平昌オリンピック スノーボード完全ガイド スロープスタイル&ビッグエアー編【日程、競技説明、主要選手まとめ】 

LINEで送る
Pocket

 

世界選手権などで活躍するスロープスタイル、ビッグエアーの日本人選手たち。
ぜひともメダル獲得してほしい!
平昌オリンピック スノーボード完全ガイド【日程、競技説明、主要選手まとめ】スロープスタイル、ビッグエアー編。

メダル獲得ラッシュが期待される平昌オリンピックのスノーボード種目。

前回ソチでは、ハーフパイプで平野歩夢が銀メダル獲得、平岡卓が銅メダルを獲得し遂に日本スノーボード界の悲願、オリンピックのメダリストが誕生!その模様は日本中に大きな話題をふりまいた。

さらにアルペン女子でも、竹内智香がパラレル大回転で銀メダルに輝き、その戦い模様は大きな感動を与えた。
今回の平昌オリンピックでもメダル獲得の期待の選手が揃い、スノーボードという種目が大きな注目を浴びそう。
そこで、オリンピックのスノーボード種目にはどんなものがあり、また有力選手の特徴などをまとめてみた。
スノーボードのことをよく知らない方も、よく知っている方もオリンピックが楽しめますように!

来たるべきオリンピックに向けて、ご参照ください。

ハーフパイプ編は以下ページをご覧ください。
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/snowboard-halfpipe

 

韓国 平昌オリンピック スノーボード 開催日程

スロープスタイル
男子予選 2月10日(金) 10:00~14:30
男子決勝 2月11日(土) 10:00~11:40
女子予選 2月11日(土) 13:30~15:30
女子決勝 2月12日(日) 10:00~11:40

ハーフパイプ
女子予選 2月12日(月) 13:00~15:00
女子決勝 2月13日(火) 10:00~11:30
男子予選 2月13日(火) 13:00~14:50
男子決勝 2月14日(水) 10:30~12:00

スノーボードクロス
男子予選 2月15日(木) 10:00~11:30
男子決勝 2月15日(木) 12:30~13:50
女子予選 2月16日(金) 10:00~11:00
女子決勝 2月16日(金) 12:15~13:00

ビッグエアー
女子予選 2月19日(月) 9:30~12:30
男子予選 2月21日(水) 9:30~12:45
女子決勝 2月23日(金) 10:00~11:30
男子決勝 2月24日(土) 10:00~11:30

パラレル大回転
男子予選 2月22日(木) 12:00~13:30
女子予選 2月22日(木) 12:00~13:30
男子決勝 2月24日(土) 12:00~14:15
女子決勝 2月24日(土) 12:00~14:15

 

競技説明: スロープスタイル

前回のソチから採用された種目。
コース上にあるアイテムと呼ばれるジャンプ台、ジブ・セクション(レールとボックス)を攻略しながら滑り降り、その技の難易度、完成度などを採点する総合滑走競技。
オリンピックのジャンプ台(※通称キッカーとも呼ぶ)は、推定で20メートルから25メートルも飛べる巨大ジャンプ台。選手たちは、25メートル・プールを飛び越すと考えれば、どれだけの迫力あるジャンプか想像できるだろう。
このジャンプ台は、1つだけでなく、通常は3つ以上用意される。つまり1回目のジャンプ台でうまく技を決めて着地することができても、次につなげる技術が必要になる。

往来、コース前半に設けられるジブセクションは、狭いレールや広めのボックスで、ボードを擦らせトリックを決めていく。ボックスで決めるトリックの方がレールよりも簡単ではあるが、ジブ・アイテムの形状や大きさにもより、その難易度は変化する。
また、各選手は必ずしもまったく同じアイテムを通過するのではなく、より難易度が増すジブ・アイテムやよりジャンプするジャンプ台を選ぶことが可能。当然、難しいアイテムを通過するラインで滑る方が得点は増すが、転倒する失敗もリスクもあり、そのへんの駆け引きも見どころの1つとなっている。

