難し過ぎず簡単過ぎず

まるで猪武者のように、自分の技術レベルを超えたキッカーで、ぶっ飛びケガをしてしまう人がいる。

そうかと思えば、自分ができることばかりをやっていて、新しいことを学べない人もいる。

スノーボードを本気で上達したいなら、どちらも良くないと思う。

自分の許容範囲を超えることをやれば、とても怖くなる。
だけど、ある程度、計算できることをやれば、怖さは軽減される。

例えば、初めていきなりレールをやる人は、とても怖がるだろう。しかし、その前にもっと簡単なアイテムであるボックスでしっかりと練習し、またレールに近いような狭めのボックスで練習した人なら、ある程度できることが計算できるだろう。その人にとっては、難し過ぎず簡単過ぎない、というレベルだ。

この「難し過ぎず簡単過ぎず」というのが、上達のキーポイント!

これから自分がやることが、難し過ぎないか?簡単過ぎないか?考えてみるといい。

例えば、朝一番のキッカー。まだ飛んでコンディションを確かめていないのだから、どんなトリックでも簡単過ぎるということはないだろう。まずは、軽くオーリーで飛んでみるといい。

次にキッカーに来た時、お得意のメソッドを決めたいだろうが、それはあなたにとってすでにメイク率の高い技だとしよう。そしたら、もっとスタイルの入ったトゥィークにチャレンジするといい。

このようにして、常に難し過ぎず簡単過ぎないことをやり続ければ、ハンパなく上達するシーズンになると思う。

今、オフで滑れない人がほとんだろうから、「自分にとって何が難し過ぎず簡単過ぎないこと」か、ノートにメモして、来たるべきシーズンへの課題とするといいだろう。