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またまた凄いことが起きた!昨日の角野友基の優勝に続き、戸塚優斗が、US OPENハーフパイプで悲願の初優勝を成し遂げた!!!
かつて國母和宏、平野歩夢がこの栄冠を勝ち取ったが、 YUTO TOTSUKAの名が遂に歴史ある大会に名を刻んだ。

Photo: Burton

予選3位の戸塚は、この日、決勝10人中の7番目スタート。
1本目から、王者スコッティー・ジェームスを追い込むべき攻めた。
ファーストヒットはマックツイストのジャパングラブ!かつてUS OPENで名を刻んだKAZUを継承するかのようだ。
次は、アーリーウープ・ロデオ540を決めて、いよいよスーパーパイプのセクションへ。
フロントサイド・ダブルコーク1440から、 キャブ・ダブルコーク1260トラックドライバー(ダブルグラブ)。ここでちょっと着地乱れるも、持前の身体能力で見事にリカバリー。
最後は、鮮やかにスイッチバックサイド1080を決めた。
これで、この時点で1位となる92.66という高得点を獲得した。

その戸塚のランに圧倒されたか、スコッティー1本目は最初のハンドプラントから乱れ、失敗ランに終わった。

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2本目のランに入る前、戸塚はスイスのヤン・シェラーに逆転を許し2位のポジションとなっていた。
その後に滑るスコッティーに追い上げも予想される中、戸塚はさらに2本目にチャージを賭けた。

マック・ジャパン、アーリーロデオ5、フロントサイド・ダブルコーク1440、キャブ・ダブルコーク1260、そして、最後は スイッチバックサイド1080 をストンプ。着地瞬間、勢い余って上体が前に行ったが、そこは持ち前の身体能力で耐えた。
ラン終わった後に思わずガッツポーズ!

最初のモーティファイのセクションこそ小さめに決めた感はあったが、スーパーパイプに入ってからの3発は、高さとスムースさで他を圧倒。本当、見ていて気持ち良いラン。おそらくこの日、この会場に訪れていた観客も 優斗のランに酔いしれたことだろう。

このランで、97点というハイスコアをマークし、結局、スコッティーの3本目の追い上げも留まず、優勝を獲得した。
そして、最後に優勝をすでに決めていた戸塚は、見事なトゥイーク・メソッドで大トリを締めた。

いつかやるとは思っていたけど、今季締めくくる大舞台で見事に王者を破り、日本の若きエースが頂点に立った。

Photo: Burton

以下は、2位に入ったヤン・シェーラーの2本目と、3位に入ったスコッティー・ジェームスの3本目の動画。

2020 MEN’S HALFPIPE FINAL
1 YUTO TOTSUKA JP 97.00
2 JAN SCHERRER CH 95.16
3 SCOTTY JAMES AU 93.00
4 PAT BURGENER CH 87.00
5 JOEY OKESSON US 84.66
6 JAKE PATES US 82.00
7 DANNY DAVIS US 73.66
8 SHUICHIRO SHIGENO JP 70.66
9 CHASE BLACKWELL US 65.83
10 RAKAI TAIT NZ 36.66

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