
X Games 男子スロープスタイルは、期待された角野友基は昨夜のビッグエアー大会公開練習中の怪我により出場できず。
そんな中、金メダルを獲ったのは、やはりこの男!カナダ出身のマーク・マクモリス。
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ファイナル3本の内のベストランが採用されるルール。
最後の滑走者となっていたマーク・マクモリスは窮地に立たされていた。
この時点でのマクモリスの最高得点は、1本目にたたき出した89.66。メダル圏から外れた4位のポジション。
しかし、マクモリスはいつも大舞台で大逆転劇を演じて来たミスター・クローザーの異名を持つだけに、今回もそんな期待が。
そして、この男はまたしてもやってのけたのだ。
ゴールした瞬間、周りのライダーたちが手を上げてやんやの歓声だ。
時計の針を数十秒ほど戻してみよう。
最後の3本目、マクモリスはジブ・セクションを完璧に滑った。270イン270アウトを繰り出すなど、他の選手を圧倒する出来だ。残りはキッカー3発勝負。
一発目はスイッチバックサイド1260をストンプ。さらに2発目はフロントサイドトリプルコーク1440をメイク!この日、決めていなかったトリックを遂に決めた。最後の一発は!?
バックサイドトリプルコーク1620だ!
完璧に決めてみせた。
周りの選手はやんやの歓声!
果たして、この時点で1位のレネ・リネカーンガスの94点以上が出るのか?
出た!96ポイント。
まさに9回裏の大逆転満塁ホームランのような展開。
2019年X Gamesアスペンの男子スロープスタイル大会は、感動的なフィナーレとなった。
Jeep Men’s Snowboard Slopestyle Final
Rank | Name | Run 1 | Run 2 | Run 3 | Best |
---|---|---|---|---|---|
1 | Mark McMorris | 89.66 | 21.33 | 96.00 | 96.00 |
2 | Rene Rinnekangas | 88.00 | 23.00 | 94.00 | 94.00 |
3 | Mons Røisland | 91.33 | 22.33 | 91.00 | 91.33 |
4 | Sebastien Toutant | 28.00 | 25.00 | 90.66 | 90.66 |
5 | Red Gerard | 82.33 | 90.33 | 19.33 | 90.33 |
6 | Darcy Sharpe | 66.00 | 10.00 | 87.00 | 87.00 |
7 | Judd Henkes | 85.33 | 23.00 | 26.33 | 85.33 |
8 | Roope Tonteri | 15.00 | 68.00 | 21.33 | 68.00 |
9 | Mikey Ciccarelli | 22.33 | 57.66 | 23.00 | 57.66 |
10 | Sven Thorgren | 28.66 | 25.33 | 20.00 | 28.66 |
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