世界選手権に中井、童夢などの名はナシ

全日本スキー連盟は20日、1月13日~20日にスイス・アローザで開催される世界選手権に17名の選手を選んだと発表した。表彰台を狙える注目のハーフパイプ勢では、男子4名、女子3名の選手が選ばれ、その中に実力者、中井孝治や一般知名度の高い成田童夢の2名は入っていなかった。

中井孝治はここしばらく、オリンピックにつながるFIS関係の大会よりも撮影に力を入れていく模様。カッコいい写真や映像を残すことで認められるこのスノーボード業界の流れを考えれば「本流に戻った」と言えるかもしれない。
また、中井と共にこれから村上史行(大輔の弟)も撮影に本腰のようで、しばらくはFIS大会から遠ざかりそうだ。

成田童夢と、その妹の今井メロも出場しないのだが、その理由も不明。大会前に親との確執問題などが出てマスコミを賑わせてしまったが「今は休息がほしい」というところなのかもしれない。

肝心の選ばれた選手だが、以下の通り。

男子
ハーフパイプ:國母和宏、石原崇裕、村上大輔、青野令
スノーボードクロス:高橋翔、五十嵐幸太、長嶋勇也、石田達哉
アルペン: 野藤優貴

女子
ハーフパイプ:山岡聡子、中島志保、岡田良菜
スノーボードクロス:藤森由香、土井奈津子
アルペン:竹内智香、家根谷依里、佐藤江峰

ところでこの世界選手権って何?

これはFISが行う大会で2年に一度開催される。一応権威が高い大会であるが、スノーボードの場合にはご存知のようにあまりも独自の組織、プロの世界やテレビ局(例:XゲームやUS OPENなどに代表されるオープン選手権)の力が強くFIS自体にそれほど業界の目が向かないのも事実。そんな中にあって、もう1つ注目されないのだが、この大会で表彰台に入れば、オリンピック選考にも使われると言われている。事実、一昨年のウィスラー大会では表彰台に乗れば「オリンピック出場確定!」というニンジンがぶら下がっていた。しかし、今年の場合にはまだ4年も先のことだから、それほど重要度はないかもしれない。ということで、どれだけ世界から実力ライダーが出場するかは疑問であるが、一般的な新聞などにその結果は掲載されるし世間的に一応の注目はある、という大会である。
とりあえず、五輪後のここ最近一般の新聞は、あれほど煽った注目のパイプ陣の取材を一切行っていないような状況なので、ここらでまた誰か表彰台に乗ってスノボの一般認知度タイフーンを起こしてほしい・・・、なんて!?


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