スキー場に行くとパークを呼ばれる施設があるが、そのダイナミックで最もレベルが高いものがオリンピックで採用されると言っていいだろう。
世界的にパーク・ライディングの愛好者が多く、今、現在世界のスノーボーダーにとって最も注目が高い。それだけに競技進化も激しく、一年前に優勝したトリックでは通用しないこともしばしば。オリンピックでは、どこまで難易度が高いトリックが披露されるのか、楽しみである。

以下の画像クリックすると、ソチ五輪男子スロープスタイル決勝ハイライト動画へ。

 

採点方法

レールやボックスなどのジブセクションと、キッカーなどのジャンプセクションで演技を連続して行い、1本ずつの滑りを採点。2本の滑りのベストポイントがその選手の得点となり、採点は1つのセクションの完成度のみではなく、1回の滑走の流れ全体が対象となることから、総合的な滑走能力と各セクションでの完成度が重要になる。
コース前半のジブエリアでのレール&ボックスも見どころだが、なんと言っても最後の巨大なジャンプ台でのパフォーマンスに注目したい! 高難度のトリックを決めたい反面、転倒のリスクもあるので、どんなトリックを披露するか、選手たちも悩むところ。
転倒に関しては厳しく、完全に失速し、次のアイテムに入れないような転倒に関してはほぼアウト!体勢をやや崩したり、手をちょっと付いたぐらいだと多少の減点でクリアすることもある。
難易度高いトリックを目指すも、転倒なくクリーンにライディングができるかどうか、が勝敗の分かれ目。

 

出場が予想される日本人選手

男子スロープスタイル

大久保 勇利 Yuri Okubo
ナショナルチーム:C指定

FISジュニア世界選手権のビッグエアーで金メダルに輝いたことで、来年行われる平昌オリンピックへの出場も一気に期待された。
しかし、先のニュージーランド・ワールドカップでは結果を残せず、まだ五輪切符を手にしたとは言えない立場。
このオフにしっかりと練習して、来たるべきシーズンのワールドカップで活躍すれば、五輪出場、さらにはメダルの期待が高まるだろう。

●関連リンク

次世代ライダー飛田流輝、大久保勇利、相澤亮が巨大ジャンプ共演!
http://dmksnowboard.com/news/ruki-yuri-ryo

【動画】大久保勇利が金!宮澤悠太郎が銀!ジュニア世界選手権ビッグエアー・ハイライト
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/world-snowboard-junior-championship-big-air

平昌を目指す大久保勇利のためにクラウドファンディング立ち上げ!
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/yuri-okubo-go-orympic

 

國武 大晃 Hiroaki Kunitake
ナショナルチーム:ジュニア指定

小さい頃からの夢はオリンピックに出場!
まだ15歳という若さながら、バックサイド・トリプルコーク1620、フロントサイド・トリプルコーク1440という難易度高い技もできる逸材。

ニュージーランドで行われたシーズン幕開けの大会FISコンチネンタル・カップでは3位に入る活躍を見せた。
続くワールドカップでは17位と残念な結果に。しかし、まだシーズンは始まったばかり。オリンピック前のワールドカップで活躍し、ぜひ五輪の舞台で暴れてほしい!

 

出場すればメダル獲得も夢ではない角野友基

男子スロープスタイル、ビッグエアーの出場候補に角野友基の名がないことに疑問を持つ方も多いことだろう。
角野は現在、日本ナショナルチーム外の選手でオリンピック出場は難しいポジションにある。

今春には、栂池で世界初となるバックサイドクワッドコーク1980(縦4回転×横5回転半)という前代未聞のモンスタートリックを決めているだけに、出場すれば金メダルを獲得できる可能性は十分。実際、世界を代表するトランスワールドでは、マーク・マクモリスを唯一実力で敗れる選手と評している。(以下、参考リンク)
http://snowboarding.transworld.net/photos/2018-winter-olympic-predictions-will-japans-best-bet-gold-make-team/

