
男子ハーフパイプのトップライダー、平野歩夢が、自身のSNSで大会後の率直な思いを綴った。
「まず、最初に沢山の応援 心からありがとうございました」
そう書き出されたメッセージには、極限の舞台に立った者にしか分からない覚悟と葛藤がにじんでいた。
「行くも地獄引くも地獄の紙一重の世界」
「改めて命ありきだなと」
勝敗を超え、生きていることへの感謝を語った言葉は、多くの人の胸を打った。
さらに平野は、
「後悔はなにひとつ無い」
「また0から自分に勝ちにいこうと思ってます」
と宣言。自分自身を最大のライバルとし、再びゼロから挑む決意を示した。
兄・海祝からのメッセージ「生きて帰ってきてくれてありがとう」
投稿には、数万件規模の反応とともに、数多くのコメントが寄せられた。
中でも印象的だったのは、弟であり同じスノーボーダーでもある平野海祝からの言葉だ。
「兄弟として全てを知っているからこそ行くも地獄引くも地獄な状況を見るに耐えれなかった、そんな中無事生きて帰ってきてくれてありがとう🙏
日本帰っておいしいご飯をいつものように一緒に食べることも、全てのことに感謝と喜びだー!!
新潟うま飯旅いこ〜🗺️🍚🍜🍣」
同じ世界で戦う者だからこそ分かる緊張感。
その裏にある家族の思いが、多くの共感を呼んだ。
「メダルだけがすべてじゃない」
ファンからは、メダルの色を超えたリスペクトの声が続々と届いている。
- 「人の心に響くのはメダルだけではないと改めて思いました」
- 「私の中では金メダル🥇」
- 「怪我の中、本当にお疲れ様でした」
- 「歩夢の攻めた滑りめちゃくちゃかっこよかった🔥」
- 「人間を超えてる。同じ日本人として尊敬します」
- 「生きててくれてありがとう」
- 「アスリートとしても人間としてもリスペクトしかありません」
中には英語で、“You’re an absolute warrior.”
と称える声も。
競技の結果以上に、その姿勢や覚悟、発する言葉そのものが、多くの人に勇気を与えたことが分かる。
「今しかできない事を 今 大事に」
平野はメッセージの最後にこう綴っている。
「今しかできない事を 今 大事に
また強くなって戻ってきます」
極限の世界で戦い抜いた末の言葉は重い。
しかしそこにあるのは悲壮感ではなく、静かな覚悟と前向きな再出発だ。
ゼロから。
また自分に勝ちにいく。
平野歩夢の挑戦は、ここで終わらない。

