日の丸クイーン大暴れ!
なんと、世界最高峰のハイレベルなX Gamesのビッグエアー大会で日本人女子3選手が、歴史的な大快挙!
鬼塚 雅が金メダル、村瀬心椛が銀メダル、岩渕麗楽が銅メダルを獲得し、表彰台を独占した!!!

優勝した鬼塚にいたっては、5本のランすべてでミスなしのパーフェクトなジャンプ!
フロントサイド・ダブルコーク1080ミュート、バックサイド・ダブルコーク1080ミュート、バックサイド・ダブルコーク1260ミュート、キャブ720、キャブ1080を完璧にメイク。
しかも、3本目に決めたバックサイド・ダブルコーク1260ミュートは、大会初挑戦で初メイク!
幼少期から、スノーボードの天才少女と言われ続けて来た雅が、今回のX Gamesでより大きくステップアップし羽ばたいた!

だが、彼女の進化はこれからも止まらずに突き進むだろう。

銀メダルを獲得した村瀬の決めた内容も素晴らしかった!
その5本のジャンプは、バックサイド900テールグラブ、バックサイド・ダブルコーク1080ミュート、フロントサイド・ダブルアンダーフリップ900インディ、バックサイド・ダブルコーク1260、フロントサイド・ダブルコーク1080ミュート。
内容を見れば、これで金メダルを獲得してもおかしくないほど。

大会というのは魔物で、他の選手がチャージを賭ければ、その他の選手もメダルを獲るためにチャージを賭けずにはいられない状況になる。長年女子のスロープスタイルは、女王ジェイミーにそれほどプレッシャーを掛ける選手がいなかったために、ジェイミーにとってほぼ安全圏内とも言えるルーティーンで勝って来たが、今回、日本女子トップ3が活躍したことで、さらにまた一段二弾とレベルの高いステージに上がったと言えよう。

銅メダルを獲得した岩渕は3本目のフロントサイド・ダブルコーク1080ミュートで転倒・・・、その時に左腕を負傷してしまった。しかし、そんな状況でも最後まで戦う姿勢は立派。一見すると、守ってあげたくなるようなキュートな佇まいだが、内に秘めた闘志は相当なものと見た。彼女の今後の活躍にも大いに期待したい。幸いこの怪我は軽傷のようで、次の戦いに挑める模様だ。

この手のニュースを聞く時には、一つ大事なチェックをする必要がある。
スノーボーダーの方ならおわかりかと思うが、この戦いにおいて、誰が出場していたかだ。
大手のなんとか新聞やなんとかテレビ局は、その点を見誤りあたかも凄いと書き立てることがあるが・・・、だけどご安心ください!
しっかりと世界トップ女子が参加して、本気度100パーセントで挑んだのだ。

スロープ女王のジェイミー・アンダーソン、ビッグエアーでは世界トップを走って来たアンナ・ガッサーも参加!
さらにニュージーランドのニューヒロインで次世代トップとも言われるゾーイ・サドウスキー・シノットも登場し4位に。
カナダ出身の五輪メダリストで、世界大会ではほぼ常に表彰台に立って来たローリー・ブルーインが5位。
スロバキア出身の女子最高峰のスタイリッシュ・ライダーの一人、クラウディア・メドロバも最高のパフォーマンスを見せての6位。

そう、まさに世界最高峰の女子スノーボーダーが揃った中での日本人選手独占の表彰台だったのだ。

ここだけの話(?)、当サイトでも正直なところメディア的には日本人選手の活躍は、印象度を高めに伝える傾向がある。それは同じ日本人で日本人選手を応援する気持ちと、また彼らがより良い条件でスポンサードされれば、選手のサポートにもなるだろうとスノーボード・メディアとして考えるからだ。
しかし、今回の結果は本当にヤバい!X Gamesの大会を初年度から見ているが、ここまでの日本人選手が大活躍し結果を残した大会は、なかったであろう。
そういった意味でも、心からおめでとう!と伝えたい。
2シーズン後に迫った北京オリンピックでも、こんな光景がぜひ見たいものだ。

以下、女子ビッグエアーで全オンエアー映像。
まだ見ていない方は、ぜひこの日本人女子大活躍のドラマをチェックを!

Pacifico Women’s Snowboard Big Air

Final

RankName
1Miyabi Onitsuka
2Kokomo Murase
3Reira Iwabuchi
4Zoi Sadowski-Synnott
5Laurie Blouin
6Klaudia Medlova
7Jamie Anderson
8Anna Gasser