2015年のUS Openでは、史上初のトリプル1620のコンボ(連続技)をメイク成功し世界を席巻した。
出場すれば、スロープスタイル、ビッグエアー共に世界が慄く実力者だ。

 

女子スロープスタイル

鬼塚 雅 Miyabi Onistuka
ナショナルチーム:A指定

2015年の世界選手権で金メダル、2017年の世界選手権では銅メダル。
まだ18歳という若さながら、日本女子スロープスタイル界のクイーン的な存在。
2017年9月に行われたワールドカップ開幕戦ニュージーランド大会では、見事に2位に入っている。
得意技は、逆向きスタンスから2回転半回すキャブ900だが、他にもバックサイド・ダブルコーク1080という縦横に高回転回る技も練習動画で披露しており、オリンピックでは当然その大技を狙って来るだろう。
4年前には、実力がありながらオリンピック選出が見送られ、その悔しさをバネに頑張って来た。
若き女王がオリンピックで輝く姿が見たい。

 

 

●関連リンク

鬼塚雅W杯で2位を決めた女子スロープ・ハイライト動画 優勝ジェイミーとの差を検証
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/highlights-jamie-anderson-shines-in-cardrona-slopestyle

鬼塚雅ワールドカップ初戦2位おめでとう!!!
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/miyabi-2nd-wc

ワールドカップ速報!鬼塚雅で開幕戦ニュージーランドで2位!
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/world-cup-nz-miyabi-onituka-2nd

鬼塚雅がバックサイド・ダブルコーク1080をメイク!
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/miyabi-onistuka-bs-double1080

鬼塚雅が毎日新聞で両種目で金メダル宣言!
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/miyabi-onistuka-mainichi

鬼塚雅 ブラッコム・トレーニング LAST DAY
http://dmksnowboard.com/news/miyabi-onitsuka-last-day

世界選手権スロープスタイル 鬼塚雅が銅メダル
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/blouin-win-slopestyle-gold-at-world-champs

鬼塚雅がワールドカップのビッグエアーで3位!!!
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/world-cup-3rd-miyabi-onitsuka

【動画】鬼塚 雅 シーズン開幕直前インタビュー
http://dmksnowboard.com/news/miyabi-onitsuka-interview

LAAX OPEN 2016 鬼塚雅が3位に!
http://dmksnowboard.com/news/laax-open-2016-miyabi-3rd

鬼塚 雅 すでに本気シーズンイン! in オーストリア
http://dmksnowboard.com/news/miyabi-in-austria

鬼塚 雅 14歳がワールドカップに出れなかった理由
http://dmksnowboard.com/news/miyabi-onistuka-14-orympic

 

藤森 由香 Yuka Fujimori
ナショナルチーム:B指定

3度のオリンピック参加はすべてスノーボードクロス競技。そして4回目はまさかのスロープスタイル挑戦で周囲を驚かせた。
元々、パークのライディングがうまく、しかもスタイリッシュだったため早くから業界では『藤森スロープスタイル選手待望論』が渦巻いていた。
藤森は、プロ・スノーボーダーとして世界のトップクルーから引っ張りだこで撮影の方も頑張りながら、遂にオリンピック挑戦というところまでたどり着いた。
世界選手権では8位、ワールドカップではビッグエアー、スロープスタイル共に4位という成績も残している。
スロープスタイル予選では2位通過という結果もあり、充分にメダルを獲る実力がある。
何より、オリンピックに3度出た経験は、優位に働くだろう。4度目のオリンピック挑戦で、遂に表彰台か!
日本中がシンデレラストーリーを期待している。

●関連リンク

【動画】藤森由香がトリを飾った!世界最高峰女子ライダー集結の巨大キッカー・セッション
http://dmksnowboard.com/news/yuka-fujimori-views-from-the-village

藤森由香ワールドカップ・カナダ大会スロープで7位
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/snowboard-slopestyle-quebec-city

ワールドカップ・カナダ大会で藤森由香が5位入賞!
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/fis-snowboard-world-cup-2017-results

