ボーダークロスで3度もの五輪に参加し、4度目の五輪は、周囲があっと驚いたフリースタイル種目(スロープスタイル&ビッグエアー)での挑戦!
これまでのワールドカップでは、なかなか表彰台に届く結果を出していなかったが、遂に来たー!藤森由香がロシア・モスクワで行われたワールドカップ・ビッグ・エアー大会で、予選2位通過!最終結果は4位入賞に成功した!!
ラン2本中最高得点で争われた予選では、2本目に89.50という高得点を出し、予選1位のクラウディア・メドロバに続く2位通過に成功。
これまでビッグエアーで他を圧倒して来たアンナ・ガッサーは4位で予選通過。アンナは、ヒザの怪我からのカムバックでこれまでのパフォーマンスができなかった模様。
(以下、予選結果の詳細。)
https://data.fis-ski.com/pdf/2017/SB/7389/2017SB7389RLQ.pdf
続く決勝は、3本中トップ2本の合計で争うルールで、藤森は1本目と3本目で高得点を残せず、2本目の72.0と3本目の30.25というポイントが加算された結果、4位で終わってしまった。
まだくわしい詳細は入って来ないのでどんなトリックを出したのか、さらにくわしい戦い模様などは残念ながら紹介できない。しかし、前日練習での過酷な寒さなど考えると、普段できるトリックができなくなるような、想像以上に難しい戦いだったのかもしれない。
どちらにしもこの結果、藤森にとって4度目の五輪がスロープスタイル、ビッグエアー種目になるさらに現実味を帯びることになった。それが藤森にとってビッグチャレンジで大きな目標であったし、また多くのゆっちファンにとっても夢の出来事!
女子優勝は、イギリスのケイティ・オーメロッド(以下動画、優勝を決めたトップ2ラン。)
続く2位にはヒザの怪我からのカムバックのアンナ・ガッサーが入った。
その他、女子では日本期待の星、鬼塚雅が9位、また広野あさみが13位で予選通過できず悔しい結果に。
(以下、女子決勝を含めた詳細結果。)
https://data.fis-ski.com/pdf/2017/SB/7389/2017SB7389RLF.pdf
男子は、地元ロシアのVlad Khadarin選手(18歳)が1位。なんとこれが彼のワールドカップ・デビュー戦!
(以下、男子トップ3のパフォーマンス動画。)
日本期待の稲村奎汰は、残念ながら29位だった。
(以下、男子の詳細結果。)
https://data.fis-ski.com/pdf/2017/SB/7390/2017SB7390RLF.pdf
Road To Pyeongchang
2016-2017 FIS WORLD CUP スノーボード・フリースタイル種目日程
11月12日 イタリア(ミラン) ビッグエアー
11月25日、26日 韓国(アルペンシア平昌リゾート) ビッグエアー
12月3日 ドイツ(メンヒェングラートバッハ) ビッグエアー
12月14日~17日 アメリカ(カッパーマウンテン) ハーフパイプ スロープスタイル
1月6日、7日 ロシア(モスクワ) ビッグエアー
1月13日、14日 スイス(クラン・モンタナ) ハーフパイプ
1月25日~27日 イタリア(セイザー・アルム) スロープスタイル
2月1日~2月5日 アメリカ(マンモスマウンテン) ハーフパイプ スロープスタイル
2月8日~11日 カナダ(ケベック・シティ) ビッグエアー スロープスタイル
2月17日、18日 韓国(普光フェニックスパーク) ハーフパイプ2
3月24日、25日 チェコ(シュピンドレルーフ・ムリーン) スロープスタイル
FIS WORLD CHAMPIONSHIP
3月7日~17日 スペイン(シエラネバダ) ハーフパイプ スロープスタイル ビッグエアー
●関連リンク
藤森由香ブログ
http://ameblo.jp/this-is-yuka-blog/
【インタビュー】カナダでさらなる飛躍を誓う!/藤森由香
https://dmksnowboard.com/interview/yuka-fujimori-interview