最終選考の大一番!宮村結斗、木村悠斗トップ、鬼塚雅・村瀬由徠も決勝へ

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2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックに向けた最終選考を兼ねるスノーボードW杯ビッグエア最終第3戦の予選が12日、米コロラド州スティームボートスプリングズで行われた。シーズン終盤の大一番ながら、一部の主力選手が欠場する中で日本勢が存在感を示した。

目次

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男子:宮村結斗、木村悠斗が堂々のトップ通過、日本勢が多数決勝へ

男子予選では、宮村結斗が1本目にバックサイド1920メランコリーを完璧に決め、94.25点という高得点で全体トップ通過。世界選手権王者の木俣椋真も同じくバックサイド1920メランコリーで高い評価を得て、順当に予選を突破した。

さらに、木村悠斗はヒート2で1位、木村葵来はヒート2で2位、荻原大翔もヒート2で4位と、それぞれ好成績を収めて決勝進出。日本勢は複数名が13日の決勝に挑むこととなった。

一方、国武大晃は24位に終わり、惜しくも予選敗退となった。

鬼塚雅と村瀬由徠が決勝へ

女子では、鬼塚雅が1本目でバックサイド・ダブルコーク1080をしっかりと決めて決勝進出。村瀬由徠も2本目でフロントサイド1080をメイクして得点を伸ばし、上位8名に入り決勝の舞台へと駒を進めた。

鈴木萌々は15位に終わり、惜しくも予選敗退となった。

なお、女子予選1位通過はオーストラリアのアリー・ヒックマンだった。

■二児の母となったジェイミー・アンダーソンも予選突破

アメリカのレジェンド、ジェイミー・アンダーソンもこの日の注目選手。スロープスタイルで五輪金メダル2個・銀メダル1個を誇り、Xゲームズでも通算20個以上のメダルを獲得してきた女子スノーボード界の象徴的存在だ。

二児の母となってからのW杯参戦は大きな話題を呼んだが、久々の国際舞台でも落ち着いた滑りを披露。75.00点で見事に予選通過し、その圧倒的なキャリアにふさわしい存在感を示した。

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