愛媛のE.P BROS.所属で、昨年はカナダ・ウィスラーで武者修行していた渡部耕大が、遂に一矢報いるワールドカップ2位に入った!
同じ愛媛のアクロス出身で、ここ最近は、自分より若手の青野令や藤田一海に軍配が上がる結果を許していたが、E.P BROS.でも最もクールな兄貴株が遂にワールドカップの表彰台に立つことに成功!
「リラックスして楽しくやろうとしたのが良かったです。1本目は自分でも驚くほど点数が出ました。」と、渡部耕大は喜びのコメントを残した。
今大会には、9月のニュージーランド開幕戦で優勝した工藤洸平、昨年のランキング世界王者で開幕戦2位に入った青野令が出場していなかったとは言え、國母和宏、石原崇裕、藤田一海、村上大輔と言った日本の実力者が参加していた。渡部耕大が、このメンバーで2位を取ったことは、これからオリンピックに出場を狙う意味でも、大きく前進したと言えるだろう。
果たして、来季に迫ったバンクーバー五輪には、誰が選出されるのだろうか!楽しみになって来た。
昨シーズン、カナダ・ウィスラーのスノーボード留学CSBAで渡部耕大をコーチングをしていた高石周(たかいし・しゅう)氏は、
「昨年カナダで一気に技のレパートリーが増えた耕大が、遂に結果を残す2位に入れて、最高に嬉しい!!!」
とコメントしてくれた。
男子の優勝は、昨年のスイス大会で2位にも入ったフィンランドのJanne Korpiだった。Janne Korpiはバックサイド1080からキャブ1080でポイント・アップに成功した。
女子優勝は、中国のスノーボード界の期待を一身に背負うJiayu Liu。昨季のW杯の韓国、カナダ大会も優勝している実力者だ。
日本勢では、開幕戦を制した中島志保が2位に入った。
FIS World Cup
Saas-Fee/Switzerland
Mens Halfpipe Results
1 Janne Korpi FIN
2 Kohdai Watanabe JPN
3 Iikka-Eemeli Laari FIN
————————————-
4 Kazuhiro Kokubo JPN
6 Kazuumi Fujita JPN
7 Takashiro Ishihara JPN
11 Daisuke Murakami JPN
Womens Halfpipe Results
1 Jiayu Liu CHN
2 Shiho Nakajima JPN
3 Sophie Rodriguez FRA
————————————–
25 Soko Yamaoka JPN