惜しい藤森、W杯オーストリア大会で5位入賞!
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/fujimori-5th-world-cup

藤森由香 表彰台一歩手前!4位入賞に成功!!
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/yuka-fujimori-world-cup-4th

藤森由香がフロント・ダブルコーク9をメイク!!
http://dmksnowboard.com/news/yuka-fujimori-landed-double-900

【動画】藤森由香も参加!最も革新的な女性ライダー・セッション
http://dmksnowboard.com/news/ladies-jump-session-takes-over-whistler-views-from-the-7th

カナダでさらなる飛躍を誓う!/藤森由香
http://dmksnowboard.com/interview/yuka-fujimori-interview

新たな挑戦を楽しむ!/藤森由香
http://dmksnowboard.com/interview/yuka-fujimori-innsbruck

 

広野あさみ Asami Hirono
ナショナルチーム:C指定

富山が生んだど根性ライダー。
スノーボード界の中で決してエリート街道を歩んで来たわけではないが、ワールドカップに挑戦し、常にギリギリの成績のところで、日本ナショナルチームが定める成績をクリアをして来た。
2017年のアメリカのマンモスで行われたワールドカップでは、8位入賞!
密かに練習していたダブルコークは、まだ大会で披露していないが、スイッチバックサイド900、フロントサイド1080を武器にオリンピックでは上位を狙う。
スロープスタイル、ビッグエアーでは、第三の選手と言われた広野選手が、大一番で大番狂わせを起こすか。彼女ならきっとやってくれるに違いない。

●関連リンク

韓国平昌オリンピックを目指して!/広野あさみ
http://dmksnowboard.com/interview/pyeong-chang-2018-asami-hirono

朝日新聞に掲載!「平昌狙う広野あさみ」
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/asahinews-asami-hirono

密着取材!平昌五輪を目指す広野あさみ
http://dmksnowboard.com/news/total-coverage-asami-hirono

広野あさみW杯マンモス大会決勝進出に成功!
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/asami-hirono-mammoth-w-cup

広野あさみを応援しよう!あなたが五輪に近づける支援ができる!!
http://dmksnowboard.com/news/hirono-asami-actnow

【動画】世界と戦うために広野あさみがダブルコーク練習開始!
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/asami-hirono-daboule-cork

‎広野あさみ オリンピックまでガンガン滑る!
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/asami-hirono-ganngann

広野あさみがモンスター級フロント7に挑戦!
http://dmksnowboard.com/news/asami-hirono-fs720

狙うは五輪!広野あさみがブラッコムパーク合宿決行!!
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/asami-hirono-blackcomb

 

ライバルとなる世界強豪選手 (男子)

マーク・マクモリス Mark McMorris(カナダ)

前ソチ五輪で銅メダルを獲得した際には、直前に行われたX Gamesで肋骨を骨折。しかし強行出場で見事に銅メダルを獲得。そのファイティング・スピリットは世界中のスノーボーダーを感動させた。
X Gamesでは、合計7個の金メダル(スロープスタイル4個、ビッグエアー3個)、銀メダルは6個、銅メダル2個の過去の実績の高さは抜群。
今年の春、バックカントリーでまさかの転倒で大重症を負ったが、この夏すでに雪上カムバック。本来の実力を出せれば、今回、スロープスタイル、ビッグエアーと共に金メダル候補。

 

マクセンス・パロット Maxence Parrot(カナダ)

2015年世界で初めてスイッチ・クワッドコーク・アンダーフリップ1620をメイク。さらに2016年10月スイスのサースフェーでダブルバックサイドロデオ1440をメイク!
カナダでは、セバスチャン・トゥータント、マーク・マクモリスの後に台頭した第三の選手ながら、近年のコンペティションでは目覚ましい活躍で、マックス(本名マクセンス)が金メダルを獲ってもおかしくない。
X Gamesでは、4つの金に4つの銀。内6つのメダルがビッグエアーで、特に一発勝負のビッグエアーでは無類の強さ。2017年アスペンで行われたX Gamesでもビッグエアーで金メダルを獲得。
細マッチョのボディから繰り出されるトリックは、ほぼ完璧でサイボーグのような精密度を誇る。

