
日本スノーボード・ビッグエア/スロープスタイル代表候補の宮村結斗が、オーストラリア・スレドボにあるThe Stomping Grounds Parkで圧巻のバックサイド2160とフロントサイド1980をメイク。その姿は@oscarwrightmediaの撮影によりFIS公式Instagramでも紹介され、大きな反響を呼んでいる。
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現在、ミラノ・コルティナ冬季五輪に向け、日本ナショナルチームはオーストラリアでシーズン最初の海外遠征を実施中。ビッグエア種目では、限られたおそらく4枠の出場権を巡り、5〜6名のトップライダーが熾烈な争いを繰り広げている。結斗もその中の一人だ。
先日、埼玉クエストで練習中の宮村に単独インタビューを行った際、彼はこう語っていた。
「新技ってわけじゃないんですけど、集中して練習しているのがフロント18とフロント19です。ビッグエアに向けては、その2つですね」
「はい、すでに練習ではメイクしています。ただ、大会ではまだ立てたことがなくて…2回くらいトライしてるんですけど、決められていないです。だから、しっかり大会でもメイクできるレベルまで持っていきたいなと」
そんな言葉どおり、今回の遠征で早くも練習の成果を発揮。高回転トリックを安定して決める姿は、代表争いの中でも存在感を示した。
五輪シーズンを迎える2025/26、宮村結斗が世界の舞台でどのようなパフォーマンスを見せるのか、今後の動向から目が離せない。
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