
日本のスノーボーダー、特にフリースタイル系ライダーにも人気が高い、ニュージーランド南島最大のスキー場「カードローナ・アルパイン・リゾート」。そのカードローナが、2025年6月14日に今シーズンの営業を開始し、新たなゲレンデマップを公開した。
今季最大の目玉は、ソーホー・エクスパンションと呼ばれる大規模なエリア拡張。150ヘクタールにもおよぶ新しい滑走エリアが追加され、6人乗りの高速チェアリフト(ソーホー・エクスプレス)が新設された。また、新しいTバーリフトやベースエリアの新しいロッジなどの施設も登場し、利便性と快適さがさらに向上している。
新しく発表されたゲレンデマップは、マップデザイナーのラッド・スミス(Rad Smith)氏によって描かれたもの。旧マップ(2024年版)はジェームズ・ニーヒューズ(James Niehues)氏の手によるものだったが、今回の新マップでは、より高い視点から全体を見渡せる構成となっており、拡張されたすべてのエリアが一つのマップ上に収められている。
特に注目なのは、新エリア「ソーホー・ベイスン」。中級者〜上級者向けのコースが豊富に用意されており、リフト直下のコースには「ブロードウェイ」という名称が付けられた。ここは滑りを見るのにも最適で、観戦にもぴったりのロケーションだ。
また、新設されたTバーリフトは、カードローナの地形パークやレース用トレイルへの素早いアクセスを可能にする。
すでに営業をスタートしているカードローナ。インスタグラムでは、
✨What a spectacular first weekend up at Cardrona
Great to get those first turns in – and many more to come this season! 🏂⛷️
といった投稿があり、今季の盛り上がりを感じさせる内容となっている。
今後、さらに注目度が高まりそうなカードローナ。南半球での夏の滑走を楽しむには、今がまさに絶好のタイミングだ。