 

セバスチャン・トータント Sebastien Toutant(カナダ)

幼少期から、カナダの虎の穴と呼ばれるMaximise(マキシマイズ)マックス・エノのコーチの元、英才教育で実力を付けて来たスーパースター。
近年、ライバルのマクモリスの方が結果を出しているが、長年のスノーボードの経験でメダル獲得をしてもおかしくない。
X Gamesでは金2個(スロープスタイル)、銀2個、銅1個で、近年のベスト成績は、2016年アスペン・スロープスタイルでの銀メダル。
また2017年のワールドカップでは地元、カナダのケベックで行われたスロープスタイルで優勝している。

 

ステール・サンドベック Ståle Sandbech(ノルウェー)

前回ソチ五輪スロープスタイル銀メダル。
4年の歳月が経った今、トップの実力をキープしつつ平昌オリンピックでもメダルを狙っている。
甘いマスクとそのスタイリッシュさから、世界のスノーボーダーを虜にするライダーもであり、現在スノーボード界で最も知られたプロ・ライダーの一人でもある。
X-Gamesでは、一度も金メダルはないが、スロープスタイルでは2つの銀メダルを獲得。
また銅メダルは3つ(内ビッグエアーが2回、スロープが1回)獲得している。
2017世界選手権ビッグエアーの覇者でもあり、その安定感抜群の実力は、断然メダル候補。

 

マーカス・クリーブランド Marcus Kleveland(ノルウェー)

13歳の時にトリプルコーク、16歳の時にバックサイド・クワッドコーク1800をメイク成功したスノーボード界の未来モンスター。
現在18歳ですでにその実力はキャリアハイに近づいていると言っていいかもしれない。そのことを証明するかのように2017 X Gamesアスペン大会でスロープスタイル金メダル、ビッグエアーでは銀メダル獲得。世界選手権のビッグエアーでは銅メダル。
一番最近行われたニュージーランド・カードローナでのワールドカップでは優勝。カナダのマクモリスが完全復活できていない現在の状況では、このノルウェーが生んだ天才ライダーこそ金メダル候補と言っていいかもしれない。

 

ビリー・モーガン Billy Morgan(イギリス)

世界で初めてバックサイド・クワッドコーク1800をメイク。クワッドコーク次元の扉を開くことに成功!
元々器械体操を行っていたことから、その身体能力は抜群に高い。
X-Gamesの実績では、2016オスロで行なわれたビッグエアー銅メダルのみだが、一発技を持っているだけに、ビッグエアーでは大穴的な存在となりそうだ。

 

出場すればメダル獲得も夢ではない角野友基

男子スロープスタイル、ビッグエアーの出場候補に角野友基の名がないことに疑問を持つ方も多いことだろう。
角野は現在、日本ナショナルチーム外の選手でオリンピック出場は難しいポジションにある。

今春には、栂池で世界初となるバックサイドクワッドコーク1980(縦4回転×横5回転半)という前代未聞のモンスタートリックを決めているだけに、出場すれば金メダルを獲得できる可能性は十分。実際、世界を代表するトランスワールドでは、マーク・マクモリスを唯一実力で敗れる選手と評している。(以下、参考リンク)
http://snowboarding.transworld.net/photos/2018-winter-olympic-predictions-will-japans-best-bet-gold-make-team/

2015年のUS Openでは、史上初のトリプル1620のコンボ(連続技)をメイク成功し世界を席巻した。
出場すれば、スロープスタイル、ビッグエアー共に世界が慄く実力者だ。

 

ライバルとなる世界強豪選手 (女子)

ジェイミー・アンダーソン Jamie Anderson(アメリカ)

