートボード界の男子パークの壁は厚く、世界レベルに屈した形となった。

気温35度という猛暑の中、東京五輪の有明のスケート会場に現れた冬季オリンピック・メダリストの平野歩夢。スノーボード大会ではあまり見せていなかった笑顔で出場コールを受ける。真夏の大舞台、記念すべてスケートボード五輪をエンジョイしている様子だ。

冬季五輪では2回も銀メダルを獲得し、日本が誇る二刀流の挑戦は全世界注目の的。
ヒート4で最初の滑走アスリートとして、ドロップインとなった。

1本目、最初の方でビッグエアを噛ますも、体勢が崩れそうになるがうまくリカバリー。
そのままクリーンに演技していくも、最後の540で嫌われスコアを伸ばせず。

2本目は、ひじょうにクリーンにすべての技をうまく繋げていく。
スノーボードで培ったエアの高さで、スムースなパフォーマンスを繰り広げる。
そして、最後の540を見事メイクし、クリーンランを仕上げた。

この時点で、平野を応援するファンたちは、予選突破に期待を抱いたに違いない。
しかし、出て来たスコアは、62.03点と決勝進出には遠いものだった。
残念ながら、これがスケート界におけて現在の平野のポジションなのだろう。

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3本目は、さらに勢いを感じるスタートだったが、残念ながら転倒。
これで、平野の夏の挑戦は終わりを告げた。
世界ランク25位の平野は、東京オリンピックを14位という成績で終えた。

「もしかして!」を期待したファンにとっては残念だったかもしれないが、二刀流の挑戦こそ!平野歩夢という横乗りアーティストとしての表現方法だったであろう。真夏の舞台で全力でスケートボードに打ち込む姿勢は、超カッコ良かった。平野の二刀流の挑戦は、多くのスノーボーダーたちにスケートボード種目の魅力に引きつけさせ、またその感動的なコンテストの世界に導いてくれた平野選手に大きな拍手と感謝の気持ちを伝えたい!

まだ22歳という若さ。二刀流の冒険は、まだ始まったばかりだ。
私たちは、今度は北京オリンピックの戦いに挑む平野歩夢に注目していきたい。

東京オリンピック男子スケートボード(パーク種目)結果
金 キラン・ウィーリー(オーストラリア)
銀 ペドロ・バロス(ブラジル)
銅 コーリー・ジュノー(アメリカ)

二刀流でオリンピックに挑戦!平野歩夢 完全プロフィール | 日本一わかりやすいスノーボードサイト!DMKsnowboard

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