スノーボードのスロープスタイルという歴史の中で、最も実績を残したライダー。スノーボード・ヒストリー歴史の1ページとなる存在。
X Gamesでは13個の金メダル(内4つが金メダル)。
ソチではスロープスタイルが初めて五輪種目に採用され、見事初代王者となった。
その力強いライディングは、女子ではズバ抜けていて、安定感ある戦いぶりを見せる。
状況に応じて勝術を知っているので、まずジェイミーがメダルを逃すことは考え難い。
近年、特にビッグエアーでは、アンナ・ガッサーに負けることはあるが、最近は台頭目覚ましい女子レベルに刺激され、どんどん新しいトリックにも挑戦中。
平昌オリンピックもジェイミー中心に展開が動きそうだ。

 

アンナ・ガッサー Anna Gasser(オーストリア)

2017年は、まさにアンナの年だった。
ワールドカップのシーズン王者、スイスで行われた世界選手権ビッグエアーでは、女性では初となるバックサイド・ダブルコーク1080を決めて金メダル。US OPENスロープでも優勝!
X-Gamesでは、3つのメダルを獲得した大活躍したシーズンだった。
そのキュートさからは想像できないスーパートリックを決めることでも知られていて、4年前にすでに女性では世界初のダブルコークのメイクを成功にしている。
この夏、オーストラリアではキャブ・ダブルコーク1080を初メイク!!
ビッグエアーの金メダル候補。スロープスタイルでもメダルは確実と見られ、金を獲ってもおかしくない存在だ。

 

クラウディア・メドロバ Klaudia Medlova (スロバキア)

2017年ラークス・オープンのスロープスタイルで5位。
2015年の世界選手権スロープスタイル銅メダリストながら、X Gamesでのメダルなし。
しかしながら2015年にすでに女子初ダブルバックサイドロデオ900をメイクした逸材。この爆発度が侮れない。大穴としてここに名前を挙げておこう。

 

日本人選手がメダルを獲る期待度

男子:★
女子:★★★★

星5つ:めちゃくちゃアリ!
星4つ:かなり高い!
星3つ:可能性充分!
星2つ:獲ってもおかしくない
星1つ:うまくハマれば
星0個:たぶん難しい

 

競技説明 ビッグエアー

今回の平昌オリンピックから採用される新競技。男女共に開催!

文字通り、大きなジャンプ台を飛んでそのエアー(ジャンプ・トリック)の難易度を争う競技。

高さ49メートルのところからスタートし、ほぼ壁のような感覚の最高斜度40度の斜面を急降下しジャンプ台に向かう。
ジャンプの飛距離は、36メートル以上にも達し見応え充分!

スロープスタイルの場合、一度のジャンプで終わらずに続けてジャンプするために、よりセーフティなトリックにまとめがちだが、一方、このビッグエアーに関しては、まさに一発勝負だけに、より難易度が高いトリックが炸裂する。オリンピックでは、これまで見たことがないスノーボード・トリック最高難易度のトリックが披露される可能性が高い。

出場する選手は、スロープスタイルと共通。つまり、スロープスタイルに出場できる選手は、そのままビッグエアーにも出場できるので2種目でのチャレンジとなる。

 

出場が予想される日本人選手 ライバルとなる世界強豪選手

スロープスタイルと同じ。

 

日本人選手がメダルを獲る期待度

男子:★
女子:★★★

星5つ:めちゃくちゃアリ!
星4つ:かなり高い!
星3つ:可能性充分!
星2つ:獲ってもおかしくない
星1つ:うまくハマれば
星0個:たぶん難しい

 

 

関連リンク

平昌オリンピックへの最終決戦!五輪前のFIS WORLD CUP シーズン日程
http://dmksnowboard.com/peongchang-olympic/fis-w-cup-scedule-2017-18

スノーボード オリンピック・ヒストリー
http://dmksnowboard.com/special/snowboard-orympic-hiistory

 

お知らせ!

お手数ですが、この記事に関することで、アドバイスいただける方、ご連絡ください。
e-mail: fusaki@dmksnowboard.com

 

LINEで送る